活動テーマ:私たちが考える「理想の英語リメディアル教育」とは
産学連携先:オンライン英会話学校Lingua Espresso


日本の大学生は、中高6年間英語を勉強しても実際に話せる人は非常に少ない。いくつかの原因が指摘されているが、このキャリアゼミ活動ではその中の「動機付け」「聴解」の部分に焦点を当て、自分たちが考える「理想の英語リメディアル教育」を連携先と協力して作り上げることを目的とする。

活動内容は以下の通りである。
・ゼミ生は「動機付け」「聴解学習」を実施するグループと実施ないグループに分かれる
・前者には約20回の聴解学習機会と、英語力が向上した際のインセンティブが与えられる
・聴解以外の部分(主に単語、文法)については、共通のテキストを用い、各自自習する
・一定期間経過後に、前者と後者で英語力向上にどの程度の差が出たのかを測る
・これらの活動を通じ、連携先と一緒に、体系化された「私たちが考える理想の英語リメディアル教育」を作る

学生活動状況報告

 5月にハルカスキャンパスで河田先生に日本の英語教育に関してのお話をしていただき、共通のテキストは各自で自習を進めることを伝えられました。英語レッスンを受けるグループは自習の確認テストと正しい発音の仕方を学んでいます。毎週自習の確認テストがあるので、テキストをどこまでの範囲で進めるかを自分で設定し、その範囲の中で確認テストが行われます。この確認テストがあるおかげで自分が覚えていない箇所やどのような文法が身についていないことなどを発見できました。また、自習する習慣が身についているためほかの学習をするときにもこのように習慣化すれば身に付くと感じました。
 発音の仕方では、日本語英語ではなく実際に海外で使われている音素を一から学んでいるため、身に付きやすいと感じています。また、学校生活の中でもグループ内で発音の確認をするため、忘れることもなく自分の間違いにも気づくことができるので英語が楽しいと感じることができました。
 現時点ではまだ「自分たちが英語を学習している」だけですが、後期には「どうすれば今から英語を身につけやすいか」という視点でアイディアをまとめていきたいと思います。

経済学部 3年生 渡邉 果穂

参加学生一覧

北内 捺未、鈴木 麻友、渡辺 早貴、井内 亘、杉本 佑介、眞壁 成夢、宮本 竜治、渡邉 果穂、藤田 健司、岡嵜 維也

ゼミ集合写真