経済学部の三木ゼミ4年生は、2021年12月21日(火)に、連携先である伊豫風土合同会社(愛媛県西条市)代表の大須賀一仁さんをZoom会議でお招きし、キャリアゼミ「愛媛県西条市の魅力をどのように発信するかを考えよう」の最終報告会を実施しました。この事業は、大須賀さんが進めている「まちづくり」「地域振興」の本質を理解した上で、西条市の魅力発信について若者目線で提案・提言を行うことを目的としています。当初予定では西条市に何日か滞在して現地調査を行う予定でしたが、フィールドワークが日帰りしか認められないタイミングでの実施だったため、日帰りで時間に限りがある中でゼミ生が見聞きし感じた内容を中心に提案しました。
提案内容の骨子
- 西条市は最適な観光スポットになりうるが、若者の認知度が低く、三木先生授業内アンケート調べで約8割がそもそも西条市を知らない
- 若者に知ってもらうには、テレビでは不十分(最近の若者はテレビをあまり見ない)で、InstagramやTikTokを活用すべき
- もっと「自然」を前面に出して西条市を売り出せないか
- 西条に到着してからの交通手段の改善は急務
- 西条に増えている素敵なカフェをめぐるツアーや、サッカーの長友選手(西条市出身)ゆかりの地を巡るツアーなどで若者を呼び込めないか
- 伊予西条駅近くに土産物などを取り扱う「道の駅」のようなものを作れないか(伊予西条駅付近に観光客がお金を落とす場所や施設が現状少なすぎる。お土産物屋も少ない)
- 現存する「少年自然の家」をもっと有効活用できないか
- ユニバーサルツーリズム先進地として「体の不自由な方にも優しい観光地」を目指してはどうか
- 空き家をリノベーションして宿泊施設にしてはどうか(移住体験に使える、駅前にはビジネスホテルしかない)