2022年11月14日(月)、経済学部「グローバル・ビジネス論b」(三木担当)は、株式会社中田製作所の若手社員3名をお招きし「中小企業で働くことの魅力」についてのご講演をいただきました。
株式会社中田製作所は昭和52年創業、アルミ専門の精密部品機械加工メーカーとして高品質で魅力ある製品をお客様にお届けしています。納品先は液晶・半導体・産業用ロボット・医療機器など多岐に渡り、特に近年はアルミを含む幅広い金属材料に対する超微細加工技術の開発に成功。平成19年(2007年)と平成25年(2013年)には内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」優秀賞に選ばれるなど、大阪を代表するものづくり企業です。
以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
愛媛県西条市は「住みたい田舎ベストランキング 若者世代・単身者部門」で3年連続全国第1位となっています(出所:宝島社『田舎暮らしの本』2月号 「2022年版 住みたい田舎ベストランキング」)。この連携事業「愛媛県西条市をもっと若者に知ってもらうための施策提言」は、大須賀さんが進めている「まちづくり」「地域振興」の本質を理解した上で、西条市の魅力発信について若者目線で提案・提言を行うことを目的としています。
株式会社中田製作所は昭和52年創業、アルミ専門の精密部品機械加工メーカーとして高品質で魅力ある製品をお客様にお届けしています。納品先は液晶・半導体・産業用ロボット・医療機器など多岐に渡り、特に近年はアルミを含む幅広い金属材料に対する超微細加工技術の開発に成功。平成19年(2007年)と平成25年(2013年)には内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」優秀賞に選ばれるなど、大阪を代表するものづくり企業です。
以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
愛媛県西条市は「住みたい田舎ベストランキング 若者世代・単身者部門」で3年連続全国第1位となっています(出所:宝島社『田舎暮らしの本』2月号 「2022年版 住みたい田舎ベストランキング」)。この連携事業「愛媛県西条市をもっと若者に知ってもらうための施策提言」は、大須賀さんが進めている「まちづくり」「地域振興」の本質を理解した上で、西条市の魅力発信について若者目線で提案・提言を行うことを目的としています。
中髪 紘太郎 さん (経済学部2年)
今回、中田製作所さんが講演をしてくださるという事で、非常に楽しみにしていました。実際、聞いていて非常に楽しい授業で、阪南大学卒業生による、今から就活をする私たちには貴重なお話ばかりで、それをしっかりと就職に繋げられれば良いと思います。
今回の授業で一番興味があったのは従業員に対してのサービス、休暇制度です。休暇制度ではおやじ休暇というのが面白いなと感じました。おやじ休暇とは入社十年目の人は最低月に一回の休暇を取るという制度で、プライベートな時間も確保できていて、素晴らしい会社だなと感じました。
他にも毎年会社内でボーリング大会を実施したり、部署毎の食事会や5S活動で1位になると五千円以内で食事をできたり、非常に社員同士の仲が深まるシステム構造でそういう面でも素晴らしいと感じました。
やはり社内の仲が良いとメリットがあり、社内のコミュニケーションが活発で、雰囲気も明るくなり、挨拶を交わしあえるのでお互いに気持ちが朗らかになれます。何か困ったことがあっても気軽に相談でき、自ずと社員同士の交流も深まるので、意見交換や情報共有がスムーズに行われます。総じて、社員の雰囲気も高くなり会社としてもレベルアップすると思います。
今回のこの講義から学んだ事は会社内のチームとしての意識だと思っていて、私も大学の毎回の授業でグループワークや人前に立って話す時クラス全体に一体感が必要だと思うので、こう言った、仲を深めるというのを意識して取り組みたいと思います。
今回の授業で一番興味があったのは従業員に対してのサービス、休暇制度です。休暇制度ではおやじ休暇というのが面白いなと感じました。おやじ休暇とは入社十年目の人は最低月に一回の休暇を取るという制度で、プライベートな時間も確保できていて、素晴らしい会社だなと感じました。
