韓国 研成(ヨンソン)大学の学生を迎えて

2017年10月31日、韓国 研成(ヨンソン)大学(観光・ホテル観光専攻)の学生(90名)と教職員(5名)の95名が阪南大学国際観光学部(南キャンパス)を訪問し、交流会が実施されました。

 今回は、研成(ヨンソン)大学の要請で、観光関連の国際的な学部間交流として私たち阪南大学国際観光学部への訪問となりました。
 阪南大学国際観光学部では、小林ゼミ・李ゼミを中心に、韓国文化や韓国語に興味を持つ学生が対応にあたりました。

▶ 具体的な交流スケジュールですが、李貞順先生の司会兼通訳のもと、まず学部長の小林先生より阪南大学国際観光学部の学びについてパワーポイントを使って紹介が行われました。

▶ 次に、ゼミ活動で作成した韓国人学生を対象にした大阪を舞台としたツアープランのプレゼンテーションを日本語と韓国語で行いました。

▶ その後、韓国人学生と私たちとが交じり合う形でグループを作り、学内の紹介などで交流を深めました。

国際観光学部3年生
米田 直起

 私たちが韓国人学生と交流をするのは、今年の8月韓国での合宿に続いて2回目となることでもあり、不安より期待と楽しみが大きかったです。私は韓国の学生対象の大阪を舞台とした観光プランのプレゼンテーションの内容を韓国語に訳し、それを発表しました。その際、うまく通じるか不安がありましたが、韓国の学生は理解をしてくれ無事に発表が終わりほっとしました。その後、私たち日本人学生と韓国人学生を交えたグループを作りコミュニケーションはかりました。
 緊張はしましたが私たちが韓国へ行った際の写真を見せたり、韓国語を話してあげると互いに緊張が解け、次第に会話が弾んでいきました。時間があったので彼らを購買へ連れて行ってあげると、日本のお菓子や飲み物があることで喜んで、買い物をしていました。彼らとの会話の手段は英語を基本に少しの韓国語、日本語でした。しかし、それよりも役に立つのがスマートフォンの翻訳機能でした。お互いにスマートフォンを片手に会話する様子は現代ならではと感じました。これを機会として連絡先の交換もし、今でもときどき連絡を取り合っています。この縁を大事に、日本や韓国で再会できたらと感じています。

国際観光学部3年生
安田 侑加

 少しの時間でしたが、ヨンソン大学の学生と日韓交流という貴重な体験をさせていただきました。阪南大学のことや実際に作ったツアープランを発表し、私たちの学んでいることや、ヨンソン大学のことも少しですが知ることができました。韓国の学生を含めたグループを作り、グループワークを行った際に、同じ観光学部ということで親近感をもちつつ、日本語が全く分からないと聞いていたので、言葉の壁の不安を感じていましたが、携帯の翻訳機やボディーランゲージ、英語でコミュニケーションをとり、仲良くなることができました。韓国の学生と連絡先を交換し今でも連絡を取り合う仲です。 
 このような機会をえて海外の人と日常的に連絡をとることができるようになったので、身近に異文化交流ができ日々勉強になっています。
 実際にヨンソン大学の学生と交流してみると、ホスピタリティを学んでいる学生なので、コミュニケーションの取り方などが上手で、すぐ打ち解けることができました。またコミュニケーションの取り方も学ぶことができ、今回の日韓交流では8月に行った韓国合宿時の交流とはまた違った多くの刺激を受けました。
 コミュニケーションの取り方次第で言葉の壁は乗り越えられると感じました。そして、英語や韓国語など他言語の勉強にもより一層熱が入るようになってきました。