流通学部平山弘教授、岩手県一関市で科学研究費補助金基盤研究(C)によるインタビュー調査を実施
流通学部平山弘教授は2016年12月10日から13日にかけて、科学研究費補助金により岩手県一関市を訪問し、その間5社のトップマネジメントの方々にインタビュー調査を実施した。
実質的には移動日を除けば、2.5日間で5社訪問というタイトなスケジュールであったが、訪問先企業様のご協力もあり、無事にインタビュー調査を終えることができた。ここに関係のみなさま方に対し厚く御礼申し上げる。また、ご氏名の後の括弧内の表記はインタビューを終えた際に筆者の脳裏に浮かんだ言葉であり、お礼の意味も込めて書かせていただいた。ご容赦ください。
なお、今回のインタビュー調査をベースに本研究課題「中小・零細企業に必要とされるプラットフォーム化とブランド価値創造戦略の重要性」の中間報告として、論文作成をおこない、まとめとする予定である。
実質的には移動日を除けば、2.5日間で5社訪問というタイトなスケジュールであったが、訪問先企業様のご協力もあり、無事にインタビュー調査を終えることができた。ここに関係のみなさま方に対し厚く御礼申し上げる。また、ご氏名の後の括弧内の表記はインタビューを終えた際に筆者の脳裏に浮かんだ言葉であり、お礼の意味も込めて書かせていただいた。ご容赦ください。
なお、今回のインタビュー調査をベースに本研究課題「中小・零細企業に必要とされるプラットフォーム化とブランド価値創造戦略の重要性」の中間報告として、論文作成をおこない、まとめとする予定である。
訪問先企業
Ⅰ.インタビュー調査(1)
日 時:平成28年12月11日(日)10時〜12時
企業名:菓匠松栄堂
〒021-0026 岩手県一関市山目前田103 TEL:0120-23-5008 FAX:0191-23-3151
対象者:代表取締役社長 小野寺 宏眞 氏(おだやかさのなかに隠し剣あり!)
対象テーマ:さまざまな災害や戦争を乗り越え、オンリーワン企業として世界に挑戦する意義について
事業:菓子の製造・販売
目的:創業から百十一年を迎え、松栄堂の持つDNAとも言える、「近きもの喜びて遠きもの来る」という、いわばローカルニッチにもつながるその心意気と生産工程および付加価値づくりについて探究する。
日 時:平成28年12月11日(日)10時〜12時
企業名:菓匠松栄堂
〒021-0026 岩手県一関市山目前田103 TEL:0120-23-5008 FAX:0191-23-3151
対象者:代表取締役社長 小野寺 宏眞 氏(おだやかさのなかに隠し剣あり!)
対象テーマ:さまざまな災害や戦争を乗り越え、オンリーワン企業として世界に挑戦する意義について
事業:菓子の製造・販売
目的:創業から百十一年を迎え、松栄堂の持つDNAとも言える、「近きもの喜びて遠きもの来る」という、いわばローカルニッチにもつながるその心意気と生産工程および付加価値づくりについて探究する。
Ⅱ.インタビュー調査(2)
日時:平成28年12月11日(日)14時〜16時30分
場所:世嬉の一酒造株式会社
〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42 TEL:0191-21-1144 FAX:0191-21-1143
対象者:代表取締役社長 佐藤 航 氏(気迫と信念のポイントガード(司令塔)!)
対象テーマ:さまざまな災害や戦争を乗り越え、オンリーワン企業として世界に挑戦する意義について
事業:清酒世嬉の一生産・販売、いわて蔵ビールの生産・販売、蔵元レストランの運営
併設施設見学1):酒の民俗文化博物館
仕込み蔵として使われてきた、東北有数の大きさを誇る2階建ての土蔵を改装した、酒造りに関する博物館を見学。酒造りの工程、道具、松尾大明神を祀っている杜氏部屋、米造りに関する資料を確認する。
併設施設見学2):いちのせき文学の蔵
一関に縁がある文学者12人の著作や直筆原稿などを展示している市民立の文学館。古くは島崎藤村が寄寓。幸田露伴や北村透谷、内村鑑三といった文化人との関わりもあることから、文化面からのブランド価値の構築について考究することになる。
目的:東北を代表する銘酒づくりの手法、杜氏の流派、新たなクラフトビールへの挑戦と、その輸出に向けた取組を拝聴することで見えてくる清酒産業の生き残りのための施策やクラフトビールのブランド化およびブランド価値創造戦略について分析を深める。
日時:平成28年12月11日(日)14時〜16時30分
場所:世嬉の一酒造株式会社
〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42 TEL:0191-21-1144 FAX:0191-21-1143
対象者:代表取締役社長 佐藤 航 氏(気迫と信念のポイントガード(司令塔)!)
対象テーマ:さまざまな災害や戦争を乗り越え、オンリーワン企業として世界に挑戦する意義について
事業:清酒世嬉の一生産・販売、いわて蔵ビールの生産・販売、蔵元レストランの運営
併設施設見学1):酒の民俗文化博物館
仕込み蔵として使われてきた、東北有数の大きさを誇る2階建ての土蔵を改装した、酒造りに関する博物館を見学。酒造りの工程、道具、松尾大明神を祀っている杜氏部屋、米造りに関する資料を確認する。
併設施設見学2):いちのせき文学の蔵
一関に縁がある文学者12人の著作や直筆原稿などを展示している市民立の文学館。古くは島崎藤村が寄寓。幸田露伴や北村透谷、内村鑑三といった文化人との関わりもあることから、文化面からのブランド価値の構築について考究することになる。
目的:東北を代表する銘酒づくりの手法、杜氏の流派、新たなクラフトビールへの挑戦と、その輸出に向けた取組を拝聴することで見えてくる清酒産業の生き残りのための施策やクラフトビールのブランド化およびブランド価値創造戦略について分析を深める。
Ⅲ.インタビュー調査(3)
日時:平成28年12月12日(月)10時〜12時
場所:株式会社長島製作所
〒021-0822 岩手県一関市東台14番地34 TEL:0191-23-3850 FAX:0191-23-3851神
対象者:代表取締役社長 新宮由紀子 氏 ( 一ノ関のこころつよきなでしこ!)
