2023年9月1日(金)~6日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生(10期生)は、キャリアゼミ「バリ島への日本人観光客を増やそう」の一環として夏季海外研修(訪問地:インドネシア・バリ島)を実施しました。
【キャリアゼミ「バリ島への日本人観光客を増やそう」事業の目的及び解決すべき課題】
コロナ禍が一段落し、海外旅行への制限がかなりなくなった現在でも、バリ島を訪れる日本人観光客は非常に少ない。一方でオーストラリア人観光客はコロナ前のおよそ7~8割まで戻っており、次に多いのが韓国人(テーマ設定当時)という状況で、日本人の少なさが際立っています。このため主に日本人観光客を主な客層としていた現地旅行会社は他の旅行会社に比べ業績の回復が遅れています。
この活動では、なぜ日本人観光客が減ってしまったのかの原因を調査し、その上で日本人観光客を増やすための施策を提案し、自分たちでできる支援については実践します。
全体スケジュール
2023年9月1日(金)
関空⇒クアラルンプール MH53便 0955発 1545着
<午後> エリア指定自由行動
9月2日(土)
<午前> クアラルンプール⇒デンパサール MH715便 0900発 1205着
<午後> エリア指定自由行動
9月3日(日)
<午前・午後> ペニダ島(インスタスポット)訪問
<夕方・夜> ジンバランにて夕陽ディナー
9月4日(月)
<終日> アユン川ラフティング体験、テララガンライステラス訪問、バリスイング体験
9月5日(火)
<午前> エリア指定自由行動
デンパサール⇒クアラルンプールMH850便 1625発 1935着
クアラルンプール⇒関空 MH52便 2215発 0545(翌日)着
9月6日(水)
<午前> 関空到着、解散式
以下に、学生が実際に見たIRについての感想・気づきの一部を報告します。
小川 愛斗 さん(経済学部2年生)
今回三木ゼミの海外研修でインドネシアのバリ島に行きました。自分自身初めて海外に行ったのでわからないことだらけで不安でしたが、三木先生と現地のガイドのおかげで安全に楽しむことができました。初めての海外で、現地の人とのコミュニケーションや食事、お金の支払い方法、チップ等の日本とは異なる事に対して不安が大きかったのですが、実際に現地に訪問してみてその不安は払拭されました。現地の人達はとてもフレンドリーな方もいて支払い時に困っていると助けてくれ、日本語が上手な方もいて、コミュニケーションが思った以上に取りやすくて助かりました。英語が苦手な方でもコミュニケーションがとりやすい国だと感じました。
実際に、バリ島を観光してみて、とても魅力的な観光地であると感じました。観光地までの移動時間はかなり長く感じました。ペ二ダ島の移動中の道がとても過酷で乗り物酔いをしやすい人にはかなりしんどいと感じました。ペニダ島を観光するにはガイドが必須だと感じました。実物をみるときれいで、写真スポットが多く、満足できました。ラフティングやバリスイングのスタッフは私たちお客さんを楽しませるような工夫をしてくれていてとてもたのしむことができました。バリ島の交通はとても日本人が運転できない環境だと思うので、Grabを上手に使用することが大切だと感じました。Grabの人はトイレに寄ってくれたりフレンドリーに話しかけてくれたり乗っていて楽しく感じました。更に価格も安く、スマホのアプリですぐに呼ぶことができ、到着も早く、とても利用しやすく感じました。
バリ島に行ってみて魅力をかなり感じたのですが、以前より日本人観光客が減っているということにびっくりしました。バリの町中で日本人をあまり見かけませんでした。理由として日本からバリ島への直行便がまだ少ないからだと思います。実際にマレーシアのクアラルンプール経由はしんどく感じました。魅力詰まりまくりなバリ島だったので海外に行ったことの無い日本人に魅力を伝えることができたら来たい人が増えると思いました。日本からの直行便が増えると日本人観光客が増えると感じました。バリ島は日本語をしゃべれる人が多くいたイメージもあるし、物価が安かったイメージもあり、とても魅力を感じたので早く日本人観光客が増えるようになってほしいと感じました。
