神尾ゼミナール「専門演習2」実況中継レポートNo.3

BOSS、吼える!しかし、その原因は私たち4回生にありました。

神尾ゼミナール『NAVIGATE Vol.4』副編集長の成元栞です。
2014年10月9日のゼミナールの時間、私たち4回生は、BOSSから数点お叱りを受けてしまいました。しかし、その原因は、4回生にもなってまだ社会的ルールを理解していなかった私たちの基本的なミスです。神尾ゼミナールは、あと数人が内定を取得できれば、2015年4月1日にはどこかの企業の内定式に立っていることになります。しかも残り半年足らずで卒業。にもかかわらず、現在に至ってなお、出来ない4回生であったわけです。
では、その内容とは?

メール送信に必須アイテムくらいしっかり記せ!受信したメールは確認して返信せよ!

お叱り1点目
私たちの日常ツールであるメール。メール送信の際には、
 ①メールの件名を記すこと
 ②メールの宛先の方の名前を最初に明記すること
 ③差出人である自分の名前を明記すること
これは、ごく当たり前のこと。でも私たち4回生は出来ていませんでした。
携帯メールにしてもスマートフォンにしても、既に登録してあれば、誰にメールを送信するにしても、誰から受信したとしても、一目瞭然となります。しかし、それが通用するのは、友達の間でのこと。
自分の名前さえ記さずに送信することが当たり前になっていることに、それはけっして当たり前ではないことを改めて思い知りました。

お叱り2点目
私たちは現在雑誌の編集作業に入っている段階です。もちろん、学生各自の記事は完成していますが、それと共に、チームでインタビューや座談会記事を作成・構成している状況。BOSSにデータを渡してしまえば、自分の任務は終了!と勘違いしていたのは私たちゼミナール学生。
帰宅して後、深夜に私たちのどうしようもない原稿に手直しをし、読者に読んでいただける状態にして私たちゼミナール学生全員に配信してくるのがBOSSの仕事だと思っていた私たち。それを読みもせずに、放置していました。したがって、何の返信もしていなかったわけです。

これらについて今まで気にも留めていなかったのは、心のどこか片隅でそれが当たり前のことだと思っていたからです。しかし、BOSSと私たち学生と友達関係ではありませんし、メールをするときは相手が目上の人であろうがなかろうが、上記をすることは当然のことなのです。
そのことは現在のゼミが始動した2012年11月から言われ続けてきたことでした。しかし、私たちがいつまで経っても出来なかった為に、BOSSからお叱りを受けたのでした。2年近くも経つのに恥ずかしい限りです。

スマートフォンを使いながら、ちっともスマートではなかった私たち神尾ゼミナール4回生。使っている携帯電話はスマートであっても、使っている私たちは、お利口さんではなく、クソ生意気なだけでした。
「smart」のさまざまな意味を、体現していた私たちに対して、苦悩していたのはBOSSだけでした。反省しています。

すぐにアクションを起こせ!

お叱り3点目
BOSSは言います。「アクションは思うだけでなく必ずすぐに起こそう!」と。それはメール送信の件もそうですが、頭の中で思っているだけで実際に行動に移さなければ、相手には伝わらないのです。私たちは周りにいるたくさんの方々の協力が無ければ、学生生活を送ることは出来ません。現在ゼミで制作している『NAVIGATE Vol.4』も同じく周りの方々のご協力無しには完成することはありません。
しかし、私たちはその方々に感謝をすることを疎かにしていました。私たちは今から約半年後の3月に大学を卒業後、社会に出てそれぞれが選んだ職業に就いていきます。社会に出たら常に複数の作業を同時並行で行わなければならないのです。今までのように「忙しかった」「後からやろうと思っていた」では、済まされません。BOSSはそのことの重要性を私たちに伝えてくださったのだと思います。

本日のゼミメニューは3つ

 1.最新版での仮製本の作成
 2.表紙・裏表紙の製作進捗状況の報告
 3.2人ペアになっての読み合わせ

「最新版での仮製本の作成」
前回のゼミの時にそろっていなかったページがほとんど出揃ったので、改めて仮製本を作りました。前回作成したときは白のページが多かったのですが本日作成してみると白のページは残りわずかということが判明したと同時に、提出されていないページの編集作業以外に、すでに完成しているページもフォントの調整などの微調整が必要だということに。ここで気を休めている暇はありません。完成まで気を緩めずに突き進んでいこうと思います。

表紙・裏表紙の製作進捗状況の報告
先週10月2日に辰巳教授と総務課の井上氏、そして本学のゆるキャラ「はぴなん」のご協力により、表紙撮影が行われました。撮影日はあいにくの曇天。でも井上氏が編集の手を加えて下さった表紙画面の空には曇り空から雲一つない真っ青な空に変わっていました。井上氏のお力添えのお蔭です。本当にありがとうございました。そして裏表紙のコンセプトの説明がありました。コンセプトは「未来」。画面の詳細説明ももちろん行われましたが、それは完成までのお楽しみとさせていただきます。

2人ペアになっての読み合わせ
完成した記事を2人ペアになって読み合わせをしました。自分自身では「これで完璧だ。」と思っていたものでも、第三者の視点から音読してもらうと、句読点の位置や言い回し・言葉が足りずに意味が分かりにくく訂正が必要な部分が見えてきました。
しかし一度読み合わせが終わったからと言って、それで完璧になるわけではなく繰り返して読み合わせをすることが重要な過程です。雑誌の記事として制作している以上、多くの人が目にするものだということを念頭に置いて今後も作業を続けていきます。

次回ゼミナールまでの課題

最後に次回までの課題として、自身の担当ページに本日の読み合わせで出てきた訂正箇所を修正した上で校正紙を印刷してくることが出されました。目次担当の私は当初から変更になった各タイトルの編集をしてくることが挙げられました。
次回以降も読み合わせ作業を続け、記事を完璧な状態に近づけていくことが必要になります。その為にはゼミ生1人1人が次のゼミまでに自分自身の記事を見つめなおすことが必要です。いつも先生がおっしゃっている通り、時間は誰にでも平等に与えられているものであり、そして限られているものです。その時間をどう活用するかはその人次第。私たちはその時間を無駄にしないように、完成まで突き進みます。

卒業研究の提出日決定!

最後にBOSSから重要な連絡がありました。今年の卒業研究の提出日が12月17日水曜日に決定したということ。私たち神尾ゼミナールの卒業研究はゼミ生全員が揃って提出することが出来なければ、ゼミ生全員が卒業できません。
卒業研究の正確な提出期日を聞いた私たちは、今まで以上に気を引き締めないといけないことを改めて実感したのでした。
BOSS、完成までご指導よろしくお願いいたします。