神尾ゼミナール「専門演習2」実況中継レポートNo.6

報告は怠るなかれ!

 まずは1点目。現在、神尾ゼミナールの4回生は殆どが就職活動を終えている状況です。にもかかわらず、最終内定先の報告をキャリアセンターにしてなかった学生が多数いたこと。
 キャリアセンターの皆さんには、国際コミュニケーション学部担当の福田さんをはじめとして、就職活動開始前から就職準備、就職相談など多岐にわたってのサポートを受けていたにもかかわらず、最終報告に行っていないとは何事か!とのご叱責。このお叱りは、当然と言えば当然のこと。私たち学生からの報告がきちんとなされなければ、国際コミュニケーション学部の就職内定の現状についての把握できず、業務に支障をきたします。
 改めて感じること。それは、頭で思っていても、実際に行動に移すのは至難の業だということ。些細な事柄であっても、報告をすることが何よりも肝心なのだと実感しています。

学生目線で考えるな!

①表紙の進捗状況の報告
②仮製本の作成
③裏表紙の撮影
④記事の読み合わせ




①表紙の進捗状況の報告
竹村から表紙の進捗状況の説明がありました。前回のゼミでの報告の際に、
 i) 表紙上部の『NAVIGATE Vol.4』の文字を現状の黒から紺色に変えた方がいいのではないか。
 ii)『NAVIGATE Vol.4』の『Vol.4』の文字が背景と重なっており見にくいので位置を変えた方が良いのではないか。
という2点が指摘されておりました。これらの意見を反映させての部分修正点の報告。
まず、文字の色の件は黒と濃紺の2パターンを作成しどちらの方が見やすいか比べた結果、最終結論は黒のままで制作することになりました。前回のゼミの時は黒のパターンしかなく比較対象が無く、判断が難しかったのですが、今回、2パターンを作成し、面前で比較対照させてみることで、結果、黒の方が映えることが分かりました。
文字の位置についても、文字の大きさを微調整し、背景と重ならない位置に移動することで見やすくなっていました。表紙についてはゼミナールの時間のたびに報告があり、その都度、改善点が見つかるので調整作業が多く大変ですが、雑誌の第一印象を決めるのは表紙です。読んでくださる読者の方が雑誌を一目見て読んでみたいと思ってくださるような表紙を作ることが大切です。
担当者の2人を含め、ゼミ生全員が真剣に取り組むことで最高の出来の表紙が出来るのではないかと思っています。

②仮製本の作成
 私たちは後期に入って以降、ほぼ毎回仮製本を作成しています。それは仮製本の形にすることでバラバラの状態だった時には気付かなかった問題点が浮き彫りになっていくだけではなく、作成する度に完成していなかった記事のページが白紙から記事に差し替えられていくことでページの進捗状況が明確になります。何よりも、一つの雑誌を作成している意識を深めることが出来ます。
今回の仮製本を制作したときに浮き彫りになった問題点。それは、ページ番号のずれ、ヘッダーフッターの文字の大きさが揃っていないページ、さらにはページ番号さえ入れられていないページがまだあるということ。ページが変更されたり、未完成の記事が完成して白紙と差し替えられた時など少しでも変更がある度、先生は最新の台割表を送ってくださいます。それに合わせて編集していけば問題ないのですが、残念ながら古い状態のままの記事が多くあります。次回のゼミで一度、一斉に編集をすることが必要なことが判明しました。

③裏表紙の撮影
 こちらは前回までと同様で完成までのお楽しみとさせていただくのですが、裏表紙は毎回変更がありますが、画面レイアウトのイメージやコンセプト自体は、ぶれることなく今日まで来ました。そして本日ようやく、裏表紙の撮影段階に達しましたので、担当の竹村・中山に加え、数人のゼミ学生が撮影に向かいました。
 私自身は撮影に同行したわけではないので、その時の状況は分かりませんがあとから聞いた話によると、かなりの枚数を撮影してうまくいったのはたった一枚だったとのこと。その報告をした際のBOSSの反応は「当たり前だ!」の一言。さすがに、ワンショットでお金の取れるシャッターを切られる指導教授でした。
 『NAVIGATE』はVol.1依頼、表紙・裏表紙にはメッセージが込められてきました。私たち2011年度生が制作するVol.4もそれを踏襲していかねばなりません。話を聞いただけで撮影の大変さが伝わってきましたが、写真の出来は最高でした。写真の微調整の必要があるということで、いつもお世話になっている総務課の井上氏に画像編集のお願いをしました。井上様、よろしくお願いいたします。

④記事の読み合わせ
 これも毎回のゼミナールの時間にしている作業ですが、毎回異なる組合せで読み合わせをするので、毎回改善点が見つかります。様々な視点から記事を見つめることで記事の完成度が上がっていくと確信しています。