初めての海外で不安なことが多かったのですが実際に現地に行って海外に対しての意識や見る目が変わりました。今後もたくさん行きたい国があるので行ってみたいと感じました。パスポートの提示の仕方や航空券の提示の仕方、荷物の預け方や、税関検査の仕方も学べてよかったです。学びが多い海外研修でした。とにかく楽しかったです。
実際に、バリ島を観光してみて、とても魅力的な観光地であると感じました。観光地までの移動時間はかなり長く感じました。ペ二ダ島の移動中の道がとても過酷で乗り物酔いをしやすい人にはかなりしんどいと感じました。ペニダ島を観光するにはガイドが必須だと感じました。実物をみるときれいで、写真スポットが多く、満足できました。ラフティングやバリスイングのスタッフは私たちお客さんを楽しませるような工夫をしてくれていてとてもたのしむことができました。バリ島の交通はとても日本人が運転できない環境だと思うので、Grabを上手に使用することが大切だと感じました。Grabの人はトイレに寄ってくれたりフレンドリーに話しかけてくれたり乗っていて楽しく感じました。更に価格も安く、スマホのアプリですぐに呼ぶことができ、到着も早く、とても利用しやすく感じました。
バリ島に行ってみて魅力をかなり感じたのですが、以前より日本人観光客が減っているということにびっくりしました。バリの町中で日本人をあまり見かけませんでした。理由として日本からバリ島への直行便がまだ少ないからだと思います。実際にマレーシアのクアラルンプール経由はしんどく感じました。魅力詰まりまくりなバリ島だったので海外に行ったことの無い日本人に魅力を伝えることができたら来たい人が増えると思いました。日本からの直行便が増えると日本人観光客が増えると感じました。バリ島は日本語をしゃべれる人が多くいたイメージもあるし、物価が安かったイメージもあり、とても魅力を感じたので早く日本人観光客が増えるようになってほしいと感じました。
初めての海外で不安なことが多かったのですが実際に現地に行って海外に対しての意識や見る目が変わりました。今後もたくさん行きたい国があるので行ってみたいと感じました。パスポートの提示の仕方や航空券の提示の仕方、荷物の預け方や、税関検査の仕方も学べてよかったです。学びが多い海外研修でした。とにかく楽しかったです。
金城 寧々 さん(経済学部2年生)
今回、私はゼミの海外研修でバリ島に行きました。バリ島は観光スポットが多く、自然豊かな場所というイメージでした。もともと私自身、海外に興味があり、行く前からとても楽しみでした。海外旅行に行くとなると何を持っていくべきか言語や食など様々な不安がありました。しかし、現地に着くと日本とは異なった景色や聞こえてくる言語などから新しい環境に来たことを感じさせられ、胸が高鳴りました。車や徒歩での移動中、私はその場の景色を夢中で見ていました。自然が溢れていたり、店の雰囲気が違ったり、人と人とのコミュニケーションなど様々なことから刺激を受けました。
バリ島で生活している間、私は沢山のことを感じました。1つは英語能力です。英語での会話がほとんどだったため、日本語であれば伝えることができるが、英語にするとなるとうまく伝えることができない、聞き取れないという場面が多々ありました。一方、ジェスチャーや表情、理解している英単語から相手に伝えることもできました。バリ島に着く前は英語があまり話せなくてもなんとかなるだろうという考えでした。しかし、ある程度の理解力と会話力がなければ厳しいと改めて英語能力の低さを実感しました。2つ目は人の優しさです。日本でももちろん親切な人は沢山います。ですが、海外の人々は誰かが困っているとすぐに声をかけ、助けてくれました。支払いの際、どれを何枚出せば良いのか困っていると丁寧に教えてくれ、コンビニで購入したカップラーメンの作り方に戸惑っていると店員の人がすぐに駆けつけ、私たちの代わりに作ってくれました。小さな優しさですが、海外の環境に慣れていない私にとっては忘れられない優しさでした。3つ目は人の目を気にせずにありのままでいられるということです。日本で過ごしている私は見た目など周りの人の目を気にしてしまいます。服装や髪型、体型など他人からどう見られているのかなどと考えてしまいます。しかし、海外では個性豊かで、ありのままを表現している人々を見て、私は日本よりも人目を気にせず過ごすことができました。
