大学創立50周年記念事業「機内食メニュー開発・販売プロジェクト」報告(Vol.6)
最終選考会及び表彰式を実施
大学創立50周年記念事業の一環として実施している学生支援イベント「国際線航空便 機内食メニュー開発・販売プロジェクト」は、機内食の製造・品質管理・販売について学び、学生らしいユニークな発想で新しいメニューを開発するというプロジェクトです。
プロジェクトは、6月9日の基調レクチャーを皮切りに、一次選考(書類選考)、3回のレクチャーと関西空港AASC内の現地視察、二次選考(プレゼンテーション)を経て、いよいよ最終選考へと進んできました。
最終選考が行われたのは、10月11日(土)、会場は竣工間もない本学50周年記念館にある「スチューデントコモンズ」です。この日は最終選考に臨む精鋭7組15名の学生が、入賞目指してしのぎを削ることなりました。
プロジェクトは、6月9日の基調レクチャーを皮切りに、一次選考(書類選考)、3回のレクチャーと関西空港AASC内の現地視察、二次選考(プレゼンテーション)を経て、いよいよ最終選考へと進んできました。
最終選考が行われたのは、10月11日(土)、会場は竣工間もない本学50周年記念館にある「スチューデントコモンズ」です。この日は最終選考に臨む精鋭7組15名の学生が、入賞目指してしのぎを削ることなりました。
冒頭の挨拶は、辰巳学長から「機内食の多様なニーズに応えることは、大変に難しいこと。ここに残った皆さんは、それを誇りに思ってプレゼンテーションを頑張ってほしい」とのエールが送られました。続いて、足立副学長から、これまでのプロジェクトと二次審査までの経過説明及び審査員の紹介が行われました。
最終選考の方法は、各組10分の持ち時間によるプレゼンテーション、その後質疑応答が行われ、それをもとに8名の審査員による最終審査が行われることとなります。
最終選考の方法は、各組10分の持ち時間によるプレゼンテーション、その後質疑応答が行われ、それをもとに8名の審査員による最終審査が行われることとなります。
チーム人数は、二次と同じ一組1名から3名までで、パワーポイントを使ったプレゼンテーション形式となります。8名の審査員は、パートナー企業であるAASC(株式会社エイエイエスケータリング)の代表取締役社長 執行役員の東上床 幸治(ひがしうわとこ こうじ)様をはじめ、AASCからはプロジェクトリーダー、総料理長、レストラン責任者の営業部事業課課長と、そうそうたるメンバーが専門家としての視点で審査を行い、本学からは辰巳学長をはじめ、教員代表・事務職員代表、そして現役CAで卒業生代表の4名が加わり、合計8名の審査員が前列に並びました。
今回の審査は、一度自分で調理していることが前提のため、これまでの独創的なメニューの企画だけではなく、機内食としての実現性や厳密な原価計算ができているかなど、ハードルがかなり上がっているのが特徴です。今まで同様の暗い機内での見栄えや独自性に加えて、経費、調理や機内での手間を考えているかなど、細かく厳しいチェックを乗り越えなければ入賞には至れません。そのような緊張感の中、第1組からスタートしました。
最終結果の発表と表彰
7組の発表も終了し、いよいよ発表の時を迎えました。
最終発表は、予定よりやや送れてスタート。そこからも、相当な接戦であったことが推測できます。
発表は辰巳学長から、まず優秀賞2点の発表です。優秀賞2点は発表3「和食で関西ひとっ飛び!!」の岡本菜那さん(経営情報学部4年)と発表6「ハッピープレミアムプレート」の高松麗花さん・高田尚花さん(ともに国際観光学部1年)が呼ばれました。会場からはどよめきが沸き立ちます。
続いて、最優秀賞の発表です。最優秀賞は発表2「大人お子様らんち in Japan」の内海恭子さん(国際コミュニケーション学部4年)です(写真右)。内海さんは驚きながらも満面の笑みを浮かべて壇上へ。これにより、関西空港展望ホールスカイビュー内にあるレストラン「レジェンド オブ コンコルド」にて、11月1日からの販売が決まりました。
