2023年6月26日(月)、経済学部「グローバル・ビジネス論a」(三木担当)は、GJJ株式会社の創業者で前代表取締役社長の田村さつき様にTeamsでご出席いただき「海外で働く ~ Work Beyond Borders ~」というテーマでご講演をいただきました。GJJ株式会社は、日本から海外へ・海外から海外へ・海外から日本への就職支援や学生のグローバルキャリア支援など、グローバルキャリア形成のトータル支援を行う企業です。
 【田村さつき 様 ご略歴】
外資系化粧品会社から大手人材業界に転職後、人材派遣、人材紹介、ヘッドハンティング、
  外国人人材紹介などを経験。
2003年、株式会社ワークトラスト設立(代表取締役に就任)2009年GJJ海外就職
  デスクを立上げ、キャリアデザインエグゼクティブ兼CEOに就任。
2014年ワークトラストインターナショナル設立(代表取締役に就任)
2014年GJJ株式会社設立(代表取締役に就任) 
2021年GJJ株式会社代表取締役を退任、現在もFounder(創業者)として活躍中。
 
【ご講演の内容(大項目のみ)】
1 海外移住者は増加傾向、その理由は
2 海外就職に必要なスキルや要素
3 海外就職における国別就職情報
4 新卒からの海外就職スケジュール
5 海外就職のメリットとは
 
 以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付きの一部を紹介します。

国際コミュニケーション学部 4年 植村 佳也乃 さん

 今回の田村さんの講義で最も心に残ったことは、田村さんの人生に対する考え方である。具体的には、たくさんの国のビザ取得のための基準や、働きやすさ、特徴をご存知な中で、今どこが働くのにオススメなのかという質問に対しての答えが印象深かった。自分が行きたい、働きたい国はどのなのか。その国に行くために自分でプランを考え、人生設計をする。また、どんな職種に就きたいのか、自分で何が向いているのかを見つけ、興味があることを進めていくと『その先に専門性が生まれる』と言うお話をうかがい、とても感動したと同時にかっこいいと思った。
 私は、実際に海外への憧れがすごくある。だからこそ、今、どの国でどのような職種が稼げるのか、働きやすいのかということに興味があったが『自分のしたいことを進めた先に専門性が生まれる』というところに目を覚めさせられた気がした。私は四回生で、ちょうど二、三回生の時に留学に行く機会を逃した。しかし、就職をする前にどうしても海外に留学が行きたくて、今は毎日働いてお金を貯めて、すぐに就職しない道を選んだ。両親から反対されることもたくさんあったが、私は英語を話せるようになりたい、海外での経験がしたい、接客、人と話すことが好き、お金持ちになりたい、最終的に人から信頼、尊敬されるような経営者になりたい、たくさんの夢があり、自分でこの道を選んだ。今はまだしんどいことや、やっぱり言う通りにしておけば…などと弱気に思うことがあったが、田村さんの話を聞いて自分の道は間違っていなかったと結果で示したいと元気付けられた。
 たくさんな国があり、さまざまなスキルが必要だが、まずはできることから身につけて将来に生かしていこうと思ったし、何が必要かわかった講義となった。

経済学部 4年 三山 大輔 さん

 今日の田村さんの講義を聞いき、新たな気づきになったことは、世界にはたくさんの国があり、国によって現地で働ける難易度が変わってくるということです。それは、大卒以上なのか、ビザ取得が可能なのか、英語力がどのくらい必要なのかなど、それぞれが国によって変わってきます。その中で、海外で働くために必要なスキル、持っておくべき経験は3つあると考えます。
 1つ目は、絶対に英語力は必要だということ。働くうえでコミュニケーションはとても大切で欠かせないものだからです。なので、今やるべきことはとにかく語学力を上げること。
 2つ目は、大卒はとても大切だということ。それは、これからの時代、学歴は必要ではないなどの話を耳にすることがあるが、海外で現地就職をしようとすると、ほぼ確実に必要になってくる。それは、難易度が高い国につれて、必要になることだと思います。
 3つ目に人生経験を豊富にすること。それはアルバイトでどんな経験をしているのか、インターンで働いたことがあるのか、海外留学、海外で仕事をしたことがあるのかということ。これらを含めてたくさん様々な経験をすることが大切で、その中で、専門的なスキルを身に着けていかなければいけないと考えます。