他にも毎年会社内でボーリング大会を実施したり、部署毎の食事会や5S活動で1位になると五千円以内で食事をできたり、非常に社員同士の仲が深まるシステム構造でそういう面でも素晴らしいと感じました。
やはり社内の仲が良いとメリットがあり、社内のコミュニケーションが活発で、雰囲気も明るくなり、挨拶を交わしあえるのでお互いに気持ちが朗らかになれます。何か困ったことがあっても気軽に相談でき、自ずと社員同士の交流も深まるので、意見交換や情報共有がスムーズに行われます。総じて、社員の雰囲気も高くなり会社としてもレベルアップすると思います。
今回のこの講義から学んだ事は会社内のチームとしての意識だと思っていて、私も大学の毎回の授業でグループワークや人前に立って話す時クラス全体に一体感が必要だと思うので、こう言った、仲を深めるというのを意識して取り組みたいと思います。
出口 青空 さん(経済学部2年)
1977年創業の中田製作所は、アルミ精密部品の加工を行っている。半導体製造装置、液晶製造装置、医療医薬装置などの製作に関わっており様々なメーカーと取引している。中田製作所は、アルミという一つの分野に特化しながらもここでしかできない技術を武器に、コロナ禍でも業績を上げている。今回の講演の中で、中田製作所が行っている従業員の働く環境や制度について印象に残ったため以下に述べる。
中田製作所は、ジョブローテーション制度を取り入れている。これは、6つの職種を2週間ずつまわる制度である。自分の希望を含め、実際にその職種に触れることで仕事内容を知ることができる。この制度によって希望以外の職種にも新たな興味が出るだろう。また、中田製作所は社員数が30名程度と少なく、社長と社員の距離が近いことで相談しやすい環境ができている。具体的には、毎週末の座談会や、社長と交換ノートをするなどを取り入れていた。
私が働いていた場所では、ジョブローテーション制度はなかった。私は、外部に研修に行ったときに学んだ知識を実践すべきだと思いカンファレンスで提案をすることもあった。しかし、何十年も同じ場所で働く上司は新しいことを取り入れることに否定的であり、働きやすい環境づくりは難しかった。同じ場所に何十年もいれば、その環境に慣れてしまい、新鮮さを失う。今までの経験が正しいと思いこんでいることや、今までやってきたことを変更することが面倒くさいと感じているのだと考える。だからこそ、中田製作所の「会社を自分たちで変えていける」ということは、自分の意見を言え、かつ肯定的に受け止めてくれる環境にあるのだと分かった。また、社会人になると全員が自分を受け入れてくれるわけではないことを知っておかなければならない。相談できる人や味方になってくれる人が一人でもいることで自分自身をコントロールでき、仕事を続けることができるのである。
中田製作所のように社長が社員の要求を聞き流すのではなく、しっかりと受け止め、社員の意見を行動化できれば、社員の仕事に対するモチベーションに繋がると考える。
中田製作所は、ジョブローテーション制度を取り入れている。これは、6つの職種を2週間ずつまわる制度である。自分の希望を含め、実際にその職種に触れることで仕事内容を知ることができる。この制度によって希望以外の職種にも新たな興味が出るだろう。また、中田製作所は社員数が30名程度と少なく、社長と社員の距離が近いことで相談しやすい環境ができている。具体的には、毎週末の座談会や、社長と交換ノートをするなどを取り入れていた。
私が働いていた場所では、ジョブローテーション制度はなかった。私は、外部に研修に行ったときに学んだ知識を実践すべきだと思いカンファレンスで提案をすることもあった。しかし、何十年も同じ場所で働く上司は新しいことを取り入れることに否定的であり、働きやすい環境づくりは難しかった。同じ場所に何十年もいれば、その環境に慣れてしまい、新鮮さを失う。今までの経験が正しいと思いこんでいることや、今までやってきたことを変更することが面倒くさいと感じているのだと考える。だからこそ、中田製作所の「会社を自分たちで変えていける」ということは、自分の意見を言え、かつ肯定的に受け止めてくれる環境にあるのだと分かった。また、社会人になると全員が自分を受け入れてくれるわけではないことを知っておかなければならない。相談できる人や味方になってくれる人が一人でもいることで自分自身をコントロールでき、仕事を続けることができるのである。
中田製作所のように社長が社員の要求を聞き流すのではなく、しっかりと受け止め、社員の意見を行動化できれば、社員の仕事に対するモチベーションに繋がると考える。