アート・ユニは、手捺染(てなっせん)の様々な技法を用いて生地の染色を行う工房で、その生地は海外の有名ファッションブランドのコレクションでも使用されています。
安城ゼミ3回生は、11月22日にアート・ユニを訪問し、染色加工業界の仕組みや環境保護を視野に入れた同社の技術開発についてお話をうかがった上で、流彩染(りゅうさいぞめ)という技法のワークショップに参加しました。ゼミ生一同、Tシャツやスニーカーをどのように染めるか思い悩みながらいつになく真剣な表情で作業に没頭していました。
水面に筆で染料を落とし模様を作っている様子

スニーカーには、ソールの部分まで染まらないよう事前にマスキングを施す。
 
染まったらしばらく干しておく。

学生コメント

 今回、アート・ユニ様で「流彩染」を体験し、機械ではなく手作業で色や模様を染めることの難しさを知りました。本番前に何度も色出しの練習の機会がありましたが、水面に出来た模様がどのように布地に出るかは偶然の部分もあるため、本番ではそこまで上手くできませんでした。しかし、失敗したと思っても、世界に一つしかないものだからこその価値があるのだとも考えさせられました。

流通学部3年 松本 結美

参加学生一覧

岡崎 希海、 藤田 悠斗、 安座間 心愛、 網本 叶、 川崎 涼太、 國川 想、 高倉 隆秀、 別所 羽菜花、 堀江 美南、 松本 結美、 三田 怜央也、 毛利田 小桜、 山本 翔