良知株式会社 代表 川出圭司様よりご講演をいただきました(経済学部 グローバルビジネス論a)

2015年7月6日(月)、経済学部「グローバルビジネス論a」 (三木担当)では、良知株式会社代表の川出圭司様をお招きし、「グローバル時代に活躍出来るビジネスマンとは?(働く基本)」というテーマでご講演をいただきました。

川出代表略歴
1957年3月大阪生まれ。
大西衣料(株)入社後、子供服販売・仕入担当・海外商品調達を担当分社された通販事業プロジェクトにて、常務取締役事業部長。
大西衣料(株)本社に戻り、服飾雑貨事業部長。店舗消耗材の新規事業・店舗の設計施工・備品販売の(株)店研創意にて専務取締役。
大西グループCIO(上海ソフト会社董事長兼務)、WEB事業開発室、中国内販事業開発室を歴任。
2009年2月グループ本部である(株)大西、上席執行役員を退任。
2009年6月商売繁盛支援を目的とした、良知(株)設立代表就任。

海外流通関連を中心に商業界、販売革新を始め各種専門誌への寄稿多数。
現在は様々な業界の企業コンサルを始め、執筆・講演活動を行うと共に、海外に進出する企業の視察ツアーのコーディネーターや海外大手企業のコンサル活動なども実施している。95年より経済評論家の泉和幸氏に師事。

著書:
「商売復興計画仕事を考え直すヒント36計」商業界発刊:2009年
「中国市場の真相」商業界刊:2013年
勉強会:
2014年より「企業の経世済民活動を勉強する会」を主宰。
現在の日本国家制度や企業勃興期となった明治以降の、
歴史・社会制度や企業家列伝を勉強し現代の経営に活かす会。

ご講演の内容(大項目のみ)

1.そもそも働くとはどういう事か?
2.ブランドって何だろう?
3.出来るグローバルビジネスマンになるために
4.広く海外のことも関心を持とう!
5.出来る自分になるヒント!

以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。

福田 健翔 さん (経済学部2年)

 今日の川出先生の講義で感じたことはいろいろありますが、特に印象に残ったのは「人は1.3倍以上の差がないと違いがわからない」という話です。それを聞いた時私は今まで勉強にしてもスポーツにしてもある程度できればいい、単位を落とさなければいいという考え方だったけれど、今まで私はなんて時間を無駄にしてきたのだろうかと思いました。これから良い人材になるために人より2倍の努力をしていかなければならないと思いました。
 あと最後に川出先生の言っていた、ユダヤ人の母と日本人の母の話が印象に残っています。歴史上長年迫害されてきたユダヤ人が、自分の知恵だけを頼りに現在世界に優秀な人材を輩出し続けられるのは、幼いころから母親が子供に対して物事に疑問を抱かせることによって子供の知恵を働かせているのだと感心しました。

鉾久 晶三 さん(経済学部2年)

 川出さんのお話で特に心に残った内容は「まちぼうけ」の話です。待っていてばかりでは何も始まらず、自分のやりたいこと、なりたいことに向かって今できることでも良いからできることをコツコツとやって、なりたいことにこだわるということです。僕は今とてもなりたいことがあります。将来インドネシアのバリ島に住むことです。そのためにまず僕はインドネシア語を2〜3日に1回程度1人で勉強しています。まず自分ができることは言葉を覚えてその国について知ることです。最近ではインドネシア語の勉強を好きでやっていて、時間があれば勉強をしています。好きでやっていると勉強が習慣になってきて、前より覚えが良くなっていることを実感しています。川出さんが言っていたように習慣になることは良いことでかつ強いと僕も思いました。

【ご参考】