「リサイクル業の就職先としての魅力をどのように発信するか」③ 株式会社興徳クリーナー岸之浦工場(リサイクルセンター)を訪問しました(経済学部三木ゼミ3年生)
2017年7月26日(水)、経済学部の三木ゼミ3年生は、岸和田市にある株式会社興徳クリーナー岸之浦工場(リサイクルセンター)を訪問し、専務取締役の片渕則人さんにお話をうかがいました。
株式会社興徳クリーナーは1970年設立、汚泥や工業廃液の中間処理を中心に事業展開する廃棄物処理企業です。環境省が、廃棄物処理法に基づいて創設し施行している「優良産廃処理業者認定制度」において“優良な産業廃棄物処理業者”として認定を受けています。
株式会社興徳クリーナーは1970年設立、汚泥や工業廃液の中間処理を中心に事業展開する廃棄物処理企業です。環境省が、廃棄物処理法に基づいて創設し施行している「優良産廃処理業者認定制度」において“優良な産業廃棄物処理業者”として認定を受けています。
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
経済学部3年生 武村 勇汰 さん
今回私たち三木ゼミ生は、大阪府岸和田市にある株式会社興徳クリーナー岸之浦工場(リサイクルセンター)を訪問しました。
海に面しており風通しも良いところに工場があると感じたのが私の第一印象でしたが、それと共に、海に面した場所にリサイクル工場を建てると有害物質が漏れたりしたらどうするのだろうという疑問も浮かんできました。
株式会社興徳クリーナー岸之浦工場では、液状の産業廃棄物(廃液)を取り扱っており、それを銅、フッ化カルシウム、ニッケルなどの形で廃液から抽出しリサイクルしています。また、テレビやスマホなどの製造工程でできた廃液も処理しています。実際にその廃液を見せて頂きましたが、色が鮮やかなものもあれば、濃い色のものもあり、初めて見る物だったのでとても新鮮でした。
ゴミはゴミ収集車を使って集めますが、廃液はタンクローリー車で運んでいることを知りました。実際にこの類の車を見た事はありますが、ガソリンなどを運ぶ車でしか見た事が無く、リサイクル会社でも使われているとは思いませんでした。
タンクローリー車で廃液を運んでいるのは、興徳クリーナーのグループ会社である株式会社ケーシーエスでした。そのケーシーエスでは、車にデジタルタコグラフを導入し、速度超過、急加速や急停止などが分かるようにし、安全に運ぶことを徹底されています。またドライブレコーダーも導入し、事故防止にも取り組まれていました。グループ会社の全従業員の安全面にも気を配っており、従業員の事を大事にされていると感じました。
工場の外には花壇が作られていました。この取り組みは社長ではなく従業員のアイディアによって決められた事で、チャレンジ精神を大事にされている素晴らしい取り組みだと感じました。
また工場内では、一次沈殿槽から三次まであり見学させて頂きましたが、廃液によって色が違ったりするとお聞きしました。また、始めに疑問に思っていた有害物質が外に出てしまうのではと言う疑問はこの三次沈殿槽の後にPHを測り、基準値に達していれば放流するとの事だったので私の中の疑問は晴れました。
今回訪問してやはり中小企業訪問の際と変わらないと感じました。また人材を獲得するには、地域との繋がりがやはり企業の宣伝にもなりますし、今回の岸之浦工場で働いてらっしゃった方々もほぼ岸和田の方だったので地域コミュニティが重要だと感じました。
海に面しており風通しも良いところに工場があると感じたのが私の第一印象でしたが、それと共に、海に面した場所にリサイクル工場を建てると有害物質が漏れたりしたらどうするのだろうという疑問も浮かんできました。
株式会社興徳クリーナー岸之浦工場では、液状の産業廃棄物(廃液)を取り扱っており、それを銅、フッ化カルシウム、ニッケルなどの形で廃液から抽出しリサイクルしています。また、テレビやスマホなどの製造工程でできた廃液も処理しています。実際にその廃液を見せて頂きましたが、色が鮮やかなものもあれば、濃い色のものもあり、初めて見る物だったのでとても新鮮でした。
ゴミはゴミ収集車を使って集めますが、廃液はタンクローリー車で運んでいることを知りました。実際にこの類の車を見た事はありますが、ガソリンなどを運ぶ車でしか見た事が無く、リサイクル会社でも使われているとは思いませんでした。
タンクローリー車で廃液を運んでいるのは、興徳クリーナーのグループ会社である株式会社ケーシーエスでした。そのケーシーエスでは、車にデジタルタコグラフを導入し、速度超過、急加速や急停止などが分かるようにし、安全に運ぶことを徹底されています。またドライブレコーダーも導入し、事故防止にも取り組まれていました。グループ会社の全従業員の安全面にも気を配っており、従業員の事を大事にされていると感じました。
