2020年10月21日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は、八尾市にある株式会社中田製作所を訪問し、代表取締役の中田寛さん、及び若手社員の皆さんにお話をうかがいました。
株式会社中田製作所は昭和52年創業、アルミ専門の精密部品機械加工メーカーとして高品質で魅力ある製品をお客様にお届けしています。納品先は液晶製造装置・半導体製造装置・産業用ロボット・医療機器など多岐に渡り、特に近年はアルミを含む幅広い金属材料に対する超微細加工技術の開発に成功。平成19年(2007年)と平成25年(2013年)には内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」優秀賞に選ばれるなど、大阪を代表するものづくり企業です。
経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生は今年度も昨年度に引き続き、大阪府商工労働部の連携協定に基づく事業の1つとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」という課題に取組んでいます。今回はその活動の一環として訪問しました。なお、三木ゼミ2年生は毎年最初のものづくり企業訪問先として中田製作所の皆さんに大変お世話になっています。
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
株式会社中田製作所は昭和52年創業、アルミ専門の精密部品機械加工メーカーとして高品質で魅力ある製品をお客様にお届けしています。納品先は液晶製造装置・半導体製造装置・産業用ロボット・医療機器など多岐に渡り、特に近年はアルミを含む幅広い金属材料に対する超微細加工技術の開発に成功。平成19年(2007年)と平成25年(2013年)には内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」優秀賞に選ばれるなど、大阪を代表するものづくり企業です。
経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生は今年度も昨年度に引き続き、大阪府商工労働部の連携協定に基づく事業の1つとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」という課題に取組んでいます。今回はその活動の一環として訪問しました。なお、三木ゼミ2年生は毎年最初のものづくり企業訪問先として中田製作所の皆さんに大変お世話になっています。
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
経済学部2年生 野元堀 ななほ さん
【1.企業訪問前】
訪問前にホームページを見てどんな企業なのか事前に調べていました。中田製作所はアルミなどを扱う中小企業でした。入社式や講義の様子などの写真だけでなく、聞きなれない製品や機械や技法にも多く写真が使われていてイメージしやすかったです。また人材募集要項も詳しく記載されていたり、社員インタビューで入社したきっかけややりがいなども記載されていたりし、すごく参考になりました。
【2.企業訪問後】
中田製作所は社員の皆様と社風がすごく魅力的な企業でした(会議室に案内された時にホワイトボードにハピナンの手書きイラストが描かれていたり、用意して下さったパワーポイントの資料にも阪南大学のイラストやロゴなどが載せられていたりし、私たちの二時間ほどの見学だけのために沢山準備して下さったのがすぐに伝わりました。そのため私は訪問して10分ほどで心を掴まれました)。
社員の皆様はとにかく全員挨拶をしてくださいました。当たり前ですが、意外と出来ないと思います。移動中で少しすれ違った時など、わざわざ手を止めてこちらの目を見て挨拶するのは面倒ですし、会釈で済ませる方もいらっしゃると思います。ですが、中田製作所の方は皆様してくださいました。また、社員同士があだ名で呼び合っているのも良いなと感じました。部署呑み会や社員旅行なども定期的にあり、短い時間でしたが仲の良さが十分伝わってきました。私もこのような方々と一緒に働きたいなと感じました。
