産学連携先:株式会社むらおか振興公社

7月3日(日)に兵庫県香美町で開催された姫ボタル・瀞川平トレイルランの運営に早乙女ゼミ、杉田ゼミと共に参加してきました。今回は記念すべき10回目の大会で約550名の参加者が初夏の山中を駆け巡りました。2016年から連携型キャリアゼミの一環として参加していますが、新型コロナウイルスの影響で2019年以来、3年ぶりの夏開催でした。

業務内容としては主に本部とコースの運営、阪南エイドの企画・運営、プロモーション動画の撮影の3つに分かれて大会に臨みました。当日は早朝から豪雨で、その後も曇り空が続く天候でしたが毎年異なる景色を見せてくれるのがこの大会の良さです。初参加の学生が多く、慣れない環境、慣れない業務に学生らはメンタルを揺さぶられながらも最後まで奮闘してくれました。

以下、阪南エイドの企画・運営を中心的に携わった学生からの活動報告です。

学生活動状況報告

流通学部3年 堀敬太郎



この活動は、阪南大学の流通学部と兵庫県香美町が協力、連携し姫ボタル・静川平トレイルランを通して地域活性化や大自然の魅力を伝えることを目的としています。この大会には3つのコースがあり、山を越え、川を越え、神社の鳥居や険しい坂道を越えながら香美町の魅力を存分に伝えるコースになっています。阪南大学は2016年から毎年1泊2日の日程で準備から片付けまで行ってきましたが、去年は新型コロナウイルスの関係で秋開催&日帰りだったこともあり3年ぶりに全ての運営に携わることができました。

昨年は阪南エイドで食べ物を提供できなかったのですが、今年はできることになり気合を入れて準備を行いました。香美町からの提案もあり炭酸入りのゼリーを企画し、コーラなど5種類の炭酸飲料を使って試作品を作りました。試行錯誤の結果、サイダーとカルピスソーダを使った炭酸ゼリーを提供することになりました。エイドはゴールまであと4kmに位置していたことから、終盤での炭酸ゼリーにランナーから喜んでいただき私もとてもやりがいを感じました。それ以外にも、太鼓やバルーンを叩いての応援で精一杯ランナーを応援しました。

大会後にはアンケートの結果をまとめ、流通学部のゼミ大会で発表しました。結果は優秀賞を頂くことができとても良い経験になりました。今回の活動には現地での下見や大会実行委員の方とのミーティングから参加し、大会前日にはコースの試走も行いランナーの気持ちも理解した上で当日の大会を迎えることができました。他の学生と違い最初から最後まで参加できたので本当に忘れられない思い出となりました。

運営に携わる中で特に私が感じたのは、香美町の方々のこの大会に懸ける熱い想いでした。若い大学生にも負けない熱い気持ちと気合いに最初は圧倒されましたが、阪南生もそれに負けないくらいこの大会を成功させようと頑張りました。

大会を通じて来年への課題も明確になったのでそれも改善していき、これからも阪南大学と香美町とが協力してこの素晴らしい大会を盛り上げていきたいです。

ゼミ集合写真

※写真撮影時のみマスクを外しています

参加学生一覧

山谷翼、木藤喜大、蛇目涼介、竹内勇輝、竹松秀太、辻井康喜、寺田和矢、奈須優斗、堀敬太郎、森下魁人、八木颯音、山本光登、笠松祥哉、長澤智也、永下飛雄馬、永田力也、山口竜平