産学連携先: ㈱大丸松坂屋百貨店 梅田店

 森下ゼミ4期生(2回生)は今年度も大丸梅田店とコラボさせていただきます。
 コロナ禍の影響でスタートが遅れましたが、緊急事態宣言明けに早速フィールドワークを実施しました。
 今年度は「WITHコロナ時代の都心消費のあり方」を競合施設見学も通じて考察したうえで、まさに大阪梅田の一等地にあり、うめきた2期などの周辺開発によってますます競合が激しくなる大丸梅田店に対して、学生の目線でユニークかつ実現性ある提案をしていきます。

学生活動状況報告

 大丸梅田店でのフィールドワークを受けて、さまざまな企業戦略を感じとることができました。
 まず、倉本さんの「コスメ商品などはなぜ一階にないのか?」という質問への応答で、お店側は「上の階に上がるほど商品との偶然の出会いが増えるから良いけど、お客の立場からしたらめんどくさいと感じる意見を受け入れて、『上すぎないけど、めんどくさくない位置』に設置している」のだと知り、品質や価格だけでなく、お客の行動や心理も考慮しないといけないことを痛感しました。
 また、エスカレーターの前に「洗顔」を宣伝している店員さんがいて、ついついその人につられて店舗まで「連れて行かされ」ました。
 そこから10分程度沢山教えていただきましたが、「特徴のある商品を持ちながら」エスカレーターの前に立っていると「思わずなんだろうと惹かれる」という戦略も学べました。
 このような企業戦略があるからこそ、大丸梅田店はトップに入るのだと感じました。

流通学部 2年生 大西 朱里

ゼミ集合写真

参加学生一覧

倉本 望未、和田 昌也、石井 育実、稲葉 渚、井ノ口 倫瑠、大西 朱里、加川 亮輔、櫛田 元希、高山 大諒、田本 ひかる、永田 優夢、新田 大斗、橋本 塁、濱田 綾夏、林田 帆乃華、原 良拓、細山田 希乃花、増原 魁記、山崎 陽世