中期ビジョン・中期計画

学校法人阪南大学中期ビジョン・中期計画(2025.04.01~2030.03.31)

学園全体のビジョン

AIの発達によるデジタル社会に対応したリテラシーの獲得を促すとともに、AIには担えないスキルを伸長させるための教育を実装します

阪南大学のビジョン

阪南大学は、大きな変革に挑戦します
ウェルビーイングにあふれ、社会が求める新たな価値を共創できるイノベーション・コモンズへ!

【3つの重点方針】
  1. 教育施策
    学修者本位の教育への転換を図り、AI時代における教育の充実と改革を促進します
  2. 研究施策
    外部との積極的な連携と知識の共有を通じて、研究の質と成果を向上させます
  3. 社会貢献施策
    社会が抱える課題に対し集積された知と場の価値提供で解決します

阪南大学高等学校のビジョン

新学習指導要領、Education2030(*)に鑑み、求められるコンピテンシー(単なる知識や能力だけではなく、技能や態度をも含む様々な課題に対応することができる力)を伸ばす教育を行います
(*)Education 2030:OECDが近未来において求められるコンピテンシーとして発表した提言

経営のビジョン

  1. 生徒学生の規模を維持し、健全な財政基盤を堅持します
  2. 学園資産の、将来を見越した有効的な活用方法を検討します
  3. DXの促進と業務の見直しを行い、トータルコストの削減を図ります
PDFで全体をご覧いただけます。

中期計画実施施策

【 法 人 】

組織運営分野

  1. 改正私立学校法に適応したガバナンス体制の構築と運用

    (理事会、評議員会、監事、会計監査人による適切な学園運営)

  2. Vision2040実現に向けての事業推進

    (Vision2040実現に向けた法人全体の事業推進と支援等)

  3. 教育プログラムの見直しと体制の構築

    (学園内の設置校の見直しを含めた、教育プログラムの見直しと実施体制の検討)

  4. 人事労務管理の見直し

    (採用・研修・評価制度の見直し、Vision2040のバリュ-の認知と促進、労働環境整備の検討等)

  5. 事務体制の見直し及び業務効率化の推進

    (新たな教育プログラムの見直しに対応できる体制、DXの促進とさらなる業務効率化の検討)

  6. 健全な財政基盤の構築

    (中期財政計画の策定による財政健全化の推進、資産の有効活用・資産運用の検討、奨学金制度の見直し、寄付金受入体制の整備等)

  7. 教育環境充実に向けた施設・設備の整備計画

    (中期施設設備整備計画の策定による魅力あるキャンパスづくりの推進)

  8. 学園広報の推進

    (学園の認知度、魅力を高める広報の展開)

【 阪南大学 】

教育分野

  1. 学修者本位の教育への転換・促進

    (学修成果の可視化、客観的かつ厳格・公正・公平な成績評価及び単位認定、卒業認定等)

  2. 時代に即した授業形態の開発・発展

    (デジタル社会に対応したリテラシー養成、対面授業と遠隔授業の長所を組み合わせた効果的授業等)

  3. 学生の学修効率の向上および学修時間の増大

    (学生の学修状況の把握、授業時間や学期等の見直し、授業外学修を含め主体的・効果的な学修の励行等)

  4. 文理複眼的な思考ができる人材育成

    (副専攻制度の充実、国内外他大学との単位互換促進等)

  5. AIに担えない真に人が果たすべき役割を考え実行できる人材育成

    (後期教養教育、リベラルアーツ教育、課題解決力に重点を置いた教育、地域社会や企業との連携した実践的なスキル育成プログラムの実施、対外発信力の育成等)

  6. 多様な価値観を持つ多様な背景の人材の育成

    (リカレント教育、リスキリングプログラム、本学に適した留学生教育プログラム等)

研究分野

  1. 研究活動の推進・深化

    (AI・データサイエンス教育研究所の研究促進、外部研究資金獲得、研究成果の情報発信強化、大学間連携による研究促進等)

  2. 研究環境の整備

    (研究倫理の遵守、研究インテグリティの確保、図書館設備の充実、図書館利用環境の整備等)

  3. 研究成果の社会還元と実装化

    (研究成果を広く社会に還元するための仕組みを整備、成果発表会やシンポジウムを定期的に開催、一般向けの研究公開イベント、教育プログラム等)

社会貢献分野

  1. 地域社会との連携強化、イノベーション・コモンズ(共創拠点化)の整備

    (企業・自治体・NPOと連携、生涯学習、地域や産業界等の多様な担い手との共同プロジェクト等)