対象テーマ:自動車関連産業への新規参入の意味と受注状況について
事業:金属加工企業
1)プレス加工事業
2)精密板金加工事業
3)自動車部品製造事業
4)金型設計製作事業
5)研究・開発事業
目的:平成24年7月東北にトヨタ自動車東日本株式会社が設立されたことで、東北地方はトヨタの国内拠点として位置づけられることになり、今後この地域の自動車に関わる産業の参入や地域の活性化が進むことになる。こうした状況にあって、現在の状況把握と今後の課題についてインタビューすることで見えてくる新たな価値について検討する。
日時:平成28年12月12日(月)10時〜12時
場所:株式会社長島製作所
〒021-0822 岩手県一関市東台14番地34 TEL:0191-23-3850 FAX:0191-23-3851神
対象者:代表取締役社長 新宮由紀子 氏 ( 一ノ関のこころつよきなでしこ!)
対象テーマ:自動車関連産業への新規参入の意味と受注状況について
事業:金属加工企業
1)プレス加工事業
2)精密板金加工事業
3)自動車部品製造事業
4)金型設計製作事業
5)研究・開発事業
目的:平成24年7月東北にトヨタ自動車東日本株式会社が設立されたことで、東北地方はトヨタの国内拠点として位置づけられることになり、今後この地域の自動車に関わる産業の参入や地域の活性化が進むことになる。こうした状況にあって、現在の状況把握と今後の課題についてインタビューすることで見えてくる新たな価値について検討する。
Ⅳ.インタビュー調査(4)
日時:平成28年12月12日(月)14時〜16時
場所:千住スプリンクラー株式会社 岩手事業所
〒029-0302 岩手県一関市東山町長坂字丸森86-1番地 TEL:0191-47-3388
FAX:0191-47-3881
対象者:取締役 岩手事業所長 菊池光明 氏(人望と心熱き秘めた侍)
対象テーマ:スプリンクラーシェアNo.1を支える技術と世界への挑戦について
事業:消火用スプリンクラーに関するヘッド・バルブその他関連機器の製造・販売
訪問理由:日本で初めて消火用スプリンクラーの開発に成功した同社のものづくりとそのこだわりについて明らかにすることで見えてくる企業家精神の本質を探ることになる。また併せて今後ますます海外での建設ラッシュや建物の近代化に不可欠とされる消火用スプリンクラーの世界進出の現状と課題についてお聞きする。
日時:平成28年12月12日(月)14時〜16時
場所:千住スプリンクラー株式会社 岩手事業所
〒029-0302 岩手県一関市東山町長坂字丸森86-1番地 TEL:0191-47-3388
FAX:0191-47-3881
対象者:取締役 岩手事業所長 菊池光明 氏(人望と心熱き秘めた侍)
対象テーマ:スプリンクラーシェアNo.1を支える技術と世界への挑戦について
事業:消火用スプリンクラーに関するヘッド・バルブその他関連機器の製造・販売
訪問理由:日本で初めて消火用スプリンクラーの開発に成功した同社のものづくりとそのこだわりについて明らかにすることで見えてくる企業家精神の本質を探ることになる。また併せて今後ますます海外での建設ラッシュや建物の近代化に不可欠とされる消火用スプリンクラーの世界進出の現状と課題についてお聞きする。
Ⅴ.インタビュー調査(5)
日時:平成28年12月13日(火)10時〜12時
場所:株式会社千厩マランツ(せんまや まらんつ)
〒029-0803 岩手県一関市千厩町千厩字下駒場254 TEL:0191-53-2321
FAX:0191-53-2323
対象者:代表取締役社長 及川 宏 氏(歴戦の勇士 SAMURAI PILOT 兼 飛行隊長)
対象テーマ:業種や業態にこだわらないものづくりについて
事業:オーディオ・通信機器の製造・販売、しいたけの生産・加工・販売
目的:MBO(Management Buy- Out)により親会社である日本マランツから独立され、その後現在に至るまでの経緯やオーディオ・通信機器とはまったく異なる、しいたけ栽培への道など、その業種や業態にこだわらないものづくりの神髄に迫る。従前から訪問したいと考えていた企業の一つである。
日時:平成28年12月13日(火)10時〜12時
場所:株式会社千厩マランツ(せんまや まらんつ)
〒029-0803 岩手県一関市千厩町千厩字下駒場254 TEL:0191-53-2321
FAX:0191-53-2323
対象者:代表取締役社長 及川 宏 氏(歴戦の勇士 SAMURAI PILOT 兼 飛行隊長)
対象テーマ:業種や業態にこだわらないものづくりについて
事業:オーディオ・通信機器の製造・販売、しいたけの生産・加工・販売
目的:MBO(Management Buy- Out)により親会社である日本マランツから独立され、その後現在に至るまでの経緯やオーディオ・通信機器とはまったく異なる、しいたけ栽培への道など、その業種や業態にこだわらないものづくりの神髄に迫る。従前から訪問したいと考えていた企業の一つである。
【謝辞】本研究はJSPS科研費 JP16K03966の助成を受けたものです。日本学術振興会 2016年度科学研究費補助金(基盤研究(C)課題番号:16K03966「中小・零細企業に必要とされるプラットフォーム化とブランド価値創造戦略の重要性」)。