ASIA-NET代表、株式会社クロスコスモス代表取締役、TCA東京事務所駐日代表 吉村 章 様よりご講演をいただきました(経済学部「グローバル・ビジネス論b」(三木担当))
2018年1月15日(月)、経済学部「グローバル・ビジネス論b」(三木担当)は、ASIA-NET代表、株式会社クロスコスモス代表取締役、TCA東京事務所駐日代表の吉村 章 様をお招きし、ご講演をいただきました。
吉村 章 様 ご略歴
1961年生まれ。87年から台湾でビジネスマン向けの日本語教育に携わり、96年台湾最大のIT関連業界団体、Taipei Computer Association(TCA)へ移籍。同年、駐日代表として帰国。2001年からは中国に進出する日本企業支援が業務の柱となり、現在に至る。中国への出張者・赴任者向けの異文化研修や地方自治体向けの海外市場開拓セミナーの講師を務めるなど幅広く活動。『知識ゼロからの中国ビジネス入門』(幻冬舎)、『中国人とうまくつきあう実践テクニック』(総合法令出版)など著書多数。
ご講演の内容(大項目のみ)
- 「知らない人」(外人)と「知っている人」(熟人)
- 「タマゴ型コミュニティ」(黄色いタマゴ)
- 「花びら型セーフティネット」はタマゴ発展型
- 中国人の「黄色いタマゴ」(タマゴ型コミュニティ)
以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付きの一部を紹介します。
藤本 一輝 さん (経済学部2年)
日本と中国で文化が違うことは当然のことかもしれない。これは自分と他人の線引きの違いにも表れている。日本では家族がやはり一番大切という生き方であった。しかし中国人は、身内以外に同じくらい大切な仲間がいる。吉村さんはこれをタマゴに例えて教えてくれた。
まず、知っている人と知らない人の2つに分けられる。「知らない人」だと冷たく対応されるのが一般的であるが、急接近をして知っている人(熟人)になるとフレンドリーに接してくれる。この急接近が大事なことであり、「知っている人」になると積極的にコミュニケーションをしてくれてよくしてくれる。ここからは中国人の難しいところである。ここからタマゴのカラを割って中に入ることができたら、家族と同じくらい大切にしてくれる。タマゴの白身の部分になるということだ。この線引きが中国人とかかわるうえで大切なことである。中に入ることはとても難しいが、こういった仲間ができると頼りになる。これらは自分・家族・大切な仲間を守るためのコミュニティになる。
中国人の距離感が大切で、その見極めをした上で積極的に近寄っていく気持ちが大事であるということを知りました。
まず、知っている人と知らない人の2つに分けられる。「知らない人」だと冷たく対応されるのが一般的であるが、急接近をして知っている人(熟人)になるとフレンドリーに接してくれる。この急接近が大事なことであり、「知っている人」になると積極的にコミュニケーションをしてくれてよくしてくれる。ここからは中国人の難しいところである。ここからタマゴのカラを割って中に入ることができたら、家族と同じくらい大切にしてくれる。タマゴの白身の部分になるということだ。この線引きが中国人とかかわるうえで大切なことである。中に入ることはとても難しいが、こういった仲間ができると頼りになる。これらは自分・家族・大切な仲間を守るためのコミュニティになる。
中国人の距離感が大切で、その見極めをした上で積極的に近寄っていく気持ちが大事であるということを知りました。