大学入門ゼミ ひらパーでフィールドワーク実施

経営情報学部では,新入生が大学入学後スムーズに大学生活になじみ,有意義な学生生活を送れるようにグループで取り組む形式の大学入門ゼミやスポーツ大会を開催しています.

大学入門ゼミはグループで問題解決する授業!!

 大学入門ゼミは,商品を購入したりサービスを利用したりする消費者としての立場ではなく,商品やサービスを提供する経営側の視点に立ち,経営には何が必要なのかを考える課題に,グループで取り組む授業になっています.大学に入学され「経営とは何か」「経営情報とは何か」を座学による学びではなく,自らが具体的課題を通して学ぶ形式になっています.グループで取り組むので,周りの様々な意見も聞けますしグループの運営方法についてもいろいろと意見交換をしなければなりません.そのような活動を繰り返すことで,友人との交流を通してお互いの理解を深めることができるという副次的な効果も大学入門ゼミにはあります.また、大学入門ゼミでは、課題探求を進めるにあたっての疑問を一緒になって考えるSA(Student Assistant)として、経営情報学部の先輩がサポートすることになっています。大学入門ゼミでは、同期の友人だけでなく、先輩や先生とも親しくなれるようになっています。

5月21日はフィールドワーク

 今年度は「ひらかたパーク」に協力をいただき,ひらかたパークでのフィールドワークを通して,娯楽というサービスを提供するために必要なことを自由に考えることになっています.「ひらかたパーク」は自虐ネタ広告で最近話題を集め入場者も増加している関西の遊園地です.それなりの知名度はありますが,新入生の中でも行ったことの無い学生も多くいます.

 商品やサービスの販売の基本は,やはりその対象をよく知ることです.多くの情報がインターネットや雑誌,本に公開されていますが,それらを現地で確認したり新たな発見したりするために、5月21日にひらかたパークでのフィールドワークに行ってきました.フィールドワークは晴天のもと行えました.新入生は園内をいろいろな課題や調査で飛び回っていたと思います.夏日になるくらいに暑い中,各グループ課題に熱心に取り組んでいました。

 大学入門ゼミでは,授業の後半に土曜日1日を使い,グループの成果発表を行う発表大会を計画していますが,これからフィールドワークで集めた情報や新たな気づきを発表大会にむけてまとめていくことになっています.学生の自由な発想でどのような発表がなされるのか大変楽しみです.

学生レポート

新入生に同行した在学生代表(オリエンテーション委員会委員長) 下園雅也

 私たちオリエンテーション委員48名は、大学入門ゼミの48チームにそれぞれ1名のSA(Student Assistant)として、大学入門ゼミ1年生のサポートをしています。5月21日に大学入門ゼミでフィールドワークに行くときに、私たちオリエンテーション委員も同行してひらかたパークに行きました。今回はテーマ探求のためのフィールドワークということなのでお客様としてではなく、各チームのテーマに関する調査や問題解決ために行く1年生の助言やサポートを立場として参加させていただきました。私たちの役割は、1回生が当初目的としたフィールドワークを行えるようにサポートすることでした。1チームに1名のSAが担当し、メンバーの体調管理や来場者への迷惑行為の未然防止に努めました。メンバーが懸命になるほど、周りが見なくなることがありますので、私たちSAが冷静に状況を見て適切な助言をすることを心掛けて同行しました。当日は天候に恵まれましたが、逆に気温は高くなりましたので、1年生の体調管理にも十分注意するようSA間で確認し合いました。行動中には、熱中症や脱水症状にならないように1回生には水分補給するよう声がけに徹しました。

 フィールドワークでは、1年生の各チームでテーマに関連する課題を設定し、実際に自分たちで調査をして仮説の検証をしたり、一般の来場者に対してアンケートをして情報の採取をしたりしました。1年生はもちろん、そのサポートとして同行した私たちも、ひらかたパークのお客様を満足させる工夫や独自性に気づくことができ、大変勉強になりました。また1年生はこのフィールドワークにおけるグループ行動を通して、勉強の面だけではなく、チームワークの大切さも学べたと思います。