自己成長プレゼンテーション
2014年10月31日に、本学の50周年記念館の完成を記念し「自己成長プレゼンテーション」が開催されました。本レポートでは、この行事で本学の学生を代表して「自己成長」について発表した学生に、当日の様子を報告してもらいます(担当教員:早乙女 誉)。
村上 満輝(流通学部3回生)
阪南大学50周年記念館開設を記念して10月31日に自己成長プレゼンテーション大会が開催されました。今回の式典は全体で三部の構成になっています。第一部では株式会社毎日放送で制作マネージャーをしている田渕伸一氏による「大阪で働くこと」の講演が行われました。第二部が学生による自己成長プレゼンテーションとなっており、キャリアゼミの代表者や学生代表が82社の企業の123名の方々の前でプレゼンテーションをさせてもらいました。第三部は懇親会となりたくさんの企業の方々や式典関係者と学生が話をするとても良い機会となりました。
私たち流通学部早乙女ゼミ生のHanner Team※ の5名は、25分間のプレゼンテーションをさせていただきました。テーマは「阪南大生による阪南スポーツのための情報発信ツールの作成」です。五人で一つのプレゼンテーションを作り上げていくことはとても大変でした。まずこれまでの活動と成長の期間を四つに分けて考えました。そして、いつ、なんのために、どのような活動をし、それによって何に気づき、どのように成長することができたのかを話し合いました。そこから役割分担をして制作していき準備していきました。発表内容だけではなくスライドの見やすさや字体にも注意しました。最後の総括の部分については本番の30分前まで全員で話し合い、何度も修正して完成しました。
発表は記念ホールのステージですのでとても緊張しましたが、これまでの活動の発表内容をきっちり伝えられるよう自信を持って発表しました。その結果「段階を追っていてわかりやすかった」、「綺麗にまとまっていた」、「アピール力がある」というようなたくさんのご意見をいただきました。しかし「もう少し内容を絞った方が良い」というようなご指摘もあり、これからのHanner Teamの活動や一人の学生としても勉強させてもらうことができました。発表後には、懇親会でたくさんの企業の方々と話をすることができ、就職活動が本格化する前に少しリードできたようにも思いました。
今回の式典に参加させもらうにあたって、早乙女先生やゼミ生をはじめたくさんの方に何度もアドバイスや添削指導をしていただきました。ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。また考える力が身につきました。頭で考えていることを文字に表し分かりやすく伝えることが一番大変でした。これこそがHanner Teamにもとめられる力なのだと思います。そして何よりも、妥協せずに最後まで全員で取り組むことができたことが一番の自信になりました。今回学んだ「PDCA(計画、実行、評価、改善)」の大切さを忘れずにこれからもHanner Teamの活動に取り組み、就職活動や部活動にも活かしていきたいと思いました。