2021年6月10日(木)、経済学部の三木ゼミ3年生は、大阪府商工労働部との連携協定に基づく事業の1つとして2020年度に推進した「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」事業の成果を「三木ゼミ生が魅力ある就職先と考える大阪のものづくり中小企業」<2020年版>としてまとめました。
 この事業は「若者を採用したいが採用できないものづくり中小企業」と「就職したくても就職できない若者(大学生)」が存在するという「求人求職のミスマッチ」をどのように解決するか、という視点で、2015年度から少しずつ準備を進め2016年度より本格的に活動を始めました。2020年度は残念ながらコロナ禍により活動が制限されたため、わずか4社しか中小企業を訪問させていただけませんでしたが、企業ウェブサイトの公開情報、及び訪問時に実施いただいた模擬会社説明会・会社(工場)見学・若手社員との懇親会の内容を評価した結果、2020年度に訪問した4社全てを「三木ゼミ生が魅力ある就職先と考える大阪のものづくり中小企業」として認定しました(追加認定2社、再認定2社)。
 2020年度版「三木ゼミ生が魅力ある就職先と考える大阪のものづくり中小企業」に掲載された中小企業は以下の9社です(※の2社は2020年度追加認定)。
 この内容は本学キャリアセンターで閲覧できる他、これらの会社についてもっと詳しく知りたい場合は、キャリア支援課を通じて三木ゼミ生または指導教員(三木)に問い合わせることも可能です。また、この活動は2021年度も三木ゼミ新2年生が引き続き推進する予定です(残念ながら新型コロナウイルスの影響で2021年前期は本稿執筆時点でまだ実施できていません)。
 新型コロナウイルスの影響でものづくり中小企業の経営状況も、就活生の就職状況も厳しくなり、コロナ収束(終息)後に求人求職の状況がどのようになっているかは予測がつきませんが、今後も優良中小企業に就職したいというニーズは必ず一定程度残っているものと考えます。この評価結果が、就活中あるいは近い将来就活を始める学生の皆さんの参考になることを期待しています。
 なお、本リストの活用にあたっては、併せて各社の最新の求人情報を各社ウェブサイト等でご確認ください。
  • 「三木ゼミ生が魅力ある就職先と考える大阪のものづくり中小企業」株式会社中田製作所(八尾市)での模擬会社説明会の様子