今回の講演を受けて最も印象に残ったことは「目標を決める」「好きなこと、やりたいことを全力で行う」の二点だ。
　まず「目標を決める」という点についてだ。就寝前に好きなことを考えることにより、自分を磨くことができる。そしてこれにより自分の目指す目標を定めることができると知った。私自身、今後の目標や目指す場所を明確にすることが出来ておらず、なんとなく学生生活を送っていたため、目標を決める重要性に気付かずにいた。
　しかし今回の講演を聞き、その重要性を理解することができた。「勉強は知識と手段であり、本当に必要なのは目的である」と仰っていた。確かにいくら勉強し知識を蓄えようと、目標を決めなければ自分の進む道がうやむやになり、なにをするべきか分からなくなる。　また目標が定まっていないと自分の目的とする場所がないため、やる気や向上心といったものが生まれてこない。　このことから目標を定めることによって初めて勉強で手に入れた知識を応用することができ、やる気や向上心が生まれてくると学ぶことができた。
　次に「好きなこと、やりたいことを全力で行う」という点についてだ。私自身、好きなこと、やりたいことを全力で行ったことがない。やりたいことが見つかってもやらずに終わってしまうことが多かった。しかし大阪万博やIRの資料、話を見聞きし、考えが変化した。
配布された資料には様々なデータや施策、またそれらを行った際の経済効果などが大量に記されていた。
　膨大なデータを収集、分析し、それらを利用して施策やマーケティングに繋げる。そんな気の遠くなる仕事を行うことができるのは、好きなことを極めているからではないかと考えた。好きなこと、やりたいことを全力で行うことにより、自然と目標が見えてくる。目標が見つかることにより、さらに上へと向かう向上心が生まれる。このことから好きなことやりたいこと全力で行うことが自分の目指すべき場所を見つける鍵になると知ることができた。また自分の好きな分野の一流の人が集まる場所に行くだけで触発され、新しい発見が見つけられる。そして自分の目指すべき場所が見つけられる可能性が広がると仰っていた。ただ好きなこと、やりたいことを全力で行うだけでなく、自らその分野の一流の人たちと話すことも目標を見つける第一歩になると知り、いかに積極的に行動することが大切なのかを学んだ。様々な人たちとコミュニケーションを取り、自ら行動することで可能性を広げる。そんな積極性を身に着けることが今後の自分に必要となるのではと考えた。
　今回の講演の全体を通して、目標を決める大切さや好きなことやりたいことには積極的に挑戦する積極性が重要だと学んだ。これからは物事に積極的に取り組む姿勢を心掛け、自身の目標を明確に定める努力を行いたい。そしてこれらを今後の学生生活や社会生活に生かしていきたいと思った。