バリ島は私にとって日本とは異なる景色や自然による開放感、過ごしやすい気候、温かみのある人々などから魅力的な観光地だと思いました。ですが、現在日本人観光客が減少している原因として私が実際に訪れて感じたことがあります。バリ島へ行くには直行便の飛行機が少ないため、到着まで時間がかかり、飛行機代も高くなっているということ。また、衛生面や食べ物など日本が一番安全で清潔という面から日本が過ごしやすいと感じる部分もありました。このようなことからどこか海外に行きたいというこだわりのない人であれば移動時間が少なく、料金も安い国を選択する人も多いと感じます
今後、日本人観光客を増やすためには実際に行ってみたいと思う動画をSNSへの投稿やバリ島限定の商品を紹介など現地でしか味わうことのできない魅力をスマホの画面越しでも感じられるよう伝えていくことだと感じます。
バリ島で生活している間、私は沢山のことを感じました。1つは英語能力です。英語での会話がほとんどだったため、日本語であれば伝えることができるが、英語にするとなるとうまく伝えることができない、聞き取れないという場面が多々ありました。一方、ジェスチャーや表情、理解している英単語から相手に伝えることもできました。バリ島に着く前は英語があまり話せなくてもなんとかなるだろうという考えでした。しかし、ある程度の理解力と会話力がなければ厳しいと改めて英語能力の低さを実感しました。2つ目は人の優しさです。日本でももちろん親切な人は沢山います。ですが、海外の人々は誰かが困っているとすぐに声をかけ、助けてくれました。支払いの際、どれを何枚出せば良いのか困っていると丁寧に教えてくれ、コンビニで購入したカップラーメンの作り方に戸惑っていると店員の人がすぐに駆けつけ、私たちの代わりに作ってくれました。小さな優しさですが、海外の環境に慣れていない私にとっては忘れられない優しさでした。3つ目は人の目を気にせずにありのままでいられるということです。日本で過ごしている私は見た目など周りの人の目を気にしてしまいます。服装や髪型、体型など他人からどう見られているのかなどと考えてしまいます。しかし、海外では個性豊かで、ありのままを表現している人々を見て、私は日本よりも人目を気にせず過ごすことができました。
バリ島は私にとって日本とは異なる景色や自然による開放感、過ごしやすい気候、温かみのある人々などから魅力的な観光地だと思いました。ですが、現在日本人観光客が減少している原因として私が実際に訪れて感じたことがあります。バリ島へ行くには直行便の飛行機が少ないため、到着まで時間がかかり、飛行機代も高くなっているということ。また、衛生面や食べ物など日本が一番安全で清潔という面から日本が過ごしやすいと感じる部分もありました。このようなことからどこか海外に行きたいというこだわりのない人であれば移動時間が少なく、料金も安い国を選択する人も多いと感じます
今後、日本人観光客を増やすためには実際に行ってみたいと思う動画をSNSへの投稿やバリ島限定の商品を紹介など現地でしか味わうことのできない魅力をスマホの画面越しでも感じられるよう伝えていくことだと感じます。
坂田 夢叶 さん(経済学部2年生)
私は今回初めて海外旅行というものを体験しました。海外旅行はもっと手続きとかし入国審査とかにめ手間がかかり、手軽に行けるものじゃないと思っていました。しかし、自分が思っていたよりかは簡単にいく事ができ、何よりも沢山の経験や刺激を受けて帰ってくる事ができたので海外にいく事に抵抗を持たずにもっと沢山の所に行きたいと感じることができました。このように感じる事ができたのはバリ島がとても魅力的な観光地だったからだと思います。
私がバリ島を魅力的だと感じた点として、物価が安い点やご飯が美味しい点があります。バリ島のご飯が口に合うか不安でしたが何を食べてもとても美味しくて幸せでした。しかし、1番魅力的だと思ったのはバリ島の方たちのフレンドリーさと親切さです。ビーチや道端を歩いているとフレンドリーに話しかけてくれたり、バリ島のお菓子をくれたり、沢山交流する事ができてとてもいい経験になったと思います。他にも、どうしてもバリ島の中でやりたい事があったのですが、予約が遅れてしまいもうできないと言われてたのですが、どうしても無理か聞いてみるとわざわざ上の方に話をしてくださり、どうにかできるように一緒に頼んでくれました。また、コンビニでカップラーメンの作り方が分からず戸惑っていると最後まで教えてくれたり、親切な人がとても多かったです。本当に心あったまる国でした。
