「三木ゼミ生が魅力ある就職先と考える大阪のものづくり中小企業」

 2024年10月21日(月)、経済学部「グローバル・ビジネス論b」(三木担当)は、株式会社中田製作所の若手社員3名をお招きし「中小企業で働くことの魅力」についてのご講演をいただきました。
 株式会社中田製作所は昭和52年創業、アルミ専門の精密部品機械加工メーカーとして高品質で魅力ある製品をお客様にお届けしています。納品先は液晶・半導体・産業用ロボット・医療機器など多岐に渡り、特に近年はアルミを含む幅広い金属材料に対する超微細加工技術の開発に成功。平成19年(2007年)と平成25年(2013年)には内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」優秀賞に選ばれるなど、大阪を代表するものづくり企業です。

 以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。

長谷川 大清 さん (経済学部3年)

 私が最も印象に残ったのは、中田製作所様の第2工場「ホワイトベース」です。なぜなら、ガンダムカラーで塗装されたロマンあふれるデザインだけでなく、内部では最先端の機械を使って精密な製品を製造しているという、見た目だけでなく中身もかっこいい素晴らしい工場だと感じたからです。私は鉄やスチールなど、さまざまな金属が使われたマシンが大好きで、日頃からバイクに乗ったりしているのですが、その大好きになった一番の理由がガンダムなどのロボットたちでした。いつかはガンダムのようなものに乗りたい!と夢見ていたのですが、社長さんが趣味でアルミ製の本格的なガンダムを作っているとお聞きし、とてもロマンのある親しみやすい社長さんだと感じました。
 その他にも、中田製作所様は社内の部門の紹介をしてくださったり、社内の雰囲気の良さを現場の方が動画に出演して実感させてくださったりと、とても良いプレゼンだと感じました。新たな気づきとしては、中小企業なくして大企業は成り立たないことや、技術革新によって大きく飛躍する可能性があることを感じました。社長に気軽に相談できるダイレクトな環境は、まるでベンチャー企業のような自由さを感じさせ、中小企業には中小企業の魅力があるのだと感じました。以上になります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

匿名希望 さん(経済学部4年)

 今回の内容は中小企業について理解を深めるというものでしたが、講演を聴いて私が感じたのは、まだ他の企業を見たことがないので、はっきりとは言えませんが、「中小企業だからこうだ」というよりも、中田製作所という会社自体が福利厚生や働きやすさ、保護者向けのアフターケアなどが充実しており、従業員を大切にしていることが伝わってきた、ということです。
 特に大切にされていると感じた点は、入社後の1週間ほどのさまざまな部署体験や、年齢の近い先輩社員とのマンツーマンでの話し合いなど、楽しく働けるように工夫がされているところでした。とても良いなと感じました。
 これから私もさまざまな企業で就職活動を進めていくと思いますが、中田製作所さんのように、挑戦しながらも従業員を大切にする企業に就職できたらと思います。

ご参考