活動テーマ:ホスピタリティ産業におけるマネジメント人材養成Ⅱ
産学連携先:ブラッスリー ブージュニア、アンジュ デ ラヴィ
産学連携先:ブラッスリー ブージュニア、アンジュ デ ラヴィ
ブラッスリー ブージュニア
住木ゼミナール3回生の学生が、「ブラッスリー ブージュニア」と連携した課題解決型学習(1)「ブージュニアにおけるおすすめワインのPOP(購買時点)広告を作成する。ただし、マーケティング・マネジメントの枠組みを活用して説明することが可能な提案をすること。」、(2)「ブージュニアにおけるアイドルタイム対策、ならびに平日のランチタイム売上向上策について提案する。ただし、どのような成果をあげることができるのか、ある程度検証されている提案をすること。」に取り組んだ。
学生活動状況報告
2019年8月5日(月)から2019年9月5日(木)の期間、「ブラッスリー ブージュニア」において、阪南大学流通学部住木ゼミナール3回生が選択したおすすめワイン「スペルバウンド メルロー」を、住木ゼミナール3回生の田中愛也さんが作成したPOP(購買時点)広告を使用して販売した結果、グラス16杯 14,080円、ボトル2本 11,200円 合計 25,280円(税込)の売上となった。
連携団体担当者からのコメント
ブラッスリー ブージュニア
店長 岩橋 港 様
(ならびに「ブラッスリー ブージュニア」スタッフ様)
阪南大学と連携したワイン販売は、いつも初心を思い出す機会になっています。なぜなら、ワインを飲むことが少ない学生の皆様の貴重な意見を聞くことができる場になっているからです。私たちスタッフとは異なる角度からの様々な指摘は、とても新鮮に感じられます。学生の皆様も、今回のワイン販売を通じて、何か自分にプラスになるものを得て頂ければ幸いです。このような機会を与えて頂き、学生の皆様ならびに阪南大学の皆様ありがとうございました。
アンジュ デ ラヴィ
阪南大学流通学部住木ゼミナール3回生の学生が、大阪府松原市にあるブライダル施設「アンジュ・デ・ラヴィ」を対象にフィールドワークを行うと共に、(1)「アンジュ・デ・ラヴィを活用した大阪府松原市ならびに周辺地域における活性化に寄与する政策について提案する。ただし、どのような成果をあげることができるのか、ある程度検証されている提案をすること。」、(2)「アンジュ・デ・ラヴィにおける画期的な新サービスについて提案する。ただし、マーケティング・マネジメントの枠組みを活用して説明することが可能な提案をすること。」という課題解決型学習に取り組んだ。
学生活動状況報告
大阪府松原市のブランド食材である河内鴨や地域で栽培された野菜を活用したメニューの開発などについて提案しました。ブライダル施設としての政策立案に限定された課題ではなかったため、非常に多くの政策を検討し、分析する必要があった。一つの政策に集約していくことが難しかった。
流通学部 波多野 楓
連携団体担当者からのコメント
アンジュ・デ・ラヴィ
オーナー 山本 格志 様
産学交流による若い人たちの考え方や意見は、私たちには大変刺激になります。その意味では大変有意義だと思います。地場産品を使って料理の提供、地域の交流の場の提供、SNSなどの利用など、学生の皆さんの意見は参考になりました。
今、出生人口が90万人を切ったと騒がれています。国の政策では、結婚後の子育て世代に対するいろいろな政策が出て来ています。しかし、結婚に対する政策は何もないのが現状です。結婚したい人がいるのにできない理由に、将来の展望が持てない、非正規の拡大で安定した職に就けない、その結果、所得が少なくなって経済的に結婚出来ない、消費税の負担による消費の落ち込みなど、経済的な政策の失敗による、若い人たちへの負のスパイラルが結婚に対する希望や将来の不安を掻き立てています。
