2018年7月2日(月)、経済学部「グローバルビジネス論a」(三木担当)では、パナソニック株式会社の村田敏也様をお招きし、「ポスト平成の生きる力」というテーマでご講演をいただきました。
村田 敏也 様 ご略歴
1959年 大阪府柏原市生まれ。
1982年 松下電器貿易(株)入社後、1988年の松下電器産業(株)・松下電器貿易(株)合併に 伴い松下電器産業(株)(現・パナソニック(株))へ。
2001年 カナダMcGill大学修士号取得。
現在 リロ・パナソニック エクセルインターナショナル(株)研修開発グループ マネージャー(パナソニック株式会社より出向)
1982年 松下電器貿易(株)入社後、1988年の松下電器産業(株)・松下電器貿易(株)合併に 伴い松下電器産業(株)(現・パナソニック(株))へ。
2001年 カナダMcGill大学修士号取得。
現在 リロ・パナソニック エクセルインターナショナル(株)研修開発グループ マネージャー(パナソニック株式会社より出向)
ご講演の内容(大項目のみ)
1.自己紹介
2.皆さんに伝えたいこと
3.世界で生きる「正解」のない時代
4.最後にOneMoreThing
2.皆さんに伝えたいこと
3.世界で生きる「正解」のない時代
4.最後にOneMoreThing
以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
経済学部 2年 吉田 美来 さん
村田さんの話を聞いて、日本の教育は世界に比べ遅れていると実感しました。日本の学校教育は、先生の話を座って一方的に聞いてノートを取るということが当たり前ですが、海外はそんな事なくて挙手をして自分の意見をしっかり発言したりなど自己アピールが激しいということが印象に残りました。私は高校の修学旅行の一環で現地の高校に行き、お互いの文化を共有するという交流会がありました。その時の向こうの高校生のイメージは「先生が指示してから動く」ということはなく「自分から積極的に話してくれる」ことが多く、日本の小・中・高校などの学校教育で、昔から話を聞くという立場が多かった私たちには簡単にできるものではありませんでした。
今日、村田さんが、これからは個々の良いところを伸ばしていく教育を日本はしていくべきだ、とおっしゃっていましたが、私も本当にそうだと思いました。日本人が消極的なのはこの教育を受けてきたからだと思っています。日本の教育を今後変えていくことにより、もっと日本人が積極的になり、世界に進出しても外国人に負けず意見を言えるようになるのではないかと思いました。
今日、村田さんが、これからは個々の良いところを伸ばしていく教育を日本はしていくべきだ、とおっしゃっていましたが、私も本当にそうだと思いました。日本人が消極的なのはこの教育を受けてきたからだと思っています。日本の教育を今後変えていくことにより、もっと日本人が積極的になり、世界に進出しても外国人に負けず意見を言えるようになるのではないかと思いました。
経済学部 2年 山下 拓人 さん
今日、村田様のご講演で最も印象に残ったことは、これからは正解のない時代になるということです。これは私も感じていたことであり、大いに共感しました。
少し私自身のことを語りますと、昔から変わった人間で、いじめられたこともあります。プライドも高くてすぐに手が出るタイプなのでケンカもしました。その時に言われたのが「いじめられるお前が悪い」という言葉でした。なので自分が悪いんだといつしか考え、ある程度は周りに合わせるようになりました。でも今日のお話で、改めて、皆と同じ人間では生き残れない、何かひとつでも違うところがなくてはならないんだ、ということを認識しました。
会社に入社して、結婚して、定年まで働く…これが今までの「正解」だったと思います。でもそれが崩れた今、自分を開発して自由に生きるべきなのだと解釈します。村田さんのおっしゃったお話は私にとって貴重な経験になると思います。背中を押されたような晴れ晴れとした気分になりました。私も他人と違う自分を耕すという決意ができました。
少し私自身のことを語りますと、昔から変わった人間で、いじめられたこともあります。プライドも高くてすぐに手が出るタイプなのでケンカもしました。その時に言われたのが「いじめられるお前が悪い」という言葉でした。なので自分が悪いんだといつしか考え、ある程度は周りに合わせるようになりました。でも今日のお話で、改めて、皆と同じ人間では生き残れない、何かひとつでも違うところがなくてはならないんだ、ということを認識しました。
