総合情報学部 総合情報学科上赤坂 佳孝准教授のゼミナールが主催する、「阪南大学サッカーフェスタ～だれでもサッカーって楽しめるんだよ～」（以下、本イベント）を開催します。
本イベントは「だれでも楽しめる」を合言葉に、サッカー未経験者や発達障害、その他特別なサポートが必要な方に参加していただけるイベントです。当日は上赤坂ゼミナール所属の学生に加えて、NPO法人Teamプレイズ（所在地：大阪府和泉市 代表：河原畑 康高）にもサポートにご協力いただきます。

本学はサッカーの強豪大学としての実績を誇ると同時に、サッカーの発展とその魅力を多くの人に広く伝える取り組みも行っています。そのため、サッカー部をはじめとするサッカー・スポーツに関わる教員は、地域社会からのニーズや要望に応え、子どもたち向けのサッカー教室や審判講習会、障害者サッカー大会などを積極的に日頃から実施しています。

サッカーは初心者や運動が苦手な方でも楽しめるスポーツです。さらに、障害の有無に関わらず、自分のペースでチャレンジできる点も魅力の一つです。本イベントを通じて、ボールに触れることや身体を動かすこと、そして他者とのコミュニケーションを図る体験をすることで、日常生活におけるサッカーやスポーツの楽しさを実感していただけます。
また、障害や配慮事項は一人ひとり異なるため、今回サポート役となる学生にとっても、さまざまな背景を持つ子どもたちと接することは、多様性を理解する貴重な機会となります。学生の視野の広がり、社会貢献やボランティア精神を育むことが期待できます。

発達に課題のある子どもたちも安心して参加できるサッカーチームで、2019年から活動を開始しました。スタッフには支援学校の教諭や中学校教諭がおり、子ども一人ひとりのペースに寄り添いながら指導を行っています。これまでに500名以上の障害のある子どもたちが参加し、現在も松原市・堺市を中心に月に1回のペースでサッカー教室を開催しています。