都市公園における身体活動量調査〜その1 天王寺公園〜
黒部ゼミでは今年度「生活活動量の増加を目指した都市公園における身体活動量調査とその情報提供の構築」と題した研究を3回生のゼミ生全員で推進していきます。生活活動とは、計画的・意図的な運動以外に日常生活で消費するエネルギーのことです。これは家事や会社、学校との行き来で消費するエネルギーだけではなく、休日の観光などで消費するエネルギーも立派な生活活動の一つになります。しかし、観光地や大規模な都市公園などを散策した際にどれくらいのエネルギーを消費したかは活動量計などを所持した意識の高い人たち以外にとっては分かりづらいものです。そこで黒部ゼミでは大阪各地の都市公園を散策した際の歩数やエネルギー消費量などのデータを各公園に提供し、施設のパンフレットや看板などにこれらの情報を掲載してもらうよう働きかけ、多くの人たちに生活活動やそれに伴う消費エネルギーに対する意識を深めてもらうことを目的としています。最近、大阪の高槻市では市バスの停留所に次の停留所まで歩いたときの所要時間と歩数、消費エネルギーを記載したシートを張り付けた「市バスdeスマートウォーク」という取り組みを行っており、市民の健康への意識付けを新しい切り口から実施した参考になる取り組みです。
5月16日(土)には第1回目として天王寺公園と園内にある動物園を約3時間かけて歩き、測定を行いました。年内4か所を予定しており、随時その活動を報告していきます。
5月16日(土)には第1回目として天王寺公園と園内にある動物園を約3時間かけて歩き、測定を行いました。年内4か所を予定しており、随時その活動を報告していきます。