まつばらブランド「La Matsubara」募集要項

松原ブランド研究会目的・目標(2010 年5 月設立趣旨)

 松原市も含めた南河内は,すばらしい文化遺産や自然,食材や産業の宝庫でありながら,まだまだ認知度が低いのが現状です。 例えば,真珠を造る“元”となる「真珠核」。日本で生産されている真珠核の3分の1は松原市で生産されています。 その他にも,知名度のある「松原の合鴨」や,「印材」,「金網」,「まったら愛っ娘」,「南河内のワイン」など,誇れるものは数多くあります。
 松原ブランド研究会は,松原市および南河内における地域ブランドの創設・育成・発展に資するため,現在の地域名産品が直面している課題について,産官学(松原市・松原商工会議所・阪南大学)に加え,広く一般の市民の皆様にも参加を呼び掛けることで,そうした課題解決へと向けた施策を練り上げるとともに,ビジネスとして成立するビジネスモデルを構築することになります。
 また,地元の生産物を生かした地産地消の観点から新たなブランドを創造することで,この地域の街起こしの起爆剤ともなるような人が集い語らう場としてのビジネスの立場からの場のブランド価値の創造もおこなっていくことになります。こうした過程でさまざまな意見を収集し相互に交流するとともに,地域ブランド創設へ向けた実態調査や研究,報告をおこないながら,具体的には松原ブランドという地域ブランドを立ち上げることで地域の活性化に貢献することが第一義的な目標であり, 続く段階としては点から線へ,線から面へと,ブランドを質量ともに複層構造化していくことで,松原市の名前および南河内の地域を全国区にすることを最終的な到達目標としています。

「まつばらブランド La Matsubara」認定事業とは

まつばらブランド認定事業は,松原市内の事業者の優れた商品や技術,ビジネスモデルを認定し,その商品価値や企業価値を全国にPR し,ネットワークを広げていくことで地域産業のより一層の発展と松原市の CITY イメージの向上を図ることを目的とします。認定された商品や企業には「まつばらブランド認定事業ロゴマークLa Matsubara」が付与され,販路拡大のための PR 支援などの事業を産官学一体で展開し,全国へアピールします。La Matsubaraの意味は英語表記の The Matsubara をフランス語表記することで,やさしく聞こえるということ,La の方が Theよりも非常に響きがよく,日本語的にはLa(ら)とMatsubara のra(ら)で韻を踏んでいるため,誰もが心地よく感じる音であると考え,決定しました。

まつばらブランド La Matsubara 認定要領(基本ライン=共通認識事項)

■事業目的
 松原市の優れた商品や企業を発掘し・磨き,情報発信することで,松原市発の商品価値や企業価値の発信によりブランド力を高め,活力ある地域づくりを図ることを目的とする。
■認定対象事業者
 松原市内の事業者*1(企業および 所轄機関*2 が認めた団体(組合・NPO法人等))
■認定対象
 松原市内で製造,開発,生産,加工された,優れた「商品」(商品・製品・特産品・サービスを含む),および企業・団体の持つ「技術」「ビジネスモデル」
■認定基準
 ①松原市で生産され,地域特性が明確で活かされていること。
 ②松原市を全国にアピールする可能性があること。
 ③独自性・独創性があり,事業の広がりや新たな需要を喚起できるもの。
 ④生産者・製造者のこだわりがあり,品質が確かであること。
 ⑤その他(販売実績があり,今後も常に販売できる状況にあること等)
■認定方法
 認定基準による評価を行い,まつばらブランド認定事業委員会の審議を以て,決定する。
注)*1)松原商工会議所会員であること(個人事業者を含む)。但し、申請時には未加入であっても年度内に松原商工会議所に入会することを条件に申請は可能。
  *2)国および地方公共団体等が認めたもの。
(表1) まつばらブランド「La Matsubara」認定対象「商品・企業」
   
商品 企業
生産・製造 農業・工業 生産農家*・製造業者
加工 農業・商業・工業 加工農家・製造業者・流通業者
飲食店 料理 飲食サービス業者
*生産農家については、松原商工会議所会員としての活動は商工事業者ではないため、会員外であっても、「まつばらブランド認定事業」の推薦対象者としては、例外規定として排除しないものとする。

具体的選定方法およびそのプロセス

・申請(推薦)書類提出から認定までの流れ
1)申請(推薦)書類作成・提出(自薦・他薦を問わない)
2)事務局書類受取・事務的確認(不備等)
3)予備審査 書類審査)(pdf またはword ファイルで確認!)および現地審査
4)本審査(プレゼンテーションの実施)
5)まつばらブランド認定事業委員会による最終審査・決定
6)審査結果を松原ブランド研究会世話人会に答申
7)申請者に結果通知
8)松原ブランド研究会で表彰・認定証書授与

申請(推薦)書類提出先・問い合わせ先

宛て先 〒580‐8502 大阪府松原市天美東5‐4‐33
阪南大学社会連携課内 まつばらブランド認定事業委員会事務局 御中
【まつばらブランド認定事業委員会事務局】 〒580‐8502 大阪府松原市天美東5‐4‐33
阪南大学学長室社会連携課内 まつばらブランド認定事業委員会事務局
TEL:072-332-1224(代表) FAX: 072-332-1661 e-mail: renkei@office.hannan-u.ac.jp