2019年7月3日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は、東大阪市にある株式会社オーミヤを訪問し、代表取締役の道野弘樹さん、総務部部長の出貝圭美さんにお話をうかがいました。
株式会社オーミヤは昭和33年創業、住宅や工場などで使用される水道用配管継手や農業用噴霧ノズル、ミスト装置などを製造しています。平成29年(2017年) には大阪中小企業顕彰事業実行委員会(注1)が実施する「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞、大阪を代表するものづくり企業です。
経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生は今年度も昨年度に引き続き、大阪府商工労働部の連携協定に基づく事業の1つとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」という課題に取組んでいます。今回はその活動の一環として訪問しました。
株式会社オーミヤは昭和33年創業、住宅や工場などで使用される水道用配管継手や農業用噴霧ノズル、ミスト装置などを製造しています。平成29年(2017年) には大阪中小企業顕彰事業実行委員会(注1)が実施する「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞、大阪を代表するものづくり企業です。
経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生は今年度も昨年度に引き続き、大阪府商工労働部の連携協定に基づく事業の1つとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」という課題に取組んでいます。今回はその活動の一環として訪問しました。
(注1) 大阪中小企業顕彰事業実行委員会:
大阪府、大阪府商工会議所連合会、大阪府商工会連合会、公益財団法人大阪産業振興機構、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所で構成
大阪府、大阪府商工会議所連合会、大阪府商工会連合会、公益財団法人大阪産業振興機構、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所で構成
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
経済学部2年生 柳内 理沙 さん
7月3日(水)に私たち三木ゼミ生は、大阪府東大阪市にある株式会社オーミヤへ企業訪問してきました。
株式会社オーミヤは主に水道用配管継手、農業用噴霧ノズルやミスト装置を製造している会社です。水道用配管継手や農業用噴霧ノズルは住宅や設備や農業資材で水を出すために必要な部品です。また、ミスト装置は5年前から製造・発売されました。熱中症対策として駅のホームなどに取り付けられ夏場は大活躍しています。そのミスト装置を東京オリンピックの熱中症対策として導入することを目標にしています。
この企業を訪問して印象に残ったことが2つあります。まず1つ目は、カタログに力を入れていることです。普通は業者などに頼むものですが、オーミヤでは自分たちで撮影したものを業者に頼まず自分たちのオリジナルのカタログを作っています。また、2017年には有名コスプレイヤーさんを会社に呼んで工場内の撮影などをして会社の良さを伝えるなど今まで訪問した会社ではなかった斬新な取り組みをしていて広報への力が強い印象を感じました。
2つ目は社長が社員の意見をしっかりと取り入れ、社員1人1人の目標を把握していることです。普通であれば自分で目標を決めてそれに沿って働きますがオーミヤさんでは社長に目標をしっかりと報告してその目標の達成具合によってボーナスの値が変わります。それによってより社員のやる気が引き出されます。また、社内をより良くするために会社の一階で社員全員が見る掲示板に社長へ直接意見を提案できるところがありそこに出された社員の意見を元に社内改善に取り掛かっていることが印象に残りました。
今回の訪問で株式会社オーミヤは、社員の意見を少しずつではあるがしっかりと取り入れられていて、製品に対してもこれまで培った技術を活かしそれらの需要を高めるために広報に力を入れていて会社の成長に繋げようとしている会社だと感じました。
株式会社オーミヤは主に水道用配管継手、農業用噴霧ノズルやミスト装置を製造している会社です。水道用配管継手や農業用噴霧ノズルは住宅や設備や農業資材で水を出すために必要な部品です。また、ミスト装置は5年前から製造・発売されました。熱中症対策として駅のホームなどに取り付けられ夏場は大活躍しています。そのミスト装置を東京オリンピックの熱中症対策として導入することを目標にしています。
