2015年度海外インターンシップ ベトナムクラス 参加学生の感想・気付き①(経済学部 三木)
2015年度海外インターンシップ ベトナムクラスの7名が、9月20日(日)にホーチミンから成田空港経由で伊丹・関西両空港に安着しました。日本では得難い様々な経験を積むことにより、一回り大きな人間となって帰国したと思います。
今後、何回かに分けて参加学生の感想・気付きを紹介します。今回はその第1回となります。
今後、何回かに分けて参加学生の感想・気付きを紹介します。今回はその第1回となります。
村中 美月さん(流通学部3年)
私は本学のインターンシッププログラムでベトナムへ行き、JAC Recruitment Vietnam という人材紹介会社で研修を行いました。仕事内容は「ベトナムで働く日本人をインタビューして、ベトナムで働きたいと思う日本人が増えるような記事を書く」というものでした。この企画は私たちが1から作っていく企画なので、まず企画書と企画主旨説明書をつくるところから始めました。学生の私はなかなか企画書を目にする機会がなく、決まりやどういう風に作ればよいかがわからず、他大学の研修生と試行錯誤しながら作り上げました。何度か会社の人の知り合いの方にインタビューをさせて頂き、インタビューとはどういったものかを体験させて頂きました。その時の反省点や改善点を活かし、インターンップが始まって4日目からは1人でアポイントを取り、インタビューへ行き、記事を書くということを始めました。自分で連絡をしてアポを取り、約束の場所まで1人で行きインタビューをするという、初めてな事だらけで最初はとても不安でしたが、皆さんのベトナムに来るまでのお話や来てからのお話、苦労したお話などを伺えるので毎回のインタビューがすごく新鮮で、どの方のお話もすごく面白かったです。いろんな経験をされている方々ばかりなので、考え方や価値観がすごく新鮮で、毎回刺激を受けているなと実感するほどでした。
そしてベトナムで働くたくさんの日本人の方のお話を伺って感じたのは、働くことの素晴らしさです。日本人だけでなく、ベトナムで働いている人々はすごく明るいなと感じました。私がインターンシップとして勤めさせていただいていたJAC Recruitmentも皆さんもそうでした。会社の誰かが成果を上げたら他の社員は全員、仕事を一時中断して「おめでとう」と言って握手をしてみんなで喜びます。自分以外の成果をみんなで喜んでお祝いできるのはすごく明るい人たちだし、すごく明るい国だなと感じました。
今回のインターンシップでは研修生が私を含め3人いるということで、初日にインタビューのノルマ10人という数字が与えられ、また1番多くインタビューをした人に賞金を与えるという発表がされました。他の2人は関東の外国語大学の英米学科の方で、正直私は語学力や勉強面では2人に負けているので、ここで勝つしかないと思い私は毎日インタビューへ行きました。実際、インタビューは行うだけではなく記事も仕上げなければなりません。そして伺う前に、より深いお話が聞けるように取材対象者について調べて、毎回質問を事前に準備しておくことは欠かせませんでした。慣れないことなので予想以上に大変ですごく時間がかかってしまいました。結果は私が13人で1位でしたが、ノルマを達成できている方がもう1人いたので1位という嬉しさをあまり感じることができませんでした。他大学の2人は研修期間の関係で記事を書き終える事ができずに日本へ帰ってしまいました。私は必ず記事を研修期間中に書き終えようと決めました。効率良く記事を書けるように取材から帰っている時にポイントとなる言葉を書き出したり、移動の時間を使って文章を考えたりしました。コツコツ頑張るということを日本ではあまりしたことがなかったので、初めてのことでしたが大きな達成感を得ることができました。
ベトナムへ来て学んだことや感じたことは、たくさんあります。感じただけだと、ベトナムへただ行っただけで以前と何も変わりません。私はこの経験を就職活動で活かし、ベトナムで働いていらっしゃる方々のように働くことの素晴らしさを実感しながら働ける大人になりたいと思います。
そしてベトナムで働くたくさんの日本人の方のお話を伺って