活動テーマ:IR(統合型リゾート)に関する若者目線での提言 「IR」聞いた見た知った
産学連携先:大阪府・市IR推進局
IRについては、カジノ(ギャンブル)のイメージが強く、大阪府民の間でも反対意見が多いという報道がなされている(賛成30%、反対57%、読売新聞社2017年11月調査)。しかし実際に諸外国のIRを見たことのある人は極めて少数と考えられ、ギャンブルのイメージだけが先行している可能性が高い。
この取り組みは、2019年度キャリアゼミの一環として、海外のIRを実際に見学し、また関連部局より説明を受けることにより、IRに対する正しい理解を深め、若者目線で大阪のIR誘致に対する提言を行う。
産学連携先:大阪府・市IR推進局
IRについては、カジノ(ギャンブル)のイメージが強く、大阪府民の間でも反対意見が多いという報道がなされている(賛成30%、反対57%、読売新聞社2017年11月調査)。しかし実際に諸外国のIRを見たことのある人は極めて少数と考えられ、ギャンブルのイメージだけが先行している可能性が高い。
この取り組みは、2019年度キャリアゼミの一環として、海外のIRを実際に見学し、また関連部局より説明を受けることにより、IRに対する正しい理解を深め、若者目線で大阪のIR誘致に対する提言を行う。
学生活動状況報告
私たちは、「IR」が何か知らない状態からこの提携事業を始めました。そのためIRの理解を深めるために様々な取り組みを実施しました。
大阪府・市IR推進局訪問(2019/5/15)
シンガポールIR視察(2019/9/14~16)
大阪観光局 溝畑理事長 授業内ご講演(2019/10/7)
夢洲視察、IR推進局と意見交換(2019/10/30)
これらの活動を通じてIRについての様々な情報を手に入れ、理解を深めていきました。
IRが大阪にできると雇用のチャンスが増えること、IRにきた観光客がIRから日本各地に移動し日本全体の景気が上がることなどを考察し、その内容を2/8(木)に大阪市中央公会堂で実施された「大学生によるIRに関する提案・研究発表会」で成果発表を行いました。
大阪府・市IR推進局訪問(2019/5/15)
シンガポールIR視察(2019/9/14~16)
大阪観光局 溝畑理事長 授業内ご講演(2019/10/7)
夢洲視察、IR推進局と意見交換(2019/10/30)
これらの活動を通じてIRについての様々な情報を手に入れ、理解を深めていきました。
IRが大阪にできると雇用のチャンスが増えること、IRにきた観光客がIRから日本各地に移動し日本全体の景気が上がることなどを考察し、その内容を2/8(木)に大阪市中央公会堂で実施された「大学生によるIRに関する提案・研究発表会」で成果発表を行いました。
経済学部 2年生 藤田 大翼
参加学生一覧
杉本 侑也、藤田 大翼、沢埜 柊太、今井 咲利佳、柳内 理沙、土井 瑞奈、本田 千尋、下河原 旭洋、山本 航平、緒方 稜人
ゼミ集合写真
連携団体担当者からのコメント
大阪府・市IR推進局
大阪府・大阪市IR推進局 推進課課長補佐
高木 隆介 様
IR(統合型リゾート)により大阪がどう変わるか、をテーマに、実際にシンガポールの2か所のIRを視察して、体験し、感じたことを踏まえた提案をいただきました。
視察の結果、他にはない“その地ならではの良さ”を活かしたIRとすることが、大阪IRの国際競争力の確保につながるという気づきを踏まえ、大阪・関西の強みを分析され、強みを活かすために取り組むべき課題と対応策が整理されており、説得力のある内容でした。また、ゼミ活動の中で重ねられた中小企業訪問で得られた知見を踏まえ、特定複合観光施設区域整備法においてIRに設置されることとなっている施設の一つである展示等施設を活用することで、大阪のものづくり産業を世界に発信することにつなげることの意義も提案いただきました。
今後も、現地に行って自ら体験し考える行動力を大切にしながら、自分たちの街「大阪」に関心を持っていただけたらと思います。
視察の結果、他にはない“その地ならではの良さ”を活かしたIRとすることが、大阪IRの国際競争力の確保につながるという気づきを踏まえ、大阪・関西の強みを分析され、強みを活かすために取り組むべき課題と対応策が整理されており、説得力のある内容でした。また、ゼミ活動の中で重ねられた中小企業訪問で得られた知見を踏まえ、特定複合観光施設区域整備法においてIRに設置されることとなっている施設の一つである展示等施設を活用することで、大阪のものづくり産業を世界に発信することにつなげることの意義も提案いただきました。
今後も、現地に行って自ら体験し考える行動力を大切にしながら、自分たちの街「大阪」に関心を持っていただけたらと思います。
教員のコメント
経済学部 三木 隆弘 教授
1年間の活動、大変にお疲れ様でした。今年度も昨年度同様、他大学にはない三木ゼミ発表内容の魅力として、実際に現場に足を運び、体験し、感じたことをストレートに表現し、現場をイメージしながら顧客満足度を上げるための構想を考えたことは、高く評価できると思いますし、今後の社会人人生にもきっと役立つものと思います。大阪を変えていきたい、という強い思いは聴衆に十分伝わったものと考えます。敢えて苦言を呈するとすれば、大きな会場での発表に慣れておらず、表現方法や表情が少し硬かったことと、質疑応答の部分で舞い上がってしまい質問されていることにあまりジャストミートしていない回答が返ってしまったことが挙げられますが、これらは場数を踏んでいくことで改善していきますので、3年生も引き続きいろいろな経験を積んでいきましょう。皆さんの成長につながるプログラムを来年度も用意しておきます。