今回のテーマは、学生(選手)がこれまでサッカーをプレイしてきた中で、興味や疑問のあるパフォーマンスや現象(対象)に特化しました。
そして分析ソフト会社・ダートフィッシュ・ジャパンの藤井透氏のご教示によって、ゲーム分析ソフト「MY Dartfish ProS ver.1.0」の活用法の徹底的なマスターを試みました。
それによって学生は、それぞれ収集した映像からさまざまなデータ(時間帯、プレイ部位、プレイ地点やエリア、プレイの状況、パスの方向、パスの距離、パスの種類など)を収集することができました。その収集したデータを整理し、エクセルデータや図にまとめました。
このように前期で、パフォーマンスや現象を数値や図のデータとして見える化を行いました。
そして分析ソフト会社・ダートフィッシュ・ジャパンの藤井透氏のご教示によって、ゲーム分析ソフト「MY Dartfish ProS ver.1.0」の活用法の徹底的なマスターを試みました。
それによって学生は、それぞれ収集した映像からさまざまなデータ(時間帯、プレイ部位、プレイ地点やエリア、プレイの状況、パスの方向、パスの距離、パスの種類など)を収集することができました。その収集したデータを整理し、エクセルデータや図にまとめました。
このように前期で、パフォーマンスや現象を数値や図のデータとして見える化を行いました。
学生活動状況報告
私は、2008〜2013年のリーガ・エスパニョーラをもとに、ペップ・グアルディオラ時代のバルセロナの中心にいた、シャビ、イニエスタのパスについてダートフィッシュという研究ソフトを用いて研究を行いました。
2年生の頃からダートフィッシュ自体には触れていたんですが、今回の卒論でより本格的に取り組みました。
両選手の得点に繋がるようなパスを切り取り、パスマップを作り、さらにExcelデータの表にしました。2年次からダートフィッシュの操作をある程度させてもらえていたので、卒論を作成するためのデータを取る時には、スムーズに操作できるようになっていました。
およそ70本のパスの地点や、軌道などを比較し、共通点や、成功の法則などを探す作業をしていく中で、一流のサッカー選手の試合中の意図やイメージに少しだけ触れることができたと思います。
そして、自分の好奇心で分析し、そこから得られた知見を言葉で伝えていくという作業にとてもやりがいを感じました。
また、分析を進める中で、新たに生まれる問題にも自分で考えて前向きに取り組んでいく姿勢を身につけることができました。
私がゼミの分析で使うダートフィッシュは、分析を行う際に必要不可欠な物であると思います。
その理由として1プレーごとの「情報」を的確かつ、簡単に切り取ることができ、「情報」を「数値化」し、「目に見える形」にすることで、データを作り上げることができます。またそれだけでなく、ダートフィッシュにはプレーごとにおける整理ができ、それが1試合だけでなく、多くの試合をプレーごとに整理できるシステムが搭載されています。このようにシステムを円滑に利用し、様々なデータを整理し、分析を行うことができます。
ダートフィッシュを利用することで、様々なスタート地点からゴール地点までを自在に作り上げることができるとともに、分析において最も必要な「情報」を自分の好きな形でまとめて作成し、様々な視点から分析を行うことができるため、ダートフィッシュはこれからの分析においても必要不可欠な物であると思いました。そして何より、プロの試合を分析できることから、プロと大学のサッカーの違いや、Jリーグに足りないものは何かなど、視点を広く置けるため、分析に対する見方の変化や、考え方も仮説を立て検証ができるようになった為、分析におけるダートフィッシュは偉大だと思いました。
2年生の頃からダートフィッシュ自体には触れていたんですが、今回の卒論でより本格的に取り組みました。
両選手の得点に繋がるようなパスを切り取り、パスマップを作り、さらにExcelデータの表にしました。2年次からダートフィッシュの操作をある程度させてもらえていたので、卒論を作成するためのデータを取る時には、スムーズに操作できるようになっていました。
およそ70本のパスの地点や、軌道などを比較し、共通点や、成功の法則などを探す作業をしていく中で、一流のサッカー選手の試合中の意図やイメージに少しだけ触れることができたと思います。
そして、自分の好奇心で分析し、そこから得られた知見を言葉で伝えていくという作業にとてもやりがいを感じました。
また、分析を進める中で、新たに生まれる問題にも自分で考えて前向きに取り組んでいく姿勢を身につけることができました。
流通学部4年 梅北 裕介
私がゼミの分析で使うダートフィッシュは、分析を行う際に必要不可欠な物であると思います。
その理由として1プレーごとの「情報」を的確かつ、簡単に切り取ることができ、「情報」を「数値化」し、「目に見える形」にすることで、データを作り上げることができます。またそれだけでなく、ダートフィッシュにはプレーごとにおける整理ができ、それが1試合だけでなく、多くの試合をプレーごとに整理できるシステムが搭載されています。このようにシステムを円滑に利用し、様々なデータを整理し、分析を行うことができます。
