活動テーマ:広告クリエーティブによるアクティブラーニングメソッドの開発
産学連携先:電通ならびに公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団(アドミュージアム東京)
私たち大野ゼミは、キャリアゼミの活動として、大手広告会社・電通と協力して、私たちが表現力を高めるためのプログラムの開発を模索してきました。その成果として、今回は電通の東京本社から現役コピーライターでもある大山徹さんと館林恵さんを迎えて、2019年1月15日と16日の2回にわたりクリエーティブワークショップ「言葉の絵画教室」を開催しました。
これは、ちょっと不思議な絵画教室です。参加者に配られているのは、「言葉の絵画教室」オリジナルの200文字原稿用紙。この200文字という字数制限の中で、目の前のモチーフを言葉で描いてもらいます。描く時間は10分。10分たったら、一人ずつ自分が今描いた文章を読み上げて、みんなで共有していきます。すると、同じものを見ているのに、みんな選んだ言葉も、伝え方も違うということに気づきます。
200文字の文章を通して、人によって全く見え方が違うということを実感できるのです。これを何ラウンドも繰り返します。他の人の言葉の絵画を聞いて、「なるほど、そういう視点もあるのか!」と新しい視点に気が付くのです。
さまざまな視点で物事を見ることができる力=着眼力を鍛えること、また他人は自分とは別の見方をしているということを理解、実感すること。それが言葉の絵画教室、そしてゼミの大きな目的です。
産学連携先:電通ならびに公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団(アドミュージアム東京)
私たち大野ゼミは、キャリアゼミの活動として、大手広告会社・電通と協力して、私たちが表現力を高めるためのプログラムの開発を模索してきました。その成果として、今回は電通の東京本社から現役コピーライターでもある大山徹さんと館林恵さんを迎えて、2019年1月15日と16日の2回にわたりクリエーティブワークショップ「言葉の絵画教室」を開催しました。
これは、ちょっと不思議な絵画教室です。参加者に配られているのは、「言葉の絵画教室」オリジナルの200文字原稿用紙。この200文字という字数制限の中で、目の前のモチーフを言葉で描いてもらいます。描く時間は10分。10分たったら、一人ずつ自分が今描いた文章を読み上げて、みんなで共有していきます。すると、同じものを見ているのに、みんな選んだ言葉も、伝え方も違うということに気づきます。
200文字の文章を通して、人によって全く見え方が違うということを実感できるのです。これを何ラウンドも繰り返します。他の人の言葉の絵画を聞いて、「なるほど、そういう視点もあるのか!」と新しい視点に気が付くのです。
さまざまな視点で物事を見ることができる力=着眼力を鍛えること、また他人は自分とは別の見方をしているということを理解、実感すること。それが言葉の絵画教室、そしてゼミの大きな目的です。
学生活動状況報告
大野ゼミでは、普段からキャッチコピーや写真・映像による表現のあり方を学んできました。それも、ただ漠然とやるのではなく、大手広告代理店・電通の方々が企画してくださった能力開発メソッドを利用し、その結果をフィードバックして、さらにメソッドをより使いやすいものに改良するという作業です。
そうしたメソッドを活用して表現力を磨いた結果、私たち大野ゼミは、伝統ある宣伝会議主催の「宣伝会議賞」の学生によるチーム対抗企画で、初参加ながら一次審査を突破しました。他大学が何百本も何千本も出す中で、わずか39本でしたが、日本全国から応募した大学56チーム中、16位。今年が初めての参加だけに、十分に健闘した結果ではないでしょうか。来年は10位以内を目指したいと思います。
そうしたメソッドを活用して表現力を磨いた結果、私たち大野ゼミは、伝統ある宣伝会議主催の「宣伝会議賞」の学生によるチーム対抗企画で、初参加ながら一次審査を突破しました。他大学が何百本も何千本も出す中で、わずか39本でしたが、日本全国から応募した大学56チーム中、16位。今年が初めての参加だけに、十分に健闘した結果ではないでしょうか。来年は10位以内を目指したいと思います。
国際コミュニケーション学部 大西 千帆
ゼミ集合写真
連携団体担当者からのコメント
電通 アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所
舘林 恵氏、大山 徹氏
阪南大学さんとは、2017年度からお付き合いさせていただいています。私たちの「こんなのどうだろう」精神から生まれた様々な教育コンテンツに対する学生の皆さんの反応は、いつも予想外の発見や驚きでいっぱいです。私たちはそこからまた新たな価値のタネを見出して、コンテンツの改良や新開発に役立てています。今後も、阪南大学・大野ゼミと積極的に交流をはかって参りたいと思います。
教員コメント
国際コミュニケーション学部 大野 茂 教授
電通とのコラボ企画は、かれこれ足掛け3年目になるが、それがようやく成果として実を結びつつある。提携先の電通・アクティブラーニング研究所では、私たちのゼミ学生が行なったワークショップの結果を元に、さらに使いやすい教育メソッドとして改良を重ねて、開発段階から本格的なビジネスにも応用しつつある。これは、他大学にない、大野ゼミ独自のものと云って良い。
今まで築き上げてきた大切にしながら、win-winのパートナーシップをさらに強固なものにしていく所存である。
今まで築き上げてきた大切にしながら、win-winのパートナーシップをさらに強固なものにしていく所存である。