国際大会「ワールドツアー」がオランダ・ティルブルフで開催され、日本代表の宮田将吾選手が1500mと500mの両種目で入賞を果たしました。今大会は世界トップクラスのスケーターが集まるハイレベルな戦いとなり、宮田選手にとっても自身の力を試す重要な舞台となりました。

まず行われた1500mでは、宮田選手は予選を安定した滑りで突破。準決勝では終盤にスパートをかけ、粘り強くレースを展開しました。そして迎えた決勝では、序盤からハイペースな展開となる中、冷静にレースを組み立て、ラスト数周での激しい順位争いにも対応し、持ち味の持久力を生かして最後まで粘り抜き、見事入賞を果たしました。

一方、スプリント勝負となる500mでは、宮田選手の爆発的な加速力が光りました。予選・準々決勝を順調に勝ち上がり、準決勝でも鋭いスタートダッシュを決めると、わずか数周のスピード勝負の中で力強い滑りを披露。決勝では世界のトップスプリンターたちと競り合う形となりましたが、後方選手からの接触により転倒してしまい、4位入賞という結果となりました。

世界の強豪と渡り合える実力を示した今大会を糧に、宮田選手の今後の活躍に期待が高まります。また、詳細な結果は以下の通りです。
宮田 将吾 500m/4位  
1500m/5位 
1000m/9位  
5000mRelay/6位
2000m Mix Relay/9位