この企業を訪問して印象に残ったことが2つあります。まず1つ目は、カタログに力を入れていることです。普通は業者などに頼むものですが、オーミヤでは自分たちで撮影したものを業者に頼まず自分たちのオリジナルのカタログを作っています。また、2017年には有名コスプレイヤーさんを会社に呼んで工場内の撮影などをして会社の良さを伝えるなど今まで訪問した会社ではなかった斬新な取り組みをしていて広報への力が強い印象を感じました。
2つ目は社長が社員の意見をしっかりと取り入れ、社員1人1人の目標を把握していることです。普通であれば自分で目標を決めてそれに沿って働きますがオーミヤさんでは社長に目標をしっかりと報告してその目標の達成具合によってボーナスの値が変わります。それによってより社員のやる気が引き出されます。また、社内をより良くするために会社の一階で社員全員が見る掲示板に社長へ直接意見を提案できるところがありそこに出された社員の意見を元に社内改善に取り掛かっていることが印象に残りました。
今回の訪問で株式会社オーミヤは、社員の意見を少しずつではあるがしっかりと取り入れられていて、製品に対してもこれまで培った技術を活かしそれらの需要を高めるために広報に力を入れていて会社の成長に繋げようとしている会社だと感じました。
経済学部2年生 今井 咲利佳 さん
今回、株式会社オーミヤに会社訪問に行きいつも当たり前に使っている水回りの配管にについて学びました。
私にとって、水道・洗面所・お風呂・洗濯機などは生きていく上でなくてはならない物です。今まで当たり前に使っていて意識をした事がありませんでした。そんな人々の生活に欠かせない水を家に繋ぐ配管をオーミヤは作っていて、今まで当たり前に使っていた水もこの人たちのお陰なのだなと思いました。また、オーミヤは「PIPE+1」を開発のコンセプトとしています。例えば、青銅継手と言って名前の通り青銅で作った継ぎ手を作っています。青銅は、土の中にあっても錆びず殺菌作用もあるので水が通る繋ぎ手をいつも清潔に保つことが出来ます。「空間のP」という、デザイン性の高い配管も作っています。配管以外にも、夏になれば駅などで必ず見たことのある扇風機の回りに付いていてミストがかかるミストファンキットも販売しています。これは、周りの温度が-6.5℃下がり省エネでとても優秀な商品だと思いました。これまでは、BtoBの会社だったそうですがミストファンキットはインターネットでも売っていてBtoCにも挑戦しています。
このように、大阪ではBtoBの中小企業が多い中BtoCにも挑戦していて何でもやってみようと言う志が良いなと思いました。他にも、良い会社だったらシェアしてもらえるのでYouTubeやFacebookにも挑戦しているそうです。これも全て社長さんが意見を言いやすい会社の雰囲気を作っているからだと感じました。会社に伺って一番初めに思った事が、学生の私たちにも腰が低くて優しそうな社長さんだなと言うことです。会社説明の前にも「良いところだけでなく悪いところも言います」や、「悪いところ教えてください」という言葉に驚きました。会社見学では良いところばかり見せられて良いなと思い就職したらがっかりするところが多かったと言うイメージがありました。しかしオーミヤの社長さんは逆だったので信頼できる人だなと感じました。なかなか、自社の悪いところは言いにくいと思うのに積極的に伝えようとするところが安心して就職できるなと思いました。このような人のいい社長さんだからこそ、自分の意見が言いやすく色んな事に挑戦出来るのだなと思います。
オーミヤさんに会社見学に行き、社長さんの人の良さに触れて、私も3年後就職したらこのような社長さんの下で働きたいなと強く感じました。自分の思っている事や意見が言いやすい場だからこそ色々な案が出て会社が大きくなると思います。これからも頑張って会社を大きくしていって欲しいなと思いました。
私にとって、水道・洗面所・お風呂・洗濯機などは生きていく上でなくてはならない物です。今まで当たり前に使っていて意識をした事がありませんでした。そんな人々の生活に欠かせない水を家に繋ぐ配管をオーミヤは作っていて、今まで当たり前に使っていた水もこの人たちのお陰なのだなと思いました。また、オーミヤは「PIPE+1」を開発のコンセプトとしています。例えば、青銅継手と言って名前の通り青銅で作った継ぎ手を作っています。青銅は、土の中にあっても錆びず殺菌作用もあるので水が通る繋ぎ手をいつも清潔に保つことが出来ます。「空間のP」という、デザイン性の高い配管も作っています。配管以外にも、夏になれば駅などで必ず見たことのある扇風機の回りに付いていてミストがかかるミストファンキットも販売しています。これは、周りの温度が-6.5℃下がり省エネでとても優秀な商品だと思いました。これまでは、BtoBの会社だったそうですがミストファンキットはインターネットでも売っていてBtoCにも挑戦しています。
