~平和祈念公園・やんばるの森・沖縄国際大学・普天間米軍基地・糸満市民泊体験~
片渕ゼミでは、「目で見て、肌で感じ、心で考える」をモットーとし、しばしば大学構内を出てフィールドワークに出かけます。中でも、「1、2年生の間は専門の勉強だけでなく、広く社会を知り、視野を広げる」ことを目標としています。
今回(3/13-15)は、豊かな自然と伝統あるくらし、そして唯一の地上戦を経験し今でも多くの米軍基地をかかえる沖縄をフィールドにしました。沖縄国際大学のゼミとの合同ゼミ合宿をする点、沖縄の大学生や民泊でお世話になる方々を通じて、「沖縄の心にふれ、考える」という点が新しいところです。
今回(3/13-15)は、豊かな自然と伝統あるくらし、そして唯一の地上戦を経験し今でも多くの米軍基地をかかえる沖縄をフィールドにしました。沖縄国際大学のゼミとの合同ゼミ合宿をする点、沖縄の大学生や民泊でお世話になる方々を通じて、「沖縄の心にふれ、考える」という点が新しいところです。
那覇空港に着くと、合同ゼミ合宿をする沖縄国際大学の知念君とその仲間(鶴田君、新城君)がお出迎え。みなで沖縄そばを食べます。優しい皆さんに最後までお世話になりっぱなしです。本当に有難うございます。
糸満市へ車で移動。アジア太平洋戦争の激戦の地に立つ平和祈念資料館の見学です。
その後、沖縄本島北部の東村まで3台の乗用車に分かれて移動。沖縄国際大学セミナーハウスにお世話になります。夜は3月にもかかわらず、バーベキューが楽しめます。とても静かで心が休まります。
亜熱帯地域の森林に囲まれた2日間。沖縄国際大学関係者の皆さまに感謝でいっぱいです。
2日目は大学のバスに乗せてもらい、美ら海水族館、普天間基地を巡ります。万座毛には行けませんでしたので、次回の宿題です。
こちらは沖縄国際大学の建物から見る普天間基地です。写真では見えにくいですが、滑走路にはヘリが見えます。小学校にヘリの窓枠が落下した現場もこの近くです。上空には戦闘機が飛びます。嘉手納飛行場への見学も計画しましたが、こちらも次回の宿題です。
出所)産経ニュース
普天間基地を上空から写した写真です。住宅地の中心に基地があります。
普天間基地を上空から写した写真です。住宅地の中心に基地があります。
その後、2つのグループに分かれ、民泊先の糸満市に移動しました。大城さん、亀甲さんのお宅です。車のトラブルのせいで、知念君の友人、本多君が別の車を出し、駆けつけてくれました。彼は、「いちゃりばちょーでー(一度会ったら皆兄弟)精神だよ」と言います。
糸満市は豊かな海に面しています。朝、亀甲さんが市場に連れて行って下さいます。市場にはマグロ(カツオかも)や沿岸のカラフルな魚が並んでいます。写真は競りをしているところです。
こちらの写真は亀甲八重子さん宅の野菜を出荷するところです。まず今日出荷する野菜の数量を入力しています。すると数量分のシールが発券されます。ケースに入れられた野菜を市場に持ち込み、一つ一つシールを貼って完了です。農産物卸売市場で簡単なお手伝いを体験します。
亀甲さん宅に近い海に立つ具志川城跡です。詳しい築城年は分かっていませんが、14世紀から15世紀の遺物がよく出土するとのことです。その立地から海からの侵攻を防ぐためとすぐにわかりますが、久米島での権力闘争に敗れた城主が建てたとする説があります。城壁がとても高い。そして海が綺麗です。
簡単ですが、これで報告を終わりとします。引き続き、このような形で片渕ゼミのフィールドリサーチの知見を発信していく予定です。