神尾ゼミナール2回生の山口由華です。昨年9月、日本を飛び出しビクトリアへやって来ましたが、ビクトリアでの生活も残すところあと2ヶ月となりました。いよいよこの留学生活も終盤を迎えようとしています。あと2ヶ月という猶予を前にし、帰国する実感が沸々と湧いてきており、寂しさと焦りを感じはじめています。

山口由華ニューヨークへ行く

 さて、前回クリスマスのお話だけで終わってしまった冬休みのお話を少し。
 クリスマスがあまりにもビッグイベントだったため、記憶が飛んでいましたが、クリスマスの少し前に世界的大都市の一つ、アメリカ合衆国のニューヨークへ旅行に行って来ました。まさかニューヨークのタイムズスクエアに自分が立つ日が来るとは夢にも思いませんでした。

ニューヨークでの放浪3時間

 ドキドキとワクワクと少しの不安を胸にいざ、ニューヨークへ。しかし、飛行機の出発が遅れたことにより、経由先のバンクーバーで猛ダッシュ、ニューヨークに着いたはいいものの、そこからホテルまでの行き方が分からず3時間の放浪。唯一の情報源であるスマートフォンと格闘の末、結局ホテルに着いたのはニューヨーク到着から5時間後と初っ端からトラブル続き。さてどうなることやら。

神様からの試練

 クリスマス前という時期が悪かったのか、それとも、イエス様の誕生を静かに祈りの中で迎えなかった報いか。その後も、度々、様々な試練に襲われながらも、ブルックリンブリッジやエンパイアステートビルディング、タイムズスクエア、アメリカ自然史博物館、ニューヨークの街並みを一望できるナイトクルーズを敢行。
 ニューヨークを象徴する場所を巡り、ニューヨークらしいアメリカンだけれどもオシャレな料理を食べたり、買い物を楽しんだりと、夢の世界のようなひとときを満喫することができました。そして、カナダへ帰国する際もトラブルに見舞われるというハラハラドキドキする旅でもありましたが、とても楽しい旅となりました。

山口由華、勿論日本人の心も忘れてはいません!

 大晦日に日本人と韓国の友達も交えて、年越しパーティーをし、新年のお祝いをしました。ビクトリアには、日本人の方も多く日本食も人気なため、アジア系スーパーや日本食材店もあります。
 が、やはり置いてあるものも限られ、日本と全く同じという訳ではないため、本格的にはできませんでしたが、お雑煮とお汁粉を作り、正月気分を味わいました。韓国の人たちにとっては、お雑煮やお汁粉は初めてだったようで、日本の文化について伝える良い機会にもなりました。

ラストセメスタは多様化したクラスの中で

 そんな1ヶ月間の楽しい冬休みも終わり、新しいセメスターが始まりました。前回のクラスからレベルアップし、新しい先生、新しいクラスメイトに心機一転。この環境に身をおけるのも残り2ヶ月、どれだけ努力し、成長できるかと気の引き締まる思いです。
 また、偶然にも日本人が少なく、クラスに6カ国のそれぞれ違った国籍の人がいるという、多国籍なクラスなため、英語を使うことも今まで以上に増え、英語を勉強するうえでは、とても良い環境だと感じます。残り2ヶ月、勉強もしつつ、日本では味わえない交友関係や生活を思う存分満喫して帰りたいと思います!

それではまた来月!See you next month!