このように、大阪ではBtoBの中小企業が多い中BtoCにも挑戦していて何でもやってみようと言う志が良いなと思いました。他にも、良い会社だったらシェアしてもらえるのでYouTubeやFacebookにも挑戦しているそうです。これも全て社長さんが意見を言いやすい会社の雰囲気を作っているからだと感じました。会社に伺って一番初めに思った事が、学生の私たちにも腰が低くて優しそうな社長さんだなと言うことです。会社説明の前にも「良いところだけでなく悪いところも言います」や、「悪いところ教えてください」という言葉に驚きました。会社見学では良いところばかり見せられて良いなと思い就職したらがっかりするところが多かったと言うイメージがありました。しかしオーミヤの社長さんは逆だったので信頼できる人だなと感じました。なかなか、自社の悪いところは言いにくいと思うのに積極的に伝えようとするところが安心して就職できるなと思いました。このような人のいい社長さんだからこそ、自分の意見が言いやすく色んな事に挑戦出来るのだなと思います。
オーミヤさんに会社見学に行き、社長さんの人の良さに触れて、私も3年後就職したらこのような社長さんの下で働きたいなと強く感じました。自分の思っている事や意見が言いやすい場だからこそ色々な案が出て会社が大きくなると思います。これからも頑張って会社を大きくしていって欲しいなと思いました。
経済学部2年生 杉本 侑也 さん
7月3日にオーミヤ株式会社さんに企業訪問に行きました。
オーミヤ株式会社は1958年に創業した金属加工メーカーで、現在、給排水機材・農事用具・ミストの3つの製品群を展開しています。
給排水機材は、住宅や設備で水を出すために使用される水道配管接手を製造していて、特に黄銅・青銅継手は創業以来一貫して製造している継手です。青銅を使う理由として、さびない・殺菌作用があるという面から使用しています。そしてこの給排水機材はオーミヤ株式会社のメイン製品で売り上げの60%を占めているそうです。
農事用具は、コメ・野菜・果物を育てる際の、噴霧ノズルやホースニップルなど自社で作っている製品以外にもお客様のニーズにあわせた農業用の資材なども製造していて、流通業としても役割を持っています。
そしてこの給排水機材・農事用具のノウハウを生かして、熱中症対策やヒートアイランド対策としてミスト装置も2010年から販売しています。
オーミヤ株式会社に企業訪問に行き、説明を聞いて最も印象に残ったところは、書籍購入制度・資格支援制度・IT投資など、様々な部分から社員をサポートして仕事の効率を図っている部分はとても良いところだなと思いました。本や、資格の支援をすることによって、社員にとってもプラスになることも出てくるし、会社にもプラスになることが増えていきとてもいい循環ができていくと思います。さらにIT投資をして、デュアルモニタにすることにより、仕事の効率を上げているのもいいことだと思いました。
今回の企業訪問・工場見学を通して、給排水機材などの存在・製造のやり方などは十分にできたが、たくさんある商品の良さを詳しく知ることがあまりできなかった。製品自体はとてもいい商品だと感じたので、企業説明のやり方・商品の良さの伝え方をもう少し工夫すれば、今以上に有名になりそうだと感じました。
オーミヤ株式会社は1958年に創業した金属加工メーカーで、現在、給排水機材・農事用具・ミストの3つの製品群を展開しています。
給排水機材は、住宅や設備で水を出すために使用される水道配管接手を製造していて、特に黄銅・青銅継手は創業以来一貫して製造している継手です。青銅を使う理由として、さびない・殺菌作用があるという面から使用しています。そしてこの給排水機材はオーミヤ株式会社のメイン製品で売り上げの60%を占めているそうです。
農事用具は、コメ・野菜・果物を育てる際の、噴霧ノズルやホースニップルなど自社で作っている製品以外にもお客様のニーズにあわせた農業用の資材なども製造していて、流通業としても役割を持っています。
そしてこの給排水機材・農事用具のノウハウを生かして、熱中症対策やヒートアイランド対策としてミスト装置も2010年から販売しています。
オーミヤ株式会社に企業訪問に行き、説明を聞いて最も印象に残ったところは、書籍購入制度・資格支援制度・IT投資など、様々な部分から社員をサポートして仕事の効率を図っている部分はとても良いところだなと思いました。本や、資格の支援をすることによって、社員にとってもプラスになることも出てくるし、会社にもプラスになることが増えていきとてもいい循環ができていくと思います。さらにIT投資をして、デュアルモニタにすることにより、仕事の効率を上げているのもいいことだと思いました。
今回の企業訪問・工場見学を通して、給排水機材などの存在・製造のやり方などは十分にできたが、たくさんある商品の良さを詳しく知ることがあまりできなかった。製品自体はとてもいい商品だと感じたので、企業説明のやり方・商品の良さの伝え方をもう少し工夫すれば、今以上に有名になりそうだと感じました。