工場の外には花壇が作られていました。この取り組みは社長ではなく従業員のアイディアによって決められた事で、チャレンジ精神を大事にされている素晴らしい取り組みだと感じました。
また工場内では、一次沈殿槽から三次まであり見学させて頂きましたが、廃液によって色が違ったりするとお聞きしました。また、始めに疑問に思っていた有害物質が外に出てしまうのではと言う疑問はこの三次沈殿槽の後にPHを測り、基準値に達していれば放流するとの事だったので私の中の疑問は晴れました。
今回訪問してやはり中小企業訪問の際と変わらないと感じました。また人材を獲得するには、地域との繋がりがやはり企業の宣伝にもなりますし、今回の岸之浦工場で働いてらっしゃった方々もほぼ岸和田の方だったので地域コミュニティが重要だと感じました。
経済学部3年生 飯尾 梨紗 さん
7月26日に、私たちはリサイクル企業の訪問としては2社目になる興徳クリーナーさんへお邪魔しました。
主に液体や汚泥を扱う会社で、今回は岸和田にある岸之浦工場(リサイクルセンター)を見学させていただきました。外観はとても広々としており、入り口には花壇やビオトープ(生物が存在できる環境条件が整った場所)がありとてもリサイクル会社には見えなかったです。後で聞いたのですがこういった花壇やビオトープは月に1回開かれる各部署の役職を持たない社員が参加する会議で従業員が1から考え企画しているそうです。こういった活動を行い社員の意見を真面目に取り入れることで各部署の従業員とコミュニケーションがとることができ、また環境のこともしっかり考えている会社だと伝えることもでき、会社のイメージアップに繋がるとても良い活動だと思いました。
企業説明ではとても詳しく説明していただき、私たちの質問に対しても分かりやすく丁寧に、かつ面白く説明していただきました。1番印象に残ったのは、お話をしていただく中で、度々「こういうところがまだ出来ていないからもっと良くしていきたい」と、自社の弱点を理解し課題を課して克服しようとしているところでした。自社にしっかり向き合い、より良い会社にしていこうという思いが伝わりとても良い印象をうけました。
工場の中は広く、とても大きくプールより深いタンクが並び、その中には様々な液体がありました。見た目はとても綺麗なものも多いのですが、有害物質が含まれているものもあり、危険な液体もあるのだと知りました。こういった液体を処理し、資源に戻すための様々な研究をしている研究室も見学させていただきました。この研究室で様々な研究を行い、特許も取得したそうで、リサイクル会社にこんなところがあるなんて考えたこともなく、とても興味深かったです。
液体や汚泥を専門に扱っているリサイクル会社があるとは知らず、確かに廃液も立派な廃棄物だと感じることができ、とても貴重な経験になりました。
主に液体や汚泥を扱う会社で、今回は岸和田にある岸之浦工場(リサイクルセンター)を見学させていただきました。外観はとても広々としており、入り口には花壇やビオトープ(生物が存在できる環境条件が整った場所)がありとてもリサイクル会社には見えなかったです。後で聞いたのですがこういった花壇やビオトープは月に1回開かれる各部署の役職を持たない社員が参加する会議で従業員が1から考え企画しているそうです。こういった活動を行い社員の意見を真面目に取り入れることで各部署の従業員とコミュニケーションがとることができ、また環境のこともしっかり考えている会社だと伝えることもでき、会社のイメージアップに繋がるとても良い活動だと思いました。
企業説明ではとても詳しく説明していただき、私たちの質問に対しても分かりやすく丁寧に、かつ面白く説明していただきました。1番印象に残ったのは、お話をしていただく中で、度々「こういうところがまだ出来ていないからもっと良くしていきたい」と、自社の弱点を理解し課題を課して克服しようとしているところでした。自社にしっかり向き合い、より良い会社にしていこうという思いが伝わりとても良い印象をうけました。
工場の中は広く、とても大きくプールより深いタンクが並び、その中には様々な液体がありました。見た目はとても綺麗なものも多いのですが、有害物質が含まれているものもあり、危険な液体もあるのだと知りました。こういった液体を処理し、資源に戻すための様々な研究をしている研究室も見学させていただきました。この研究室で様々な研究を行い、特許も取得したそうで、リサイクル会社にこんなところがあるなんて考えたこともなく、とても興味深かったです。
液体や汚泥を専門に扱っているリサイクル会社があるとは知らず、確かに廃液も立派な廃棄物だと感じることができ、とても貴重な経験になりました。