活動の目的及び取り組む課題

 「はぴなんどら焼き」プロジェクトは、2015暦年で3746個を売り上げ、本学のイメージアップ及び地産地消商品で南河内を盛り上げるという観点では、一定の成果があったものと認識しています。しかしながら、①販売数量のほとんどが大学行事での来客用手土産、あるいは教職員による購入であり、学生への浸透が不十分 ②吉乃屋でしか販売できない(賞味期限、原価率の問題) という問題点を露呈しました。この反省を踏まえ、2016年度は学生が日常買い求める「ペットボトル入り水(500ml)」をはぴなん商品化し、ラベルに「はぴなん」のイラストを入れる事により、本学学生やオープンキャンパス来場者をはじめとする利用者に本学に対する愛着を持ってもらう事を主たる目的とします。この「水」は契約ロットが1万本のため、オープンキャンパス等の大学行事でご活用頂くほか、大学生協での定番販売、学内行事におけるご来客への提供にも取り組みます。同時に「はぴなんどら焼き」プロジェクトも継続します。

活動内容

 オープンキャンパスにおけるはびなんウォーターの配布や、学内行事におけるご来客への提供を通じ、はぴなん及び本学のイメージアップを図ります。特にオープンキャンパスにおける訴求は、本学志願者の増加につながるため、最重点活動となります。オープンキャンパスでの反応については、別途本学入試広報課に報告します。また、はぴなんウォーターの企画そのものに力点を置きすぎず(作って終わり、ではない)、ペットボトル入の水のコスト構造を理解し、大きな数量(今回の場合は1ロット1万本)の発注がなぜ必要かを理解した上で、1ロット1万本をどうやって捌き切るか、という課題についても学生自らの手で解決していきます。サカイキャニング(株)様には、格安にてオリジナルラベルペットボトル入りミネラルウォーターを支給頂くなどのご協力を頂き、学生が1万本の販売を実現する中で、気づいた点や改善提案などを、サカイキャニング(株)様及び阪南大学生協様に報告させて頂く事で、成果報告とします。

【中間報告】代表学生から活動状況

 はぴなん水のラベルデザインと販促活動を三木ゼミ3年生が担当しました。また、水(ペットボトル入り)の生産は本学OBの阪井克行さんが社長をつとめるサカイキャニング株式会社(和歌山県)に、販売は阪南大学生協に、それぞれ委託しました。無事製品化できた水は6月から生協コンビニ・1F食堂にて販売をさせていただいています。
 6月から9月にかけ開催されたオープンキャンパスにおいては三木ゼミ2年生、3年生がはぴなん水の無料配布を担当しました。来客された方々、学生スタッフに直接手渡すことではぴなん水に対する反応を直接感じることができました。特に保護者の方々、高校生からの好反応が目立ち、何度も立ち寄られお持ち帰りされる方もいらっしゃいました。
 はぴなん水は約1万本を生産、うち9月末時点で約6432本販売済み(オープンキャンパス使用分含む)です。1年間で約1万本の販売という目標を達成するために、後期は主に学生向け販売、ご来客への提供を対象とした販促活動に注力していく所存です。

経済学部 3年 椎葉 昌也

参加学生一覧

阪上 優里菜、椎葉 昌也、松井 大輔、山田 恭歌

連携団体担当者からのコメント

サカイキャニング株式会社 阪井 克行氏

 順調に販売していただいているようで頼もしく感じています。また、オープンキャンパスや大学行事でのご利用を通じ、少なからず貴学のイメージアップに貢献しているものと推定します。水はこれから不需要期に入っていくので、秋冬にどのように販売していくかに工夫が必要です。今年度中の再発注(再生産)を期待しています。

活動日程

4月:業者の選定、デザイン決定、発注
5月:学内での営業活動
6月:水納品開始、オープンキャンパスにて利用開始、阪南大学生協での定番販売開始
9月:入試広報課に、はぴなんウォーターに対する来場者の反応を報告
3月:サカイキャニング(株)様、阪南大学生協様への活動報告(1ロット1万本を売り切った場合はその時点で報告)

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