社風についてだと、例えば、記念日休暇、毎朝ラジオ体操、親子参観、入社後各部署を周りマニュアルや仕事を実際に経験し二ヶ月間どの部署が自分に合っているかなど考える時間があったり、社長との交換ノートなどがあったりしました。社長との交換ノートは毎週あるらしく、目標や相談事など仕事面の話だけではなくプライベートの話でもアドバイスやお言葉を頂けるそうです。私も小学六年生の時、担任の先生と毎週交換ノートをしていました。今考えると全授業の授業準備もしながら、30人ほどの生徒一人一人に返事をして向き合ってくださったのはすごく尊敬しますし、今でもその交換ノートは特別で取って置いています。自分の身近に相談できる人がいる環境は素晴らしいことですし、しかも社長と毎週話が出来るなんて中小企業ならではで、とても魅力に感じました。
社風や社員の皆様が良く魅力的な企業でした。
訪問前にホームページを見てどんな企業なのか事前に調べていました。中田製作所はアルミなどを扱う中小企業でした。入社式や講義の様子などの写真だけでなく、聞きなれない製品や機械や技法にも多く写真が使われていてイメージしやすかったです。また人材募集要項も詳しく記載されていたり、社員インタビューで入社したきっかけややりがいなども記載されていたりし、すごく参考になりました。
【2.企業訪問後】
中田製作所は社員の皆様と社風がすごく魅力的な企業でした(会議室に案内された時にホワイトボードにハピナンの手書きイラストが描かれていたり、用意して下さったパワーポイントの資料にも阪南大学のイラストやロゴなどが載せられていたりし、私たちの二時間ほどの見学だけのために沢山準備して下さったのがすぐに伝わりました。そのため私は訪問して10分ほどで心を掴まれました)。
社員の皆様はとにかく全員挨拶をしてくださいました。当たり前ですが、意外と出来ないと思います。移動中で少しすれ違った時など、わざわざ手を止めてこちらの目を見て挨拶するのは面倒ですし、会釈で済ませる方もいらっしゃると思います。ですが、中田製作所の方は皆様してくださいました。また、社員同士があだ名で呼び合っているのも良いなと感じました。部署呑み会や社員旅行なども定期的にあり、短い時間でしたが仲の良さが十分伝わってきました。私もこのような方々と一緒に働きたいなと感じました。
社風についてだと、例えば、記念日休暇、毎朝ラジオ体操、親子参観、入社後各部署を周りマニュアルや仕事を実際に経験し二ヶ月間どの部署が自分に合っているかなど考える時間があったり、社長との交換ノートなどがあったりしました。社長との交換ノートは毎週あるらしく、目標や相談事など仕事面の話だけではなくプライベートの話でもアドバイスやお言葉を頂けるそうです。私も小学六年生の時、担任の先生と毎週交換ノートをしていました。今考えると全授業の授業準備もしながら、30人ほどの生徒一人一人に返事をして向き合ってくださったのはすごく尊敬しますし、今でもその交換ノートは特別で取って置いています。自分の身近に相談できる人がいる環境は素晴らしいことですし、しかも社長と毎週話が出来るなんて中小企業ならではで、とても魅力に感じました。
社風や社員の皆様が良く魅力的な企業でした。
経済学部2年生 置田 ちなみ さん
10月21日に、中田製作所に企業訪問へ行き、会社の説明と、工場見学をさせていただきました。働く内容だけでなく、社員さんが何故そこで働きたいと感じたかや、やりがい、給与のことなども詳しく教えていただきました。
中田製作所はアルミ精密部品を専門的に扱う資本金1000万円の中小企業です。またものづくり日本大賞優秀賞には、2回も受賞されているそうです。マシニングセンターという機械を1985年に大阪で2番目に導入したり、その機械で髪の毛一本(100μ)よりも細いドリル(5μ)で穴を開けることが出来たりなど、少しの説明でもとても魅力に感じる部分が多かったです。説明会で実際に見せていただいた光を当てなければ見えない5μのドリルで穴を開け作成したドラえもんには、初めてあんなものを見ただけにとても感動しました。特に私が説明を聞いて驚いたことは、入社後2ヶ月間のことです。中田製作所では入社後2ヶ月間、技術職、営業職、総務経理職内のそれぞれの部署を1部署2週間ずつ経験することができるということです。全ての部署を経験することができるとは聞いたことがないし、全ての部署を経験した2ヶ月後に、自分が行きたい部署の希望を聞いてくれるというところに私はとても魅力を感じました。私のイメージでは、会社では同じ部署の人としか話すきっかけがないのかなと思っていましたが、このように全ての部署を経験することで、配属後も他の部署の人ともコミュニケーションを取ることができると思いました。また、男性の方が多いイメージである技術職では、女性も7名いるということで、女性も心配なく働きやすい環境になっていると感じました。
