2018年5月27日(日)晴天の中、日本人学生18名と外国人留学生20名が参加しての交流バスツアーが実施されました。今年は、日本の伝統工芸品体験をテーマに伊賀上野市にある伊賀伝統伝承館での伊賀組紐を使った小物作りに挑戦しました。伊賀組紐の歴史は古く、奈良時代に仏教伝来と同時に大陸から伝えられたと言われています。組台にセットされた絹糸を交差させながら紐を組み上げていく作業は、思いの外、難しいもので参加した学生は悪戦苦闘しながら約1時間の作業の後、各自オリジナルのブレスレット、キーホルダーを作りあげました。バス移動にて「なばなの里」へ移動し、園内レストランにてバーベキューを楽しみました。バス内や昼食の際には、日本人学生と留学生との楽しい会話が行われ、今後の交流へのきっかけとなったツアーとなりました。
(この企画は「阪南大学後援会」国際交流に対する費用補助により実施。)

参加学生 感想

大槻えみ(国際コミュニケーション学部3年)

留学生との交流バスツアーは、今回初めて参加しました。チャイニーズスペースの開講前ということもあり、留学生と交流する機会も、知り合うきっかけもなかったので、とても良い機会だったと感じています。今回のツアーで新たに留学生とも、同じく中国語学習中の人とも知り合えて、間もなく始まるチャイニーズスペースの利用が楽しみになりました。私と同じような意見の参加者も多いと思うので、今後より多くの人が楽しみながら留学生と言語を学びあったり情報交換をして、異文化交流が盛んになることを期待しています。

李君(国際コミュニケーション学部3年)

今回の留学生と日本人学生の交流バスツアーは三重県に行きました。
例年はバスの中で行っている自己紹介を今回は輪になっておこなったことで参加者の顔と名前がわかり覚えやすかったです。
 第一の目的である伊賀での組紐つくり体験では、初めての体験で最初は戸惑いながら作業を行いましたが、自分でブレスレットを完成させることができました。
 その後は、なばなの里でのバーベキューを行い日本人学生と生活面や学校のことを話し合いました。食後はバラ園を歩いたり写真を撮影し合ったり、アイスクリームを食べたりと交流しながら楽しい時間を過ごすことができました。しかし、前回より自由時間が少なかったため、全体に時間に追われる感じがしました。次回はもっと自由時間があるといいです。