2024年5月22日(水)、経済学部の三木ゼミ3年生は、門真市にある株式会社ヤマトウを訪問し、本社工場工場長の東平光司さん他にお話をうかがいました。
株式会社ヤマトウは昭和62年(1987年)創業、エンジニアプラスチック素材を中心とした
高機能樹脂素材を利用し、多分野に渡りプラスチック加工製品を供給しています。主要な取引業界は 食品・半導体・アミューズメント・機械など多岐にわたり、各分野で同社のエンプラ部品は活躍しています。設備投資にも積極的で、平成28年(2016年)10月に本社新工場が完成、令和元年(2019年)12月には大東工場が完成しました。また平成28年(2016年)には大阪中小企業顕彰事業実行委員会(注1)が実施する「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞、大阪を代表するものづくり企業です。
経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。
(注1) 大阪中小企業顕彰事業実行委員会:
大阪府、大阪府商工会議所連合会、大阪府商工会連合会、公益財団法人大阪産業局、地方独立行政法人大阪産業技術研究所で構成
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
株式会社ヤマトウは昭和62年(1987年)創業、エンジニアプラスチック素材を中心とした
高機能樹脂素材を利用し、多分野に渡りプラスチック加工製品を供給しています。主要な取引業界は 食品・半導体・アミューズメント・機械など多岐にわたり、各分野で同社のエンプラ部品は活躍しています。設備投資にも積極的で、平成28年(2016年)10月に本社新工場が完成、令和元年(2019年)12月には大東工場が完成しました。また平成28年(2016年)には大阪中小企業顕彰事業実行委員会(注1)が実施する「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞、大阪を代表するものづくり企業です。
経済学部三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。
(注1) 大阪中小企業顕彰事業実行委員会:
大阪府、大阪府商工会議所連合会、大阪府商工会連合会、公益財団法人大阪産業局、地方独立行政法人大阪産業技術研究所で構成
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
経済学部3年生 山下 力也 さん
1. はじめに
私たち三木ゼミ10期生は、5月22日(水)に大阪府門真市柳田町にある「株式会社ヤマトウ」にフィールドワークで訪問し、会社説明を聞き、ヒアリング調査、工場見学をしました。
そこで学んだこと、感じたことをこのレポートにまとめます。
2. 株式会社ヤマトウとは
株式会社ヤマトウとは、昭和62年に創業、平成2年10月に設立されたエンジニアプラスチック素材を中心とした高機能樹脂素材使用によるプラスチック加工製品を他分野に渡り供給する企業です。
本社工場、門真南工場、大東工場、カットセンターの4つの工場を構え、合成樹脂製品の製造販売、電子機器部品、半導体製造装置部品、食品加工部品、医療機器部品、住宅関連部品、遊戯機器、アミューズメント関連部品などの様々な分野に精通しています。
また、Web型NCデータ通信、機械監視・管理、加工生産管理システムで、通信方法をLANで一本化し、すべてのNCプログラムを一元管理、機械の前からスマートデバイスで送信操作し、移動時間を削減、すべての機械の稼働状況をリアルタイムで把握し、工場全体の管理をし、効率化をはかっています。
3. ヒアリング、見学を通じて感じたこと
会社説明をしてくれたのは、工場長であり、学生の我々のことを軽んじずに、丁重にもてなして、慣れない会社説明をわかりやすく一生懸命に工夫して伝えてくれました。この誰にでも分け隔てなく接し、苦手なことも臆せず挑戦する姿勢は見習うべき点であり、参考にしたいと感じました。
また、姿は見えませんでしたが、社長のことを、あの人のいい工場長が口を開くたびに好印象を抱く言葉で褒めていましたた。この尊敬される人物が尊敬するような人間になることが、重要だと考えました。