私がもう一つ、中田製作所へ行き驚いたのは、社員さん同士の仲の良さと、社員さんと社長さんの距離の近さです。とてもアットホームな雰囲気で、あだ名も決められているようで驚きました。仲の良さは、2ヶ月に1度行われる社内イベントを通して深めているようです。社内イベントでは、社員さんの殻を破る出し物として、星野源の恋ダンスを踊ったり、縄跳びダンスを踊ったり、飲みニケーションという飲み会を部署ごとに開いたりと、とても仲を深めるということを大切にしている会社だと感じました。また、社長さんとの距離が近い理由の一つに週に1度の交換ノートがあげられていました。会社のことだけでなく、それ以外のことも交換ノートに書くことができ、このような形で毎週社長さんとコミュニケーションを取れる工夫をしていることがとても珍しいしすごいと思いました。
このように、中田製作所は会社での仕事のことだけでなく、一人一人とのコミュニケーションもすごく大切にしているということが今回の企業訪問を通し、知ることが出来ました。
中田製作所はアルミ精密部品を専門的に扱う資本金1000万円の中小企業です。またものづくり日本大賞優秀賞には、2回も受賞されているそうです。マシニングセンターという機械を1985年に大阪で2番目に導入したり、その機械で髪の毛一本(100μ)よりも細いドリル(5μ)で穴を開けることが出来たりなど、少しの説明でもとても魅力に感じる部分が多かったです。説明会で実際に見せていただいた光を当てなければ見えない5μのドリルで穴を開け作成したドラえもんには、初めてあんなものを見ただけにとても感動しました。特に私が説明を聞いて驚いたことは、入社後2ヶ月間のことです。中田製作所では入社後2ヶ月間、技術職、営業職、総務経理職内のそれぞれの部署を1部署2週間ずつ経験することができるということです。全ての部署を経験することができるとは聞いたことがないし、全ての部署を経験した2ヶ月後に、自分が行きたい部署の希望を聞いてくれるというところに私はとても魅力を感じました。私のイメージでは、会社では同じ部署の人としか話すきっかけがないのかなと思っていましたが、このように全ての部署を経験することで、配属後も他の部署の人ともコミュニケーションを取ることができると思いました。また、男性の方が多いイメージである技術職では、女性も7名いるということで、女性も心配なく働きやすい環境になっていると感じました。
私がもう一つ、中田製作所へ行き驚いたのは、社員さん同士の仲の良さと、社員さんと社長さんの距離の近さです。とてもアットホームな雰囲気で、あだ名も決められているようで驚きました。仲の良さは、2ヶ月に1度行われる社内イベントを通して深めているようです。社内イベントでは、社員さんの殻を破る出し物として、星野源の恋ダンスを踊ったり、縄跳びダンスを踊ったり、飲みニケーションという飲み会を部署ごとに開いたりと、とても仲を深めるということを大切にしている会社だと感じました。また、社長さんとの距離が近い理由の一つに週に1度の交換ノートがあげられていました。会社のことだけでなく、それ以外のことも交換ノートに書くことができ、このような形で毎週社長さんとコミュニケーションを取れる工夫をしていることがとても珍しいしすごいと思いました。
このように、中田製作所は会社での仕事のことだけでなく、一人一人とのコミュニケーションもすごく大切にしているということが今回の企業訪問を通し、知ることが出来ました。
経済学部2年生 福田 晃輝 さん
【1.中田製作所とは】
大阪府の八尾市にある会社でここでは主にアルミを用いて一般的な加工に用いられるものより高精度な加工機と切削工具を用いて切削加工を行っている。
中田製作所では大きく分けて三つの機械を使用してアルミ精密部品の切削加工を行っている。
大阪府の八尾市にある会社でここでは主にアルミを用いて一般的な加工に用いられるものより高精度な加工機と切削工具を用いて切削加工を行っている。
中田製作所では大きく分けて三つの機械を使用してアルミ精密部品の切削加工を行っている。
- マシニングセンター
数値によって機械をコントロールすることができ、それにより穴をあけたりあけた穴にねじ穴をあけたりと多種類の加工を連続して行うことができる。
- NC旋盤
