歴史的建造物の商業利用の実態について知るため、大阪市阿倍野区の「友安製作所Cafe&Bar 阿倍野店」のワークショップスペースにてフィールドワーク&懇親会を実施しました。
大阪市阿倍野区の「友安製作所Cafe&Bar 阿倍野店」は、日本の近代建築家を代表する一人である村野藤吾が、かつて自身の事務所として設計し使用していた建物を、店舗兼ショールームにリノベーションしたものです。
現在は、1階が飲食店、2階がインテリアショップ、3階がワークショップスペースとなっています。
今回もマーケティング視点で利用者の立場になって、商業利用されている歴史的建造物の空間を体験することを目指しました。
ゼミ生たちはそれぞれ、歴史的建造物を再活用した空間に直感的な心地良さを感じてくれたようでした。
卒業後、起業するゼミ生も出てきている中で、その際は今回の経験を思い出し、歴史的建造物の活用も選択肢に入れてもらえたらと思います。

西口ゼミ2年ゼミ長 中西優陽

今回のフィールドワークに参加する前、西口先生から歴史的建造物を再利用した店舗に行くと言われ、
どのような場所に連れていかれるのかと不安な気持ちでいっぱいでしたが、現地についてみると想像していたものとは全く異なり、すごく魅力的なお店で予想を裏切られました。
今回訪問した友安製作所がある辺りはこれまで何度も歩いたことのある場所でしたが、あんな建物があったことは初めて知りました。
今回のフィールドワークを通じて、古い建物を再利用し使い続けることの重要性について学ぶことができましたが、
古くなったら新しく取り替えるのはもったいないという単純な考え方ではなく、古いものには古いものにしかない独特の魅力があることを知りました。
古くて魅力的な建物をビジネスに活用するということがどういうことなのか少しだけ分かったような気がしました。
フィールドワーク後の懇親会では、ゼミのみんなでたこ焼き&焼きそばパーティーをしました。
フィールドワークと懇親会を通じて、教室でのゼミの時より他のみんなとコミュニケーションをとることができ仲良くなれたと思います。
これからのフィールドワークも楽しみです。