海外インターンシップに行こう(^^)
今回、2017年度にベトナムインターンシップに参加された飯尾梨紗さん(当時、阪南大学経済学部3年生)にインタビューしてきました。
インターンシップに参加したきっかけは
たまたま、ベトナムインターンシップの担当がゼミの先生だったので、インターンシップの話をよく聞いていました。そこで興味をもち、参加しようと思いました。
語学の不安はなかったですか
もともと、ベトナム語ではなく日本語か英語で何とかなると先輩から聞いていて、不安ではありませんでした。数字とか挨拶を覚えてインターンシップに参加しました。
仕事内容は、どのようなものでしたか
内容は、日本語学校の先生で、ベトナム人学生に日本語を教えることをしていました。日本人の先生の助手という形でお仕事をしていました。ベトナム人学生さんに、簡単な日本語を単語で説明して、日本人の先生に手助けしてもらいながら教えていました。
ベトナムとベトナム人の印象はどうでしたか
最初はバイクが多く走っている印象でした。ベトナムのことを全然知らずに行き、現地に行くとベトナム人は気さくで思っていた以上に日本のことが好きでベトナムへの印象は変わりました。いい印象になりました。
ベトナム人と日本人の違いを教えてください
例えば、日本人は英語の授業で発音することがあれば、恥ずかしくて発音しないことが多いけど、ベトナム人は真剣に取り組んでいて真面目さが違いました。恥ずかしさがなく、良い意味で羞恥心がないのが特徴です。日本語を覚えたらベトナムでは有利になります。理由は、ベトナムの会社の給料より日本の会社の給料が高いから、日本語を勉強するベトナム人が多いです。勉強に対する熱意が日本人と違います。それは、将来の給料が変わってくるからです。
インターンシップ中に大変だったことはなんですか
日本語が通じなかったところです。N1~N5(日本語能力試験で定められたレベル)があり、N1に近づくほどレベルが高くなっていきます。N5の人たちに教えるのは難しかったです。単語しか分からない、単語さえも分からないから、絵を描きジェスチャーで頑張って伝えました。けど、通じてなかったかもしれません。文化の違いで通じないところが多かったです。
印象に残っていることはなんですか
ベトナム人学生と一緒に町を案内してもらうぐらい仲良くなりました。食事に連れていってもらいました。学生も、頑張って日本語を喋ってくれました。
ベトナムでの経験は活かされていますか
文化の違いや、他人の考え方が多くあり視野が広がりました。ベトナムで1ヶ月インターンシップに参加したという人は珍しく、いろいろな場面で話が広がります。海外での耐性があるから、多少の事はすぐ対応できるところです。
今のお仕事を選んだきっかけは何ですか
分野を環境関連業界に絞っていました。そこで知り合ったのが株式会社浜田で、ゼミの先生の協力もありたどり着きました。
インターンシップに行く私たちにメッセージを下さい。
行っていろんな経験をして下さい。行かないとわからないから。がんばれ。何とかなる。1か月があっという間で一瞬で過ぎるから。
インタビューを終えて
海外インターンシップに参加することは、初めてで分からないことや不安なことが多くあるかもしれません。ですが、何事も実際に見て、経験することが大切だと思います。迷っている方、多国籍の方と交流してみたい方、語学を学んでみたい方、何かを始めてみたい方、人生の経験として参加してみたい方…など、きっかけや目的がなにであっても実際に経験し学んだことが今後、活かされていくのだと思います。
取材日2019年6月18日 杉岡 舞音(阪南大学経済学部三木ゼミ3年生)