会社に入社して、結婚して、定年まで働く…これが今までの「正解」だったと思います。でもそれが崩れた今、自分を開発して自由に生きるべきなのだと解釈します。村田さんのおっしゃったお話は私にとって貴重な経験になると思います。背中を押されたような晴れ晴れとした気分になりました。私も他人と違う自分を耕すという決意ができました。
経済学部 2年 匿名希望 さん
今日の講義を受けて最も印象に残ったことは、異文化でここまで考えが変わるということです。確かに日本人は、人前に出るのを良く思う人はそんなにいないイメージがあるし、自分から発言したり積極的な人が少ないと思いました。海外に行ったら人見知りという言葉はないと聞いたことがあります。なぜそんなに自分の言いたいことを迷いなく言えるのか、と疑問に思っていましたが、子供のころからの教育が関係しているということが分かりました。
私も人前で話すのがとても苦手で、プレゼンテーションをする時などすごく嫌で嫌で、できるなら克服したいと思っていました。もっと子供の頃から発言する機会があれば、何か変わっていたのかなと思いました。
今からでも人前に立つことに慣れようと思えばなれるものなのかと思いました。日本人の、他人のことを思いやって発言できるところは素晴らしいと思うが、人前で話したり誰にでも声を掛けられるコミュニケーション能力も大切だと思いました。どちらも使い分けられるような人になりたいと思いました。
考え方1つや周りの影響力ってこれほど強いものだと思っていなかったので、知ることができて良かったです。3秒のゲーム、虹の例、全てに説得力があると感じました。もっと色々な体験をし、体に覚えさせるということが大切と分かり良かったです。もっと視野を広げてみようと思いました。ありがとうございました。
私も人前で話すのがとても苦手で、プレゼンテーションをする時などすごく嫌で嫌で、できるなら克服したいと思っていました。もっと子供の頃から発言する機会があれば、何か変わっていたのかなと思いました。
今からでも人前に立つことに慣れようと思えばなれるものなのかと思いました。日本人の、他人のことを思いやって発言できるところは素晴らしいと思うが、人前で話したり誰にでも声を掛けられるコミュニケーション能力も大切だと思いました。どちらも使い分けられるような人になりたいと思いました。
考え方1つや周りの影響力ってこれほど強いものだと思っていなかったので、知ることができて良かったです。3秒のゲーム、虹の例、全てに説得力があると感じました。もっと色々な体験をし、体に覚えさせるということが大切と分かり良かったです。もっと視野を広げてみようと思いました。ありがとうございました。
国際コミュニケーション学部 3年 林 久美子 さん
今日の講演で、国際コミュニケーション学部に入学して今まで異文化について学んできていた自分がまだまだ足りなかったと痛感しました。今、日本にとって当たり前のことが海外に出れば非常識なのは有名な話です。しかしそこで、何故違うのかと踏み込まず、知識で止めてしまっていました、今、自分がある程度語学や文化について学んでいるからこそ、そこを軸として次の段階、海外留学や海外研修に取り組み、より深く学び、自分の世界を広げたいです。今の私に足りないのは「他人と違うことを恐れない」ことだと思います。大学生になり自分から意見を出していい、動いていい環境になった時、初めて楽しさを感じました。それまでは机に向かって親や先生から言われたことだけを忠実に守り、勉強しかしていませんでした。自分がルールから外れ孤立することを怖がり、他人に合わせた学生生活を送っていました。しかし今、大学生という、勉強するもしないも自由な生活で、自分が好きなことだけを目一杯楽しめる日々に青春を感じています。大学生は遊ぶもの、と考える人からすれば、私はバカが付くほど真面目に勉強しているようで、馬鹿に見えるかもしれません。私自身、他人とズレている自覚はとてもあります。けれど、この講義で、他人と違うことを恐れず、もっと自分本位に自分の好きなこと、学びたいことを追い求める大学生活を送りたいです。自分の人生なので、自分が好きなように生きます。