2023年度国際インターンシップ準備講座(オーストラリアクラス、通年4単位)を受講した学生のうち、1名の学生が2024年2月に3週間、シドニーで就業体験をしました。参加した学生のレポートを以下に掲載します。
なお、阪南大学後援会より参加学生の渡航費の一部につき、ご援助いただきましたこと、科目担当者としてここに記して感謝申し上げます。
なお、阪南大学後援会より参加学生の渡航費の一部につき、ご援助いただきましたこと、科目担当者としてここに記して感謝申し上げます。
国際インターンシップ オーストラリアクラス担当 経済学部教授 植村 吉輝
国際コミュニケーション学部 4年 伊藤 朱希
春休み中の3週間、オーストラリアのカフェで就業体験をさせていただきました。参加を決めた理由は、在学中に今まで経験したことがない海外での就業体験を経て自身を成長させたかったからです。
シドニーにあるTokyo Lamingtonという、ラミントン(オーストラリア発祥の伝統菓子)やおにぎり、コーヒーなどを販売しているカフェで働きました。スタッフの国籍は韓国やインドネシア、モンゴルと様々で、日々多くのことを吸収できました。さらに日本人のスタッフも働いており、英語が理解できなかった時はサポートしていただけた環境がとても心強かったです。
業務内容は、主にキッチンでおにぎり作りや、キッチンスタッフのサポート、洗い物を担当しました。最初の1週間は、仕事内容を英語で聞き取ることに苦労し、沢山悔しい思いをしました。しかし、教えてくださったことは必ずメモを取り、作業は1度でこなせるよう努めました。忙しい日には洗い物だけを任されることがありましたが、手が空いている時はフロントのサポートをしたり、掃除をするなど常に自分ができることを考えて行動しました。スタッフの方々は忙しい時にも気にかけてくださり、何か行動するたびに”Good job!”や”Thank you”と声をかけてくださり本当に嬉しかったです。
2週目からは、英語が1週目よりも理解できるようになり、自身の成長を感じられる瞬間が増えました。少しですが接客も経験することができ、商品のお渡しなどもさせていただきました。キッチンで自分が作った商品をお客様に直接お渡しできたことが何より嬉しかったことを覚えています。3週間を終えて、スタッフの皆さんから「1番よく働いてくれた、ありがとう」と私の頑張りを褒めていただけました。自分ができる精一杯のことを頑張って良かったと心の底から感じました。
今回のインターンシップに関わってくださった皆さんには本当に感謝しております。オーストラリア滞在期間中で見た景色や、人とのつながり、全ての経験が忘れられないものとなりました。本当にありがとうございました。