先月、2時間サスペンスドラマの人気シリーズであり、30年続いた『赤い霊柩車』(フジ・関西テレビ系)が最終回を迎えました。当ゼミ教授の大野は、2時間ドラマの研究者として様々なメディアで解説をしてきましたが、このたび共同通信の取材に応えて、そのコメントが主演の片平なぎささんのインタビューと共に記事として全国の新聞に掲載されました。
歴史ある名作ドラマの解説を拝命したことは、まことに光栄です。
各地の新聞に掲載された記事のいくつかをサンプルとしてお見せしましょう。
この機会に、通信社の仕事について簡単に解説しましょう。
日常生活ではなかなか目にすることがないため、「AP通信(米国)」「AFP通信(フランス)」「新華社通信(中国)」などなんとなく名前は聞いたことがあるけれど、どういった組織なのか知らない人もいるかもしれません。
通信社そのものの歴史は古く、その起源は1840年代の米国にまで遡ります。各地にバラバラに存在している新聞社が、効率的に情報を得るために作った組織です。通信社は、自社の記者が取材した様々な情報を各地のローカル新聞社に配信し、その見返りに対価を得るビジネスモデルになっています。各地のローカル新聞社は通信社から提供された情報で紙面を構成し、その分、自分たちは地元の取材に集中することができます。見方を変えると、通信社は「紙(印刷部門)を持たない新聞社」ともいえるでしょう。
日本でも、読売新聞や朝日新聞が強いのは東京や大阪だけで、それ以外の地域では、地元の新聞社が圧倒的にシェアをもっているのが現状です。
共同通信は、NHKと全国の55の新聞社が出資して運営されています。そして56社の加盟社と101社の契約先へ記事を配信しているため、発行部数世界一の読売新聞をはるかにしのぐ影響力があります。共同通信から配信された記事は全国各地のローカル新聞に掲載されているのです。
大野ゼミでは、これからもメディアについて分かりやすくお伝えしていきます。
*以下は各紙にて掲載されたものであり、レイアウト等は異なっておりますが記載内容は同一です。
歴史ある名作ドラマの解説を拝命したことは、まことに光栄です。
各地の新聞に掲載された記事のいくつかをサンプルとしてお見せしましょう。
この機会に、通信社の仕事について簡単に解説しましょう。
日常生活ではなかなか目にすることがないため、「AP通信(米国)」「AFP通信(フランス)」「新華社通信(中国)」などなんとなく名前は聞いたことがあるけれど、どういった組織なのか知らない人もいるかもしれません。
通信社そのものの歴史は古く、その起源は1840年代の米国にまで遡ります。各地にバラバラに存在している新聞社が、効率的に情報を得るために作った組織です。通信社は、自社の記者が取材した様々な情報を各地のローカル新聞社に配信し、その見返りに対価を得るビジネスモデルになっています。各地のローカル新聞社は通信社から提供された情報で紙面を構成し、その分、自分たちは地元の取材に集中することができます。見方を変えると、通信社は「紙(印刷部門)を持たない新聞社」ともいえるでしょう。
日本でも、読売新聞や朝日新聞が強いのは東京や大阪だけで、それ以外の地域では、地元の新聞社が圧倒的にシェアをもっているのが現状です。
共同通信は、NHKと全国の55の新聞社が出資して運営されています。そして56社の加盟社と101社の契約先へ記事を配信しているため、発行部数世界一の読売新聞をはるかにしのぐ影響力があります。共同通信から配信された記事は全国各地のローカル新聞に掲載されているのです。
大野ゼミでは、これからもメディアについて分かりやすくお伝えしていきます。
*以下は各紙にて掲載されたものであり、レイアウト等は異なっておりますが記載内容は同一です。