【学生報告】高校球児のメディカルチェックに参加しました!
2013年11月24日に京都市のわかさスタジアムで高校球児を対象にしたメディカルチェックが開催されました。
本レポートでは、サポートスタッフとして参加した学生に当日の様子を報告してもらいます(担当教員:早乙女 誉)。
※この学生教育研究活動は阪南大学学会の補助を受けています。
本レポートでは、サポートスタッフとして参加した学生に当日の様子を報告してもらいます(担当教員:早乙女 誉)。
※この学生教育研究活動は阪南大学学会の補助を受けています。
七里 慎哉(流通学部2回生)
11月24日、早乙女ゼミ2回生の3名で京都府のわかさスタジアムで行われた高校球児のメディカルチェックのお手伝いをしてきました。9時頃にスタッフ全体でのミーティングがあり、その後各自が担当するブースに別れて、詳しい説明を受けました。私たちが担当したブースはメディシンボールを使って体感パワーを測定するブースでした。この測定は、メディシンボールを投げてもらい、その飛距離を測るものでした。投げてもらう投げ方は2つありました。1つ目は、腕を伸ばした状態で胸の前にボールを構え、そこから投げる反対の方向に捻り、その状態から投げる。2つ目は、腕を伸ばして、胸の前で構えるまでは同じで、次はその状態から捻って投げる。この2つを選手には、してもらいました。野手は右左1回ずつの計4回、投手は2回ずつの計8回投げてもらいました。10時過ぎから、午前の部がスタートしました。測定するブースは、4つあり1つのブースを4人で担当しました。説明係、記録係、測定係、ボール拾い係と役割を決めて、取り組みました。どんどん選手が来るので、忙しいと聞いていましたが、自分の役割が決まっていたことで、やることが明確でした。そのため、作業がスムーズに出来ていたと思います。この午前の部で、野手約200名の測定をしました。そこから昼休憩をとり、13時過ぎから午後の部がスタートしました。午前とやることは変わらなかったので、ここでもスムーズに進められました。午後は前半と後半に分かれていましたが、とても順調に進んだので、予定時間の1時間も早く測定が終了しました。
測定が終了した後は、閉会式まで時間があったので、スタンドに行き、日本新薬野球部の野球教室の様子を見学しました。野手は各ポジションに分かれての守備練習、投手はブルペンでピッチング練習をしていました。とても活気に溢れていて、高校球児たちはいきいきと練習に取り組んでいたように思えました。16時過ぎに閉会式があり、高校球児のメディカルチェックのお手伝いは終わりました。
今回、このようなメディカルチェックが行われた目的は、怪我の早期発見と予防だと思います。この時期、野球ではオフシーズンと呼ばれていて試合などはないそうです。この時期に怪我などを発見できれば、春からのシーズンに間に合う可能性が高いので、この時期に行うのだと考えます。また、怪我が見つかることにより、悪化を防ぐことができます。こういった経験を通して、選手自身が怪我に対して意識するようになるのではないでしょうか。そういう意味で、これは選手にとって非常に意義のあるイベントだと思います。同時に社会人野球の選手による野球教室も行われていました。選手たちは社会人野球の選手から直接指導が受けられるので、とても貴重な経験ができているのではないかと思います。野球だけではなく他のスポーツでもこのようなイベントを実施していくことで、競技者の怪我予防や競技力の向上につながり、ひいてはスポーツ界全体の発展へとつながっていくと考えました。
測定が終了した後は、閉会式まで時間があったので、スタンドに行き、日本新薬野球部の野球教室の様子を見学しました。野手は各ポジションに分かれての守備練習、投手はブルペンでピッチング練習をしていました。とても活気に溢れていて、高校球児たちはいきいきと練習に取り組んでいたように思えました。16時過ぎに閉会式があり、高校球児のメディカルチェックのお手伝いは終わりました。
今回、このようなメディカルチェックが行われた目的は、怪我の早期発見と予防だと思います。この時期、野球ではオフシーズンと呼ばれていて試合などはないそうです。この時期に怪我などを発見できれば、春からのシーズンに間に合う可能性が高いので、この時期に行うのだと考えます。また、怪我が見つかることにより、悪化を防ぐことができます。こういった経験を通して、選手自身が怪我に対して意識するようになるのではないでしょうか。そういう意味で、これは選手にとって非常に意義のあるイベントだと思います。同時に社会人野球の選手による野球教室も行われていました。選手たちは社会人野球の選手から直接指導が受けられるので、とても貴重な経験ができているのではないかと思います。野球だけではなく他のスポーツでもこのようなイベントを実施していくことで、競技者の怪我予防や競技力の向上につながり、ひいてはスポーツ界全体の発展へとつながっていくと考えました。