更に、AASCの東上床社長から、「AASC特別賞」の発表があり、発表7「トリ丼しちへんげ」の小石川幸福さん・青木菜穂さん・藤村竜喜さん(ともに国際観光学部3年)が選ばれました。トリ肉嫌いの審査員もいた中での、見事な受賞です。
最終発表は、予定よりやや送れてスタート。そこからも、相当な接戦であったことが推測できます。
発表は辰巳学長から、まず優秀賞2点の発表です。優秀賞2点は発表3「和食で関西ひとっ飛び!!」の岡本菜那さん(経営情報学部4年)と発表6「ハッピープレミアムプレート」の高松麗花さん・高田尚花さん(ともに国際観光学部1年)が呼ばれました。会場からはどよめきが沸き立ちます。
続いて、最優秀賞の発表です。最優秀賞は発表2「大人お子様らんち in Japan」の内海恭子さん(国際コミュニケーション学部4年)です(写真右)。内海さんは驚きながらも満面の笑みを浮かべて壇上へ。これにより、関西空港展望ホールスカイビュー内にあるレストラン「レジェンド オブ コンコルド」にて、11月1日からの販売が決まりました。
更に、AASCの東上床社長から、「AASC特別賞」の発表があり、発表7「トリ丼しちへんげ」の小石川幸福さん・青木菜穂さん・藤村竜喜さん(ともに国際観光学部3年)が選ばれました。トリ肉嫌いの審査員もいた中での、見事な受賞です。
最後に講評が行われ、AASCの東上床社長からは「機内食という細かな制約が多い中で、学生の皆さんが苦心しながら集中力を持ってすばらしい内容を用意していただいたことは、感謝に堪えません。皆さんのメニューの提案は、私どもプロフェッショナルの立場からも参考になりました。今日の企画の実現に向けた学生の皆様、それを支えてくれた先生、事務局の方、本当にありがとうございました」と、御礼の言葉を頂戴しました。
また、足立副学長からは「どれも良くて紙一重の審査だったと思います。今後に続くようなプロジェクトに発展できればと思っています」と、今後にむけての決意がありました。
表彰までの全日程を終えたあと、学生の皆さんのこれまでの労苦をねぎらい、企業・教職員との交流を深めるために交流会が開催され、有意義な時間となりました。
また、足立副学長からは「どれも良くて紙一重の審査だったと思います。今後に続くようなプロジェクトに発展できればと思っています」と、今後にむけての決意がありました。
表彰までの全日程を終えたあと、学生の皆さんのこれまでの労苦をねぎらい、企業・教職員との交流を深めるために交流会が開催され、有意義な時間となりました。
最優秀賞受賞者からひとこと
国際コミュニケーション学部4年生
内海 恭子(うつみ きょうこ)さん
このプロジェクトを最初に知ったのは、大学からのメール連絡だったのですが、私も機内食を何度か食べたこともあって興味もあり、新しいことにチャレンジしたいという思いもあったので応募しました。ただ、調理があまり得意ではないので、アイディアを考えることよりもそこでの苦労がありました。実は、今回の題材以外でも、お祭りという題のキャラクター弁当の企画を考えていて、その2案のうち、今回の「大人お子様rんち in Japan」を選んだんです。アイディアを考えるのは楽しかったですね。
9月にインターンシップでAASCにお世話になって、いろいろな話が聞けました。7日間でしたが、「ベーカリー部門」「インフォメーション部門」「品質保証(衛生管理)部門」と、様々な部門でお世話にもなり、多くの経験を積んだことも役にたったと思います。
皆さんには、是非関空の「レジェンド オブ コンコルド」で販売される今回のメニューを食べにきていただきたいです。
9月にインターンシップでAASCにお世話になって、いろいろな話が聞けました。7日間でしたが、「ベーカリー部門」「インフォメーション部門」「品質保証(衛生管理)部門」と、様々な部門でお世話にもなり、多くの経験を積んだことも役にたったと思います。
皆さんには、是非関空の「レジェンド オブ コンコルド」で販売される今回のメニューを食べにきていただきたいです。
今後のプロジェクトの流れ
11月1日(土) 関西空港展望ホールスカイビュー内にあるレストラン「レジェンド オブ コンコルド」にて、学生企画の機内食メニューを販売