パナソニックサイクルテック株式会社で成果報告会を実施しました
2015年1月7日(水)、経済学部大学入門演習Gクラス(1年生対象、三木担当)の電動アシスト自転車検討チームは、パナソニックサイクルテック株式会社(以下「PCT」と略)を訪問し、課題学習の成果報告会を行いました。
PCTは、総合電機メーカーであるパナソニックグループの中で一般自転車、電動アシスト自転車(以下「EB」と略)、輸出用電動ユニット、自転車用パーツ等を事業領域とする、売上高267億円(2014年3月期)、従業員数506人(2014年4月1日現在)の会社です(データはPCT社HPより)。
経済学部1年生の全員履修科目である「大学入門演習」では、例年後期に特定のテーマに関する調査研究を行い、12月にその研究成果の報告を行う「課題学習成果発表会」を実施します。今年度Gクラス(三木担当)は「電動アシスト自転車(EB)チーム」と「和菓子チーム」の2チームがそれぞれ検討し、「電動アシスト自転車を若者に普及させるには?」というテーマでクラス内予選を勝ち抜いた電動アシスト自転車チームが、見事クラス対抗の本選(8クラス参加)でも優勝しました。今回の成果報告会は、検討の過程で工場見学やEB貸出等で多大なるご協力いただいたPCT様への御礼と、優勝の報告を兼ね実施しました。
PCTは、総合電機メーカーであるパナソニックグループの中で一般自転車、電動アシスト自転車(以下「EB」と略)、輸出用電動ユニット、自転車用パーツ等を事業領域とする、売上高267億円(2014年3月期)、従業員数506人(2014年4月1日現在)の会社です(データはPCT社HPより)。
経済学部1年生の全員履修科目である「大学入門演習」では、例年後期に特定のテーマに関する調査研究を行い、12月にその研究成果の報告を行う「課題学習成果発表会」を実施します。今年度Gクラス(三木担当)は「電動アシスト自転車(EB)チーム」と「和菓子チーム」の2チームがそれぞれ検討し、「電動アシスト自転車を若者に普及させるには?」というテーマでクラス内予選を勝ち抜いた電動アシスト自転車チームが、見事クラス対抗の本選(8クラス参加)でも優勝しました。今回の成果報告会は、検討の過程で工場見学やEB貸出等で多大なるご協力いただいたPCT様への御礼と、優勝の報告を兼ね実施しました。
当日の様子
当日は冒頭、担当教員の三木から今年度の御礼とこれまでの経緯を簡単に説明した後、出席した5名の学生が分担しプレゼンテーションを約20分間実施しました。その後質疑応答、最後にPCTご出席者様からのご講評をいただき、1時間強で終了しました。
プレゼンテーションは学内発表と同じ「電動アシスト自転車を若者に普及させるには?」というタイトルで、
1)テーマ選定と活動内容
2)アンケート結果
3)若者に普及させるための工夫について
4)今年度の反省と来年度に向けて
の4つの章から構成され、若者にEBを普及させるための最大のネックはやはり「価格」であること、体力はあるがお金はない若者にEBを普及させるためには現状の価格と商品では難しいこと、それを打破するためのコストダウン提案、価格が十分下げられない場合の工夫(デザイン性の重視、宣伝やタイアップの活用、等)に関するアイディア提案、等の内容を中心に説明しました。
PCTご出席者からは「すごく良くできている」「EBに関して素人だった皆さんが4ヶ月程度でこのレベルの報告ができるようになるというのは素晴らしい」「学生時代に非常に良い経験をしたと思う」「実際に使う人の目線で書かれているので非常に参考になる」「私たちが店頭で試乗会を実施してもなかなかアンケートに回答してもらえない女子高生のアンケート結果をたくさん取っている。大したものだ」等々お褒めの言葉を数多くいただきました。一方で「今年度の内容は私たちの想定の裏付けとなるものでしかない。この結果を踏まえて今までとは違う何かを提案するという部分がまだ弱い」というような叱咤激励のお言葉も頂戴しました。
プレゼンテーションは学内発表と同じ「電動アシスト自転車を若者に普及させるには?」というタイトルで、
1)テーマ選定と活動内容
2)アンケート結果
3)若者に普及させるための工夫について
4)今年度の反省と来年度に向けて
の4つの章から構成され、若者にEBを普及させるための最大のネックはやはり「価格」であること、体力はあるがお金はない若者にEBを普及させるためには現状の価格と商品では難しいこと、それを打破するためのコストダウン提案、価格が十分下げられない場合の工夫(デザイン性の重視、宣伝やタイアップの活用、等)に関するアイディア提案、等の内容を中心に説明しました。
PCTご出席者からは「すごく良くできている」「EBに関して素人だった皆さんが4ヶ月程度でこのレベルの報告ができるようになるというのは素晴らしい」「学生時代に非常に良い経験をしたと思う」「実際に使う人の目線で書かれているので非常に参考になる」「私たちが店頭で試乗会を実施してもなかなかアンケートに回答してもらえない女子高生のアンケート結果をたくさん取っている。大したものだ」等々お褒めの言葉を数多くいただきました。一方で「今年度の内容は私たちの想定の裏付けとなるものでしかない。この結果を踏まえて今までとは違う何かを提案するという部分がまだ弱い」というような叱咤激励のお言葉も頂戴しました。
また、来年度にこの取組みを継続させていただきたい旨お願いしたところ、もちろん現時点ではまだ決定ではありませんが「このような取組みは継続することが重要」「もし来年度も協力させていただくとすれば、EBを必要としていない人たちに買ってもらうためにはどうすれば良いか、ということを考えてほしい」というような、ポジティブなお言葉を頂戴しました。三木研究室では、もし継続してPCTからのご協力をいただけるのであれば、来年度の2年生ゼミで本件の継続取組みを行い、可能であれば大学祭での試乗会を実施したいと考えています。
EB検討チーム リーダー 新 大夢 さんからの御礼の言葉
今日は、貴重なお時間を頂きありがとうございました。私たちは、大学入門演習三木先生クラスでしか味わえないようなことをたくさん経験させていただきました。夏休みに実施された電動アシスト自転車工場訪問見学会にはじまり、次に「それをどのように世の中に普及させるか?」という課題テーマを選定し、それに対しての調査研究を行いました。また、その調査研究過程では、学外に出て自らの足で、男性、女性をはじめ女子高校生にまで街頭アンケートを実施したり、PCT様よりEBをお借りして学内で試乗会を実施したりと、苦労しながらユーザー目線での意見やコメントを集め、それらをベースに自分たちなりの結論(提言)まで出すこともできました。
また、クラス対抗課題成果発表会では、優勝することもできました。それは、何より自分たちで苦労しながら集めたデータを元に発表資料を作ったからだと思います。世の中に溢れる情報をコピペするだけはなく、自分たちで行動する大切さも学ぶこともできました。
お忙しい中何度もお時間をいただいたPCTの皆さまをはじめ、三木先生、三木クラスのメンバー全員には本当に感謝しています。ありがとうございました。
また、クラス対抗課題成果発表会では、優勝することもできました。それは、何より自分たちで苦労しながら集めたデータを元に発表資料を作ったからだと思います。世の中に溢れる情報をコピペするだけはなく、自分たちで行動する大切さも学ぶこともできました。
お忙しい中何度もお時間をいただいたPCTの皆さまをはじめ、三木先生、三木クラスのメンバー全員には本当に感謝しています。ありがとうございました。