南大阪魅力発掘プロジェクトin河内天美—河内天美商店街主催の社会貢献活動をサポート!—
2014年10月12日(日曜日)に、河内天美商店街で、恒例の地域イベントであるカラオケ大会が開催されました。例年、300名ほどの方々が会場となる市民会館(池内記念会館)に来られるため、休憩所や談話スペースの不足が問題となっていました。せっかく来られても休憩スペースがなく、また、昼食を提供するお店が会館の周辺に少ないため、イベントが終わるとすぐに帰ってしまう方が多かったのです。と来場者の腕比べで、来店者数を増やす仕掛けをいれました。
そこで、今城ゼミは軽食のとれる休憩所を会場内に設営し、来場者のみなさんが気軽に軽食と飲み物をとれるスペースを提供することにしました。また、本格的な日本文化が体験できるお抹茶の点て出しのコーナーを茶華道部に併設してもらいました。
学生たちは軽食メニューを決めて、極端に大きなもうけが出ない程度の値段を設定しました。メニューの内容はキツネうどん、サンドウィッチ、特製ピザとソフト・ドリンクとして、注文が集中したときの作業効率を優先しました。「早さ」・「ボリューム」・「お得感」の3つのサービスに徹底した店舗運営を目指したのです。
学生たちは軽食メニューを決めて、極端に大きなもうけが出ない程度の値段を設定しました。メニューの内容はキツネうどん、サンドウィッチ、特製ピザとソフト・ドリンクとして、注文が集中したときの作業効率を優先しました。「早さ」・「ボリューム」・「お得感」の3つのサービスに徹底した店舗運営を目指したのです。
初めての喫茶スペース開設の試みなので、お客様が果たしてどれぐらいお店に来てくれるのか心配でしたが、休憩時間にはお客様が大挙して押し寄せ、50席ほどの座席はすぐに埋まってしまいました。ある程度の混雑は当初から予想していましたが、すべての座席がわずか5分で満席になるとは想定していませんでした。このため、調理場とホールの連携がうまくいかず、混乱が生じてしまいました。それでも学生たちは仲間同士で連携を取りながらその状況に対応しよう頑張りました。そうした組織全体の修正能力が発揮されて、サービスの質が徐々に改善していきました。お客様から手厳しいコメントもいただきましたが、一方で、「美味しかった」、「また、来年もお願いします」、「来年も楽しみにしてるよ」といった暖かいコメントもいただくことができました。その一方で、「うどんのお揚げに味が染みていない」との指摘もいただきました。学生たちは「すべてのコメントを活かして、来年度はさらに良いものを出そう」と意気込んでいました。イベントの達成感が味わえて、ゼミの団結もさらに強めた一日となりました。