ゼミの授業内で、バリ島は昔はもっと日本人の観光客が多かったが今は日本人の観光客が少ないと聞きました。私が実際にバリ島での経験を得て考えた原因の一つは飛行機です。日本からバリ島に行くのに直行便が今はなく、私たちは今回クアラルンプールを経由したのですが、少しそこが手間だと感じました。また、トイレが汚い所やトイレットペーパーがなく、自分でティッシュを持ち歩かなければいけない所も少しはあるのかなと感じました。バリ島に日本人観光客を増やすためには飛行機の直行便を再開することが必要だと思いました。私は今回初めてバリ島に行ってみて、こんなに過ごしやすい所だと気づきましたが、こういう機会がなければバリ島に行こうとはなってなかったと思います。なのでもっとバリ島の良さについて日本人が知るために、SNSや日本のテレビでバリスイングの光景やご飯を実際に食べている所などを発信していくべきだと思います。
私がバリ島を魅力的だと感じた点として、物価が安い点やご飯が美味しい点があります。バリ島のご飯が口に合うか不安でしたが何を食べてもとても美味しくて幸せでした。しかし、1番魅力的だと思ったのはバリ島の方たちのフレンドリーさと親切さです。ビーチや道端を歩いているとフレンドリーに話しかけてくれたり、バリ島のお菓子をくれたり、沢山交流する事ができてとてもいい経験になったと思います。他にも、どうしてもバリ島の中でやりたい事があったのですが、予約が遅れてしまいもうできないと言われてたのですが、どうしても無理か聞いてみるとわざわざ上の方に話をしてくださり、どうにかできるように一緒に頼んでくれました。また、コンビニでカップラーメンの作り方が分からず戸惑っていると最後まで教えてくれたり、親切な人がとても多かったです。本当に心あったまる国でした。
ゼミの授業内で、バリ島は昔はもっと日本人の観光客が多かったが今は日本人の観光客が少ないと聞きました。私が実際にバリ島での経験を得て考えた原因の一つは飛行機です。日本からバリ島に行くのに直行便が今はなく、私たちは今回クアラルンプールを経由したのですが、少しそこが手間だと感じました。また、トイレが汚い所やトイレットペーパーがなく、自分でティッシュを持ち歩かなければいけない所も少しはあるのかなと感じました。バリ島に日本人観光客を増やすためには飛行機の直行便を再開することが必要だと思いました。私は今回初めてバリ島に行ってみて、こんなに過ごしやすい所だと気づきましたが、こういう機会がなければバリ島に行こうとはなってなかったと思います。なのでもっとバリ島の良さについて日本人が知るために、SNSや日本のテレビでバリスイングの光景やご飯を実際に食べている所などを発信していくべきだと思います。
吉本 昂生 さん(経済学部2年生)
私たちは9月1日から9月6日までインドネシアにあるバリ島へ海外研修に行きました。バリ島のもつ観光地としての魅力や、日本人観光客の減少対策を思案するため、バリスイングを始めとするアクティビティや観光地散策、ペニダ島の視察を行いました。
まず、バリ島に行った率直な感想として、とても居心地の良い場所だったと感じています。日本と違い、湿度が低く夏でも過ごしやすい気候だったことに加え、食べ物も極端に癖のあるものは少なく食あたりを起こしたりもしませんでした。異国情緒あふれる景観や、現地の方々との交流も含めて、魅力的な観光地だったと感じました。
では、なぜ日本人観光客が少ないのか。実際に、バリ島に行ったことで大きく2つの理由が考えられました。
1つ目に、日本から気軽に行ける距離ではない点が挙げられます。日本からバリ島に行く際、多くの場合乗り継ぎが必要になり、手続きなどの手間がかかってしまいます。2023年9月現在、日本からの直通便は成田空港発ガルーダ・インドネシア航空の週5便しか存在せず、飛行機代も決して安いとは言えません。韓国や台湾、ベトナムなど、日本から近く、安く気軽に行ける観光地の台頭も日本人のバリ島離れを助長させていると感じた。