他にも、株式会社ヤマトウ自体が新型コロナウイルスの規制が緩くなったタイミングで外国人労働者を積極的に採用しだし、採用されたベトナム人も他の社員もお互いに、言語の壁を乗り越え歩み寄っています。
この点から「わからない」「出来ない」とやる前から諦めるのではなく、何事にも挑戦することが重要だと考えます。
経済学部3年生 坂田 夢叶 さん
私たちは今回門真市にある株式会社ヤマトウに企業訪問に行きました。この会社は、エンジニアプラスチック素材を中心とした高機能樹脂素材を使用し多分野に渡りプラスチック加工製品を供給している会社です。
私が今回1番印象に残ったのは、努力が直接給料に影響する所です。一年に一度は社長の面談があり、その一年の間の努力の度合いにより給料が大きく上がることもあるという話をききました。学歴や立場だけではなくて自分の努力を認めてもらえるのはとうれしいし頑張る源泉になると私は思うので、こういう環境で働きたいと思いました。私もアルバイト先で同じタイミングで入った同期の子よりも早く時給を上げてもらえたことがあり、それを認めてもらえたのがとても嬉しくてもっとこの会社のために頑張りたいと思ったし、もっといいと思ってもらえるように頑張ろうと思うことができました。人が頑張ろうと思える環境って人さまざまだと思いますが、自分の尊敬している人に認められるというのは誰にとってもうれしいことだし、この会社の社長さんもみんなから尊敬されるような方なのかなと思いました。
もう一つは仕事の環境が綺麗ということです。今まで何社かの製造業の職場を訪問させてもらいましたが、その中で1番綺麗だと思いました。製造業はどうしても物が多くなったり汚れたり汚くなってしまうイメージがありましたがここはとても綺麗で働きやすい環境だと思いました。もう一つ工場があると言っていたのでそっちも見てみたいと思いました。
今回この企業を訪問して、自分が努力したい! もっと上を目指したい! と思えるような環境で働きたいと思いました。自分の頑張りを認めてもらえる環境というのは当たり前ではないし尊敬できる人の下で働かないと自分の成長が感じられないと思うのでそういう環境で働けるように就職先選びはきちんとしたいと思いました。今回の企業訪問を通して自分の働きたい理想像が具体的になった気がします。
経済学部3年生 吉本 昂生 さん
株式会社ヤマトウへ企業訪問に伺い、職場の雰囲気から仕事への熱意まで、社員の方々から様々なお話を聞かせていただきました。
まず、企業に訪問させていただいた際、強く印象に残った事があります。それは若者の多さです。平均年齢が30歳程度だというヤマトウさんは若者が活躍できる職場として様々な環境が整っており、手取り額や福利厚生などの目から見ても、令和の若者に非常に刺さりやすい労働環境がバッチリ整っていると感じました。
転職者や外国人研修生の受け入れにも積極的であり、それぞれが得意分野で活躍できるような、手厚いサポートも行われているらしいです。
次に、株式会社ヤマトウならではの特色として、強く言及したい事があります。それは、工場数と加工に関する機械設備の圧倒的多さです。
株式会社ヤマトウは三箇所の工場を持っており、それぞれの工場に様々な最新加工設備が用意されています。この事に関する社長の考え方としては、「設備が無いから出来ません。と言うことがとても嫌」であり、お客様の様々な要望に100%以上で応えられるようにと設備投資にとても力が入っているようです。
また、社員に関しても投資を惜しまないスタイルであるらしく、福利厚生や時間外労働の減少など、社員の方々にいかに還元するかをとても大切にしているようでした。
そして、社員の方々の仕事に対するスタンスにも言及したいです。 社員の方々に質問していくなかで、ものづくりが好きでそれを心から楽しんでいる様子が伺えました。製品提案や技術向上の為、毎日に地道に努力を続ける事をやりがいに感じながら働いている姿に本当に感嘆しました。
最後に、株式会社ヤマトウへの企業訪問と社員の方々との交流を通して、株式会社ヤマトウの魅力はもちろんのこと、職場の雰囲気や仕事に対する熱意の両方からスキルアップにも繋がる企業だなと感じました。企業の姿には感服しました。
今回の企業訪問で、学んだ事を今後の学生生活、並びに就職活動にしっかり活かしていこうと思います。