経済学部3年松村ゼミでは、税について、その理念や現在の状況を座学で把握したり、税負担をしている事業者がどのように税へ向き合っておられるのか、という身近な問題として捉えて考察を深めようとしています。
例えば、節税行為についての考え方や、税理士がどのように接して適正な納税を促しているのか、について実情をヒアリングする予定ですが、今回は、そのための事前準備活動の報告です。

学生活動状況報告

経済学部3年 内水 生山

ヒアリング先への訪問に先立って、質問項目を考えています。
事業者にとっての税制、税理士の役割とは何かを税法入門の教科書を用いて学修しています。前者は、税は公共サービスの維持のために有益なものであることは認めながらも自分自身の納税金額は最小限にしたいという流れになります。それに対して後者は、税理士は事業者から依頼を受けるものの、トータルとしては適切な納税となるようにサポートするものであると考えています。
将来、私自身も個人事業を営む可能性があるため、個人事業者に焦点を定めることで「自分事」として問題を考えるようにしています。ただ、個人事業者の実態について不透明な点が多いため、どういった視点から質問をするのか考えるのに難儀しているところです。

参加学生一覧

塩田 雄斗、 谷口 海瑠、 西澤 創太、 宮内 鷹、 内水 生山、 葉山 碧志、 福田 好訓、 小川 良祐、 森 公威、 越智 梨瑛