新堀 正和(流通学部2回生)
11月24日(日)に「京都府高校球児メディカルチェック」の手伝いに参加してきました。会場は、京都市のわかさスタジアムで、約70の高校から280人の高校球児が集まりました。今回のメディカルチェックは、野手と投手にわかれて握力、スイング速度、体幹パワー、セルフチェック、肩肘のチェック、InBody、エコー、上肢パワー、体幹ROM、下肢パワー、肩周囲筋力などを測定しました。午前中に野手が上記の測定をし、その一方で投手がグラウンドで日本新薬の野球部の選手たちから指導を受けていました。午後は野手と投手が入れ替わり、16時頃までメディカルチェックと野球の指導が続きました。
私の役割は、体幹パワーを測るブースの手伝いでした。ブースには理学療法士の方がついていて、トレーニングの話や肩が痛くなる原因、股関節周りのストレッチなど色々な話を聞くことができました。こういったことは、私が専攻しているスポーツマネジメントとは直接関係しないことかもしれませんが、様々な形でスポーツに関わっている方のお話を聞くことは今後の進路について考える際に貴重な刺激になると思います。
今回のメディカルチェックで一番重きを置いていたのは怪我のことでした。普通なら大きい病院へ行かないとできないような検査もしてくれていたので、高校まで野球をやっていた私としては、とてもうらやましく感じました。シーズン中は、レギュラー争いに支障をきたすので、自分の故障のことを他の人に話すことはできませんでした。この時期(11月下旬)であれば、高校野球のオフシーズンなので、故障は比較的打ち明けやすく、治療に専念できると思いました。オフシーズン以外は自分の故障のことを打ち明けにくいということ自体が大きな問題ではありますが、オフシーズンのうちに選手の治療を促すことも指導者にとって重要なことだと感じました。
特に、この怪我のことで印象的だったのは、閉会式でこのメディカルチームの代表である京都府立医科大学の森原先生が「オフシーズンの間に私たちと一緒に治していきましょう」と言っていたことです。この言葉を聞いて高校球児にとってメディカルチェックがどれ程重要かということについて改めて考えさせられました。このような取り組みを全国で実施することで故障に悩む高校球児の数を減らすことができると思います。また、高校生が日本新薬の野球部の方々に野球の技術を教えてもらっている姿も印象的でした。今回受けた刺激を忘れず、今後の大学生活でも何事にもひたむきに本気で取り組んでいきたいと思います。
私の役割は、体幹パワーを測るブースの手伝いでした。ブースには理学療法士の方がついていて、トレーニングの話や肩が痛くなる原因、股関節周りのストレッチなど色々な話を聞くことができました。こういったことは、私が専攻しているスポーツマネジメントとは直接関係しないことかもしれませんが、様々な形でスポーツに関わっている方のお話を聞くことは今後の進路について考える際に貴重な刺激になると思います。
今回のメディカルチェックで一番重きを置いていたのは怪我のことでした。普通なら大きい病院へ行かないとできないような検査もしてくれていたので、高校まで野球をやっていた私としては、とてもうらやましく感じました。シーズン中は、レギュラー争いに支障をきたすので、自分の故障のことを他の人に話すことはできませんでした。この時期(11月下旬)であれば、高校野球のオフシーズンなので、故障は比較的打ち明けやすく、治療に専念できると思いました。オフシーズン以外は自分の故障のことを打ち明けにくいということ自体が大きな問題ではありますが、オフシーズンのうちに選手の治療を促すことも指導者にとって重要なことだと感じました。
特に、この怪我のことで印象的だったのは、閉会式でこのメディカルチームの代表である京都府立医科大学の森原先生が「オフシーズンの間に私たちと一緒に治していきましょう」と言っていたことです。この言葉を聞いて高校球児にとってメディカルチェックがどれ程重要かということについて改めて考えさせられました。このような取り組みを全国で実施することで故障に悩む高校球児の数を減らすことができると思います。また、高校生が日本新薬の野球部の方々に野球の技術を教えてもらっている姿も印象的でした。今回受けた刺激を忘れず、今後の大学生活でも何事にもひたむきに本気で取り組んでいきたいと思います。