2つ目に、バリ島特有のアクティビティが少ないことが考えられます。バリ島に行った感想の時にも述べましたが、バリ島は本当に居心地の良い場所です。しかし、裏を返せば刺激的な体験に欠けているとも感じます。他の観光地に比べ、のんびり過ごすには最適だが、海外に刺激を求めて行く若者や活力のある人達からすると、魅力が少なく感じられると思います。
これらの事を踏まえて、バリ島に日本人観光客を増やすためにどのような対応が必要か二つの年齢層に分けて提案していきます。
まず、お金と時間にある程度ゆとりのある、年齢層が少し高めの人たちをターゲットに考えた場合、バリ島のゆったりとした空気や美しい景観を前面に押し出したアピールが効果的だと考えました。保養地としてバリ島がいかに最適であるかを理解してもらうことで、長期的な日本人観光客を取り戻すことができると考えられます。
次に、活力のある若い世代をターゲットに考えた場合、SNSなどを通じて他の観光地に比べて治安が良いことや、物価が安いことなどを発信し、まず、バリ島に行くことへのハードルを下げてもらう事で旅行先の選択肢に入ることが何より重要だと言えます。そのうえで、地元の人たちが使う食堂の利用や現地の人々との交流、サーフィンやインスタ映えスポットを巡るなど、バリ島に来ないとできない体験や特別な思い出づくりをメインに据えた観光プランを用意することを提案します。
最後に、今回の海外研修が自身にとって初海外だったこともあり、言語や文化など日本と海外の違いを肌で感じ、自身の視野が大きく広がる良い経験となりました。海外研修で得た経験や感想をゼミ生達と共有し、これからの学生生活に活かしていきたいと思います。
まず、バリ島に行った率直な感想として、とても居心地の良い場所だったと感じています。日本と違い、湿度が低く夏でも過ごしやすい気候だったことに加え、食べ物も極端に癖のあるものは少なく食あたりを起こしたりもしませんでした。異国情緒あふれる景観や、現地の方々との交流も含めて、魅力的な観光地だったと感じました。
では、なぜ日本人観光客が少ないのか。実際に、バリ島に行ったことで大きく2つの理由が考えられました。
1つ目に、日本から気軽に行ける距離ではない点が挙げられます。日本からバリ島に行く際、多くの場合乗り継ぎが必要になり、手続きなどの手間がかかってしまいます。2023年9月現在、日本からの直通便は成田空港発ガルーダ・インドネシア航空の週5便しか存在せず、飛行機代も決して安いとは言えません。韓国や台湾、ベトナムなど、日本から近く、安く気軽に行ける観光地の台頭も日本人のバリ島離れを助長させていると感じた。
2つ目に、バリ島特有のアクティビティが少ないことが考えられます。バリ島に行った感想の時にも述べましたが、バリ島は本当に居心地の良い場所です。しかし、裏を返せば刺激的な体験に欠けているとも感じます。他の観光地に比べ、のんびり過ごすには最適だが、海外に刺激を求めて行く若者や活力のある人達からすると、魅力が少なく感じられると思います。
これらの事を踏まえて、バリ島に日本人観光客を増やすためにどのような対応が必要か二つの年齢層に分けて提案していきます。
まず、お金と時間にある程度ゆとりのある、年齢層が少し高めの人たちをターゲットに考えた場合、バリ島のゆったりとした空気や美しい景観を前面に押し出したアピールが効果的だと考えました。保養地としてバリ島がいかに最適であるかを理解してもらうことで、長期的な日本人観光客を取り戻すことができると考えられます。
次に、活力のある若い世代をターゲットに考えた場合、SNSなどを通じて他の観光地に比べて治安が良いことや、物価が安いことなどを発信し、まず、バリ島に行くことへのハードルを下げてもらう事で旅行先の選択肢に入ることが何より重要だと言えます。そのうえで、地元の人たちが使う食堂の利用や現地の人々との交流、サーフィンやインスタ映えスポットを巡るなど、バリ島に来ないとできない体験や特別な思い出づくりをメインに据えた観光プランを用意することを提案します。
最後に、今回の海外研修が自身にとって初海外だったこともあり、言語や文化など日本と海外の違いを肌で感じ、自身の視野が大きく広がる良い経験となりました。海外研修で得た経験や感想をゼミ生達と共有し、これからの学生生活に活かしていきたいと思います。