ダートフィッシュを利用することで、様々なスタート地点からゴール地点までを自在に作り上げることができるとともに、分析において最も必要な「情報」を自分の好きな形でまとめて作成し、様々な視点から分析を行うことができるため、ダートフィッシュはこれからの分析においても必要不可欠な物であると思いました。そして何より、プロの試合を分析できることから、プロと大学のサッカーの違いや、Jリーグに足りないものは何かなど、視点を広く置けるため、分析に対する見方の変化や、考え方も仮説を立て検証ができるようになった為、分析におけるダートフィッシュは偉大だと思いました。
流通学部4年 寺岡 聖斗
参加学生一覧
巖 真都利、植松 建斗、梅北 裕介、小野 翔汰、柴田 豊輝、土浦 直瑠、寺岡 聖斗、難波 尚也、羽坂 豪、橋本 直旺、花田 周勇、濱屋 悠哉、松本 悠玖、吉村 大空
連携先コメント
株式会社ダートフィッシュ・ジャパン
藤井 透 様
「ダートフィッシュ・ソフトウェア」は映像をベースに運動学的観点から「動きの相違・経過・分析・評価」を行うソフトウェアをキャリアゼミで講義しました。
成果と結果を報告します。
スポーツパフォーマンス分析の高度な情報処理として、サッカーゲーム分析項目の定義、データ化の分析視点の明確化、分析内容のフィードバック法、活用術などが研究により実践活用を目的として授業しました。
<ゲーム分析のタギング機能の活用開発>
1)簡易的に操作し収集する方法
ショートカットキーを作成して、リアルタイム分析の実現をしました。
サッカーのテクニック、エリア、時間帯、戦術の客観的な情報収集を簡易的に取得することを目的として授業を進行しました。
2)エリアとゾーン分析
サッカーフィールドにゾーン分割やエリア名を定義して、パス経路や、シュートエリアなどの軌跡を表示できように開発しました。
3)タギングパネル項目の作成
エリアとゾーンに加え、ゲームコンセプトを明確にする分析項目の検討
収集されたデータから、ゲーム内容の評価、映像ファイルのデータベース化がされ、フィードバックが容易になりました。
4)データの個数、統計情報
収録データから、マトリックス表示、統計データ表示を出力可能にしました。
データは、表計算ソフトやソフト上でグラフ化するローデータの出力も可能になりました。
成果と結果を報告します。
スポーツパフォーマンス分析の高度な情報処理として、サッカーゲーム分析項目の定義、データ化の分析視点の明確化、分析内容のフィードバック法、活用術などが研究により実践活用を目的として授業しました。
<ゲーム分析のタギング機能の活用開発>
1)簡易的に操作し収集する方法
ショートカットキーを作成して、リアルタイム分析の実現をしました。
サッカーのテクニック、エリア、時間帯、戦術の客観的な情報収集を簡易的に取得することを目的として授業を進行しました。
2)エリアとゾーン分析
サッカーフィールドにゾーン分割やエリア名を定義して、パス経路や、シュートエリアなどの軌跡を表示できように開発しました。
3)タギングパネル項目の作成
エリアとゾーンに加え、ゲームコンセプトを明確にする分析項目の検討
収集されたデータから、ゲーム内容の評価、映像ファイルのデータベース化がされ、フィードバックが容易になりました。
4)データの個数、統計情報
収録データから、マトリックス表示、統計データ表示を出力可能にしました。
データは、表計算ソフトやソフト上でグラフ化するローデータの出力も可能になりました。
教員のコメント
流通学部
上赤坂 佳孝 准教授
学生がこれまでサッカーをプレイしてきた中で、興味や疑問のあるパフォーマンスや現象(対象)に特化し、それらのシーンの映像を数多く収集しました。分析ソフト会社・ダートフィッシュ・ジャパンの藤井透氏のご教示によって、収集した映像から、時間軸、定義したプレイの項目に分類、またエリア、ゾーン等にプレイ地点やパスの軌道などのデータを収集しました。
これまで感覚で捉えていたことを数値や図で見える化することにより、パフォーマンスや現象を客観的に捉えることができました。このように見える化された客観的なデータ(結果)をもとに、これまで主観でとらえていた感覚とすり合わせながら、後期から分析(考察)に移ります。
この作業によって、観察能力や分析能力、また自身のスポーツパフォーマンスの向上につながると考えています。
これまで感覚で捉えていたことを数値や図で見える化することにより、パフォーマンスや現象を客観的に捉えることができました。このように見える化された客観的なデータ(結果)をもとに、これまで主観でとらえていた感覚とすり合わせながら、後期から分析(考察)に移ります。
この作業によって、観察能力や分析能力、また自身のスポーツパフォーマンスの向上につながると考えています。