マスコミ報道等によると、大学生の間に大麻をはじめとする薬物の使用が広がっていると言われています。この活動では、実際に大麻が合法化されたタイ(バンコク)を訪問し、大麻が日常生活の中に溢れる現状を見た上で、大学生の薬物乱用をこれ以上広げないために何をするべきなのかを検討・提案しました。
(経済学部4年 稲次 海斗)



学生活動状況報告
経済学部4年 稲次 海斗
私たちはバンコクでのフィールドワークを通じて、大麻の合法化による社会の変化を肌で感じました。街中には大麻販売店が溢れ、日本との違いに驚かされました。現地での経験を通じ、日本の若者が影響を受けるリスクや、法規制の違いによる社会への影響について深く考えるようになりました。こうした課題に対し、私たちは次のような提案を考えました。
1)若者向けの薬物教育の強化
学校教育で海外の薬物事情や法律の違いを学び、危機感を持てるようにする。
2)SNSを活用した啓発活動
インフルエンサーや動画コンテンツを通じ、若者に分かりやすくリスクを伝える。
3)海外渡航前の注意喚起の強化
旅行前のガイドラインや空港での注意喚起を充実させ、違法行為を防ぐ。
4)日本国内での大麻議論の促進
海外の事例を踏まえ、大麻のリスクや規制のあり方について冷静に議論する機会を増やす。
今回のフィールドワークを通じ、私たちは異文化理解だけでなく、日本の社会課題についても深く考える機会を得ました。この経験を活かし、今後も主体的に社会問題に向き合っていきたいと考えています。
1)若者向けの薬物教育の強化
学校教育で海外の薬物事情や法律の違いを学び、危機感を持てるようにする。
2)SNSを活用した啓発活動
インフルエンサーや動画コンテンツを通じ、若者に分かりやすくリスクを伝える。
3)海外渡航前の注意喚起の強化
旅行前のガイドラインや空港での注意喚起を充実させ、違法行為を防ぐ。
4)日本国内での大麻議論の促進
海外の事例を踏まえ、大麻のリスクや規制のあり方について冷静に議論する機会を増やす。
今回のフィールドワークを通じ、私たちは異文化理解だけでなく、日本の社会課題についても深く考える機会を得ました。この経験を活かし、今後も主体的に社会問題に向き合っていきたいと考えています。
ゼミ集合写真
参加学生一覧
岸 麻美、
瀧本 卓也、
友藤 綺香、
田中 大智、
稲次 海斗、
安田 花音、
藤原 寿莉、
山本 海月、
吉川 美優、
中村 優希
連携先コメント
大阪府委嘱ボランティア
薬物乱用防止指導員 様
大変貴重な御意見ありがとうございます。
実際に見学することで、薬物の恐さをリアリティをもって感じ、これからの日本について深く考える機会となったようですね。
このかけがえのない経験を活かして、これからの学生生活や社会生活において、自身の周りの方に注意を払っていただけるようになってもらえればよいと思います。
我々、薬物乱用防止指導員も、これからの日本の未来を作っていく若者が正しい判断ができるよう支援していきたいと思います。
実際に見学することで、薬物の恐さをリアリティをもって感じ、これからの日本について深く考える機会となったようですね。
このかけがえのない経験を活かして、これからの学生生活や社会生活において、自身の周りの方に注意を払っていただけるようになってもらえればよいと思います。
我々、薬物乱用防止指導員も、これからの日本の未来を作っていく若者が正しい判断ができるよう支援していきたいと思います。
教員コメント
経済学部 経済学科
三木 隆弘 教授
皆さんが今回の調査や見学を通じて、大麻の実態や日本の若者への影響について深く考察し、自身の意見をしっかりと持てたことを大変嬉しく思います。多くのコメントから、実際に現地を訪れることで、想像以上に大麻が身近な存在になっている現状に驚いたり、危機感を覚えたりしたことが伝わってきました。
また、日本と海外の違いを比較する中で、日本の若者が薬物に手を出さないための教育の必要性や、個人としての意識の持ち方についても考えるきっかけになったようですね。特に、「断る勇気を持つことが大切」「危機感の欠如が問題」という指摘は、非常に重要な視点です。
今回の学びを通して得た知見を、ぜひ周囲の人にも伝え、より多くの人が薬物の危険性について考えられるような社会を作っていきましょう。これからも広い視野を持ち、積極的に学びを深めていってください。
なお、今回のフィールドワークでは別事業の連携先である株式会社交通論壇社の小北社長にもお越しいただき、物心両面でのご支援をいただきました。また現地では極力公共交通機関を使わず現地のライドシェア(アプリ)を利用し、日本のタクシー配車アプリとの差異を中心に調査し、帰国後報告会を実施したこと、併せて報告いたします。ありがとうございました。
また、日本と海外の違いを比較する中で、日本の若者が薬物に手を出さないための教育の必要性や、個人としての意識の持ち方についても考えるきっかけになったようですね。特に、「断る勇気を持つことが大切」「危機感の欠如が問題」という指摘は、非常に重要な視点です。
今回の学びを通して得た知見を、ぜひ周囲の人にも伝え、より多くの人が薬物の危険性について考えられるような社会を作っていきましょう。これからも広い視野を持ち、積極的に学びを深めていってください。
なお、今回のフィールドワークでは別事業の連携先である株式会社交通論壇社の小北社長にもお越しいただき、物心両面でのご支援をいただきました。また現地では極力公共交通機関を使わず現地のライドシェア(アプリ)を利用し、日本のタクシー配車アプリとの差異を中心に調査し、帰国後報告会を実施したこと、併せて報告いたします。ありがとうございました。