また、親戚や近隣との気薄なお付き合い、会社の中での気薄なお付き合い、個人主義の台頭、今は同居生活や住まいのシェアなど当たりまえの時代となり、結婚のカタチが変化してきています。何とか私たち大人の世代が、負のスパイラルを取り除き、結婚に前向きな若者を作りたいものだと思います。
今、松原市では商工会や市などが主導でお見合いパーティーなど開催していますが、カップルがこの町で結婚して住む場合の経済的支援など、幅広い支援策が望まれます。是非、学生の皆さんには、自分たちの環境は自分たちで変える、そのためには積極的な政治参加で社会を変え、希望に満ちた将来を作られることを祈っております。
今、出生人口が90万人を切ったと騒がれています。国の政策では、結婚後の子育て世代に対するいろいろな政策が出て来ています。しかし、結婚に対する政策は何もないのが現状です。結婚したい人がいるのにできない理由に、将来の展望が持てない、非正規の拡大で安定した職に就けない、その結果、所得が少なくなって経済的に結婚出来ない、消費税の負担による消費の落ち込みなど、経済的な政策の失敗による、若い人たちへの負のスパイラルが結婚に対する希望や将来の不安を掻き立てています。
また、親戚や近隣との気薄なお付き合い、会社の中での気薄なお付き合い、個人主義の台頭、今は同居生活や住まいのシェアなど当たりまえの時代となり、結婚のカタチが変化してきています。何とか私たち大人の世代が、負のスパイラルを取り除き、結婚に前向きな若者を作りたいものだと思います。
今、松原市では商工会や市などが主導でお見合いパーティーなど開催していますが、カップルがこの町で結婚して住む場合の経済的支援など、幅広い支援策が望まれます。是非、学生の皆さんには、自分たちの環境は自分たちで変える、そのためには積極的な政治参加で社会を変え、希望に満ちた将来を作られることを祈っております。
参加学生一覧
住木ゼミナール3回生(敬称略、学籍番号順)
野畑 美穂、大浦 玲生、坂本 大悟、田中 愛也、波多野 楓、藤本 颯馬
野畑 美穂、大浦 玲生、坂本 大悟、田中 愛也、波多野 楓、藤本 颯馬
ゼミ集合写真
教員のコメント
流通学部
住木 俊之 教授
キャリアゼミ「ホスピタリティ産業におけるマネジメント人材養成Ⅱ」においては、住木ゼミナール3回生の学生に、1.「ブージュニアにおけるおすすめワインのPOP(購買時点)広告を作成する。ただし、マーケティング・マネジメントの枠組みを活用して説明することが可能な提案をすること。」、2.「ブージュニアにおけるアイドルタイム対策、ならびに平日のランチタイム売上向上策について提案する。ただし、どのような成果をあげることができるのか、ある程度検証されている提案をすること。」、3.「アンジュ・デ・ラヴィを活用した大阪府松原市ならびに周辺地域における活性化に寄与する政策について提案する。ただし、どのような成果をあげることができるのか、ある程度検証されている提案をすること。」、4.「アンジュ・デ・ラヴィにおける画期的な新サービスについて提案する。ただし、マーケティング・マネジメントの枠組みを活用して説明することが可能な提案をすること。」という課題解決型学習等に取り組んでいただきました。
主に人がサービスを提供するホスピタリティ産業においては、サービスのスペシャリストとしてのみならず、マネジメントを担うことができる人材が求められています。今回の教育プログラムに取り組んでいただいたことによって、住木ゼミナール3回生の学生が、将来、ホスピタリティ産業において活躍するために必要となる実務家としての能力の基盤を構築することができたと確信しております。
主に人がサービスを提供するホスピタリティ産業においては、サービスのスペシャリストとしてのみならず、マネジメントを担うことができる人材が求められています。今回の教育プログラムに取り組んでいただいたことによって、住木ゼミナール3回生の学生が、将来、ホスピタリティ産業において活躍するために必要となる実務家としての能力の基盤を構築することができたと確信しております。