数値によって機械をコントロールすることができ、回転している材料に刃物をあてて円状や円筒状に部品を加工することができる。 - フライス盤
回転する主軸にフライスという刃物をとりつけて固定された素材を削っていくことができる。
これらのような機械を用いて日々、取引先から注文された品を製作している。高度な技術により商品を製作し、できあがった製品をミクロン単位まで検査をしている。様々な工程があってようやく取引が行われている。そのためこの会社では精度のいい商品のまま取引が行われており取引先からの絶対なる信頼を得ている。
【2.会社内で行われている取り組み】
- ジョブローテーション制度
二か月間を通してすべての部署を経験する。そして部署によって行われている内容や、辛さ・やりがいを学びそのあとに自分に合った部署を決定することができる。 - エミダス
『食べログ』のようなサイト。明確なニーズをもったお客様を呼び込むことができるホームページ - 社内イベント
年に一回全員で研修旅行を行い社員同士で仲を深める。
ここに記載していないことも行っており社員が働きやすい環境になっている。そのおかげでたくさんの賞も受賞している。
【3.自分の目で実際に中田製作所を見てみて】
まず初めに中田製作所をお伺いして感じたことは自分が思い描いていたものより外見も会社の中もきれいで驚きました。製作所ということもあり機械や作業場が外から見えているのではないかと想像していたけどそんなこともなく会社の見えない位置にあり私の中の製作所に対する偏見を崩してくれたのが中田製作所でした。
次に私がこの会社に対して驚かされたことは高精度な加工技術や長時間の検査を通じてさまざまな企業様から信頼を得ている商品を開発していることです。さらには注文数が一つから可能と丁寧に取引が行われていることにも驚きました。またこれも私の中の偏見になるのですが単純な機械でかつ単純な工程・検査でフルスピードに大量生産を行っている場所が製作所のイメージでした。ここが最初に企業訪問で訪れたことによって記憶に残る素晴らしい製作所になりました。
そして最後に一番感動したことは社長からの「給料(お金)は努力するものには絶対に後からついてくる」というお言葉です。本当にその通りだと思いました。初任給が高ければ高いほど努力もしなくなっていき最後にはお金だけ取られて逃げられていきます。しかし初任給を平均、もしくはそれよりか少し少なめに設定することにより人は努力するようになり努力している中でやりがいを感じるようになります。すると人間は瞬く間に成長していきます。私もお金にくらまない人生を送り一人の人間として成長し誰もが認めてもらえるような信頼してもらえるような人柄になりたいです。
中田製作所の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
まず初めに中田製作所をお伺いして感じたことは自分が思い描いていたものより外見も会社の中もきれいで驚きました。製作所ということもあり機械や作業場が外から見えているのではないかと想像していたけどそんなこともなく会社の見えない位置にあり私の中の製作所に対する偏見を崩してくれたのが中田製作所でした。
次に私がこの会社に対して驚かされたことは高精度な加工技術や長時間の検査を通じてさまざまな企業様から信頼を得ている商品を開発していることです。さらには注文数が一つから可能と丁寧に取引が行われていることにも驚きました。またこれも私の中の偏見になるのですが単純な機械でかつ単純な工程・検査でフルスピードに大量生産を行っている場所が製作所のイメージでした。ここが最初に企業訪問で訪れたことによって記憶に残る素晴らしい製作所になりました。
そして最後に一番感動したことは社長からの「給料(お金)は努力するものには絶対に後からついてくる」というお言葉です。本当にその通りだと思いました。初任給が高ければ高いほど努力もしなくなっていき最後にはお金だけ取られて逃げられていきます。しかし初任給を平均、もしくはそれよりか少し少なめに設定することにより人は努力するようになり努力している中でやりがいを感じるようになります。すると人間は瞬く間に成長していきます。私もお金にくらまない人生を送り一人の人間として成長し誰もが認めてもらえるような信頼してもらえるような人柄になりたいです。
中田製作所の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。