2019年度国際インターンシップ(オーストラリアクラス)報告会を12月19日(木)に実施しました。今年度は、2名の学生がクウィーンズランド州ゴールド・コーストに滞在し、2週間の英語研修と3週間の実習に参加しました。帰国後、滞在中に考えたことを一つのテーマにまとめ、英語で報告しました。当日の司会進行は、オーストラリア出身のマーティン・パーソンズ先生(流通学部)が英語で行い、冒頭のプログラム説明も科目担当者が英語で行うなど、すべて英語で行いました。
 このプレゼンテーションとは別に、参加した学生が今年のプログラムに参加した感想を下記のようにレポートしました。
 例年同様、今年度に関しても阪南大学後援会より参加学生の渡航費の一部につきご援助いただきましたこと、科目担当者としてここに記して感謝申し上げます。

オーストラリアクラス担当 経済学部 植村 吉輝

国際コミュニケーション学部 3年 矢形 真菜美

実習先:Mak3 Gifts
実習内容:スーベニア・ショップ店員
Presentation Title : Australian Families and National Character of Australians
 私はこれまでオーストラリアに2回行ったことがあり、オーストラリアが大好きです。そんな大好きな国で、今しかできないことをしてみたいと考えこのプログラムに参加しました。
 私はMak3 Giftsというサーファーズ・パラダイスにあるお土産屋さんでインターンとして就業体験をさせていただきました。サーファーズ・パラダイスとは、ゴールド・コーストの代表的な観光スポットです。そのため働いていたお店には世界各国からの観光客が訪れてきました。私の1番の目的は「とにかく英語でコミュニケーションを取る」ことだったのでお店に来たお客さんと積極的に会話をすることを心がけました。その中でも「どこから来ましたか?」という質問は会話を広げることができる魔法の質問でした。そこからその国の気候や良いところをたくさん教えてもらいました。お店には同じオーストラリア国内から来ている人や、近くのニュージーランドやニューカレドニア、またブラジルや中国のお客さんが多い印象を受けました。もちろん日本から来ている方もいて、多くの人とコミュニケーションをとることができました。外国人は“How are you?”と声をかけると必ず返答してくれます。目が合うと一見怖そうな人でもニコッと笑いかけてくれます。そんな彼らの優しさが「外国で働く」という私の不安を取り除いてくれました。お土産さんのスタッフさんとお客さんの仕草や英語のイントネーションなどを聞いてその人の国籍を当てるゲームをしたり、国によって話し方が全然違うことを知ったりと、3週間全力で楽しみながら働くことができました。
 私のこの1ヶ月余のオーストラリア生活は本当に人に恵まれていました。私のことを優しく受け入れてくれたホスト・ファミリーとインターン先のスタッフさんには感謝しかないです。私は販売系のアルバイトをしているのでオーストラリアでの経験は日本でも大いに活かすことができます。オーストラリアで働くという貴重な経験ができ、このプログラムに参加して本当に良かったです。新しい発見をたくさんくれるオーストラリアはこれからも私の大好きな国です。


経済学部 2年 岡本 巧人

実習先:Sea World Cruises
実習内容:観光旅客船クルー
Presentation Title : Australian Work-life Balance
 私は国際インターンシップの授業で5週間オーストラリアに滞在しました。私はこれまで海外に行ったことがなく初めて海外に行かせていただき、とても良い経験になりました。インターンシップ先としてオーストラリアを選んだ理由は、英語を学びたかったのと自分の英語力でどこまで通用するのかを知りたかったからです。さらに今まで自分がしたことのない経験を大学生のうちにしたいと思いこのインターンシップへの参加を決めました。
 最初の二週間ボンド大学で英語研修を受けた後、三週間インターンとして就業体験をしました。語学研修では、私の英語力では授業についていくのが精一杯でしたが、先生のサポートにより、楽しく受講することができました。台湾出身の友達ができるなど、日本ではなかなかできない経験もありました。
 インターンとして、Sea World Cruisesという観光船会社で働かせていただきました。私は船上で接客や船の掃除、食事を出したり時には船の運転補助もさせてもらいました。仕事のやり方や職場の環境について、日本との違いもあれば同じところもあり実際体験しないとわからないこともたくさんあると感じました。英語での指示がわからず困ってしまう時も少なからずありましたが、すぐに周囲の同僚が助けてくれて、結果として楽しく働く事ができました。
 はじめての海外経験でしたが、オーストラリアで私は一人でたくさん行動し、多くの人々と話す機会を持ちました。これにより英語のスキルがアップし自信もつきました。当初、このような貴重な体験ができるとは思っていませんでした。このような機会を与えていただいた大学と担当者の先生、そして親には感謝したいと思います。今後、この経験をもとに様々な国に行ってもっと英語力を磨きたいと思っています。