  2. 学生や教職員の学術交流の促進

    (地域や国際的な諸機関との連携強化、研究成果の積極的な発信、集積された知及び技術の学外提供等)

学生受入分野

  1. 選ばれる大学をめざし、新たな入試制度改革方針に沿ったブランドアップを図れる入試制度の構築

    (DXを活用した入学試験の実施、選抜入試での競争力の強化等)

  2. 多様な価値観を持つ多様な背景の人材の受入れ

    (年齢や国籍等を問わない幅広い学生の受入、編入学による受入等)

  3. 高大接続の取組強化

    (教育基盤を軸とした高大接続の推進、多様な連携校の拡大等)

  4. 大学広報の強化(広報・マーケティング戦略の推進)

    (広報セクションの強化、ブランド・広報戦略の策定と運営等)

学生支援分野

  1. ディプロマ・ポリシーに到達できる学生への粘り強い支援

    (離学者の抑制)

  2. 修学への支援

    (より効果的な入学前教育、学修支援体制の更なる充実、多様な学生へのきめ細かな支援、保護者との連携強化等)

  3. 学生生活への支援

    (有効的な奨学金制度、クラブ・サークル等の加入率向上、通学環境の整備、学生相談室及び保健室の運用について、活発な国際交流支援等)

  4. キャリア支援

    (就職支援体制の強化、実就職率の向上、資格取得に関する支援の取組)

組織運営分野

  1. 自己点検・評価活動の不断の見直し

    (内部質保証のシステムの強化、学生の意見や外部評価を取り入れた改善・改革、教職協働による重点施策の推進、第4期機関別認証評価への取組等)

  2. 地域や産業のニーズに応えられる学位プログラムの模索

    (既存学位プログラムの検証、新大学設置基準に照らし合わせた学位プログラムの見直し、財政基盤を踏まえた教育研究組織等)

  3. 自由と清新の気風のもと、メンタルヘルスとウェルビーイングの強化

    (ハラスメントの撲滅、個人情報の保護、個人の尊厳に対する配慮、組織的なSD活動等による教職員の資質向上、学生・教職員の満足度向上等)

  4. 大学運営体制の充実と効率化

    (学長のリーダーシップに基づく取組の推進、組織的・継続的なSD体制の確立、コンプライアンスの徹底、リスクマネジメントと危機管理体制の強化、情報公開の推進、大学組織としての外部資金導入への取組み、業務効率化、機構改革等)

【 阪南大学高等学校 】

教育分野

  1. 生徒が中心、学習者が中心の教育活動の推進

    (学習者のエージェンシー⦅自ら考え、主体的に行動し、責任をもって社会を変革する力をもつこと⦆の育成、基礎学力とデジタルリテラシーの定着 、深い学びと質の高い学習の保証と主体的対話的なアクティブラーニングの促進、オンラインによる国際協働学習を通してすべての生徒が国際交流に参加できる仕組みの構築)

  2. 生徒の自発的な進路選択の奨励と支援

    (望む未来に向かって学び続ける意欲の喚起、阪南大学との一貫教育の推進、国公立・難関大学への進学率の向上、各種検定の活用促進)

  3. 教職員の研鑽

    (全体研修会の開催と各教科・各部署外部研修会参加の推進)

学生受入分野

  1. 至当な入学試験の実施

    (適正な入学者数の確保)

  2. 広報活動の充実

    (阪南大学高等学校ブランドの確立)

学生支援分野

  1. 校則の厳守

    (規範意識の高まりの促進)

  2. いじめの防止

    (保護者・生徒・教職員相互信頼関係の醸成、異なる価値観や多様性と共に普遍的人間的価値観の尊重)

  3. 基本的生活習慣、社会的マナー、保健衛生習慣の確立

    (健康面の把握、健康相談、カウンセリングマインドの促進)

  4. 学校行事やクラブ活動への積極的な参加の啓蒙

    (他者との協働感の構築、自己調整力・責任感・適応力・問題解決力の習得)

  5. 国際交流の推進

    (海外研修及び留学生の受け入れの推進、オンラインによる国際協働学習の実施)

  6. 時代に相応しいクラブの運営

    (クラブ活動の活性化)

組織運営分野

  1. 評価活動の実質化

    (学校評価を基にした改善)

  2. 社会的要請の達成

    (情報開示の充実)

  3. 施設の整備

    (学校施設設備の充実)

年度別事業計画

これまでの中期ビジョン・中期計画