2020年6月22日(月)、経済学部「グローバル・ビジネス論a」(三木担当)は、三井物産株式会社 インド副総代表 村上周一郎様にインド・デリーからTeamsでご出席いただき「海外で働くことの魅力 ~ 総合商社での経験より~」というテーマでご講演をいただきました。
村上周一郎 様 ご略歴
1990年3月 東京大学 法学部卒業
1990年4月 三井物産株式会社入社 電機国際部
2018年4月 アジア・大洋州本部 南西アジア副総代表兼MITSUI & CO.INDIA PVT.LTD. Deputy Managing Director
2019年3月 アジア・大洋州本部 インド副総代表兼MITSUI & CO.INDIA PVT.LTD.
Deputy Managing Director
1990年4月 三井物産株式会社入社 電機国際部
2018年4月 アジア・大洋州本部 南西アジア副総代表兼MITSUI & CO.INDIA PVT.LTD. Deputy Managing Director
2019年3月 アジア・大洋州本部 インド副総代表兼MITSUI & CO.INDIA PVT.LTD.
Deputy Managing Director
ご講演の内容(大項目のみ)
- 自己紹介・経歴紹介
- 総合商社概要
- 海外で働くことの魅力① タイでの発電事業参入② カレー発祥の国にカレーで挑戦(Cocoichi)
- 総合商社の体制・機能
- (総括) 海外で働くことの魅力
以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付きの一部を紹介します。
中野晴一朗 さん (経済学部4年)
私は、今年の3月末までタイムズレンタカーでアルバイトをしていた。それは、日本の玄関口とも言える関西空港にあった。当然、レンタカーを借りに来られるお客さんは、大阪市内等にある店舗に比べると、香港人や台湾人、中国人、韓国人などアジア圏はもちろんのこと欧米圏等のように幅広い人種になる。それと同時に「言語の種類」もある。
それらに対応するために、店側も、韓国人スタッフや、台湾人スタッフ、中国人スタッフ(全員英語が話せる)を配置していた。そういった、いわば「グローバルな職場」であったので、村上さんのお話であった、「海外の人達との交流が楽しい」とおっしゃっていたのは、恐縮ではあるが、すこし共感することのできた時間であった。
というのも、私もそういった体験があるからである。60歳の先輩スタッフと仲が良かったのだが、ある時、韓国人スタッフに呼び出され、目上の人に対してその態度は良くない、と叱られたことがあった。私と先輩スタッフは飲み物を奢りあうほどに仲が良く、周りのスタッフにも知られた仲だったのだが、どうもその韓国人スタッフの目にはそうは映らなかったようである。そこで知ったのが、「韓国人は日本人以上に年功序列を重んじる国民性」ということである。
叱られはしたものの、身をもって「海外の人達との交流」を体験できたことは非常に貴重であったと感じることが出来たからである。
しかし、私はいくら「グローバルな職場」とはいえ日本の中での話である。それに比べると村上さんはインドやタイでのお話である。関空とは比べものにならないほどの不安感や孤独感を感じ、時間を掛けて乗り越えたのだろう、と思っていると「不安は無かった。生活していれば話せるようになるだろう、思っていたから。」と話されていた。おもわずクスリと笑ってしまった。規模の大きいことにチャレンジされる方は、気にしないのか。と思ったからである。この村上さんの話されたことが一番印象に残っている。
それらに対応するために、店側も、韓国人スタッフや、台湾人スタッフ、中国人スタッフ(全員英語が話せる)を配置していた。そういった、いわば「グローバルな職場」であったので、村上さんのお話であった、「海外の人達との交流が楽しい」とおっしゃっていたのは、恐縮ではあるが、すこし共感することのできた時間であった。
というのも、私もそういった体験があるからである。60歳の先輩スタッフと仲が良かったのだが、ある時、韓国人スタッフに呼び出され、目上の人に対してその態度は良くない、と叱られたことがあった。私と先輩スタッフは飲み物を奢りあうほどに仲が良く、周りのスタッフにも知られた仲だったのだが、どうもその韓国人スタッフの目にはそうは映らなかったようである。そこで知ったのが、「韓国人は日本人以上に年功序列を重んじる国民性」ということである。
叱られはしたものの、身をもって「海外の人達との交流」を体験できたことは非常に貴重であったと感じることが出来たからである。
しかし、私はいくら「グローバルな職場」とはいえ日本の中での話である。それに比べると村上さんはインドやタイでのお話である。関空とは比べものにならないほどの不安感や孤独感を感じ、時間を掛けて乗り越えたのだろう、と思っていると「不安は無かった。生活していれば話せるようになるだろう、思っていたから。」と話されていた。おもわずクスリと笑ってしまった。規模の大きいことにチャレンジされる方は、気にしないのか。と思ったからである。この村上さんの話されたことが一番印象に残っている。
野元堀ななほ さん (経済学部2年)
1.はじめに
私にとって今日の講演内容は難しかったなと感じました。また、これがバリバリ働く大人の話か…と感じ、私も何年後かにはこんな話が出来る大人になれているのか不安にもなりました。そんな村上さんの話を聞いて印象に残ったのは、私が質問した事に対しての答えです。そのことについて、これから詳しく書いていこうと考えます。
2.自分が何をしたいのか
私は講演後の質問時間の時「法学部を卒業したのに、どうして学んだ法律のことを使わず海外事業をしようと思ったのか」を聞きました。その答えは案外簡潔なもので「法律を使った仕事をするのは違うなと感じたから」だそうです。
もし、私が東京大学法学部を卒業したら、絶対法律を使う仕事をしようと考えます。なぜなら、就活の時有利だと感じたからです。世間では日本一の難関と言われている大学を卒業しているのだから、学ぶ環境や、指導する先生方も素晴らしいのだと考えました。その大学を卒業したという事は、そこでしっかり学んだという証明です。そのため就活の時も、大学名だけで採用されそうなくらい有利なのかなと考えました。
それなのに、今まで学んだ事とは別の事で仕事をしようと考えるのは、私にとってはもったいないなと感じました。ですが村上さんのようにしたい事を仕事にする事で、仕事が成功したり、このように講演が出来たりするのだなと感じました。以前の講演でも感じましたが、自分の好きな事や、したいことを仕事にする事が一番幸せであり、成功だと感じます。どの成功者もその事が好きだったり、その事を広めたかったり、という思いがあるのだと気づきました。
3.さいごに
私は今までの講演してくださった方たちが、仕事で成功している理由の共通点はこれだと考えました。どの方々もその仕事をしたくてしていて、その事が好きで色々な事業に挑戦されていました。やはり何かを極めるには興味があったり、そのことが好きだったりする人には敵わないのです。なので、私も自分が何に興味があって、何が好きなのかを知るべきだなと考えました。もう大学二年の前期が終わろうとしています。自分がしたい事を探し、社会に出た時好きな事を仕事にして働けるよう準備しておこうと考えました。
私にとって今日の講演内容は難しかったなと感じました。また、これがバリバリ働く大人の話か…と感じ、私も何年後かにはこんな話が出来る大人になれているのか不安にもなりました。そんな村上さんの話を聞いて印象に残ったのは、私が質問した事に対しての答えです。そのことについて、これから詳しく書いていこうと考えます。
2.自分が何をしたいのか
私は講演後の質問時間の時「法学部を卒業したのに、どうして学んだ法律のことを使わず海外事業をしようと思ったのか」を聞きました。その答えは案外簡潔なもので「法律を使った仕事をするのは違うなと感じたから」だそうです。
もし、私が東京大学法学部を卒業したら、絶対法律を使う仕事をしようと考えます。なぜなら、就活の時有利だと感じたからです。世間では日本一の難関と言われている大学を卒業しているのだから、学ぶ環境や、指導する先生方も素晴らしいのだと考えました。その大学を卒業したという事は、そこでしっかり学んだという証明です。そのため就活の時も、大学名だけで採用されそうなくらい有利なのかなと考えました。
それなのに、今まで学んだ事とは別の事で仕事をしようと考えるのは、私にとってはもったいないなと感じました。ですが村上さんのようにしたい事を仕事にする事で、仕事が成功したり、このように講演が出来たりするのだなと感じました。以前の講演でも感じましたが、自分の好きな事や、したいことを仕事にする事が一番幸せであり、成功だと感じます。どの成功者もその事が好きだったり、その事を広めたかったり、という思いがあるのだと気づきました。
3.さいごに
私は今までの講演してくださった方たちが、仕事で成功している理由の共通点はこれだと考えました。どの方々もその仕事をしたくてしていて、その事が好きで色々な事業に挑戦されていました。やはり何かを極めるには興味があったり、そのことが好きだったりする人には敵わないのです。なので、私も自分が何に興味があって、何が好きなのかを知るべきだなと考えました。もう大学二年の前期が終わろうとしています。自分がしたい事を探し、社会に出た時好きな事を仕事にして働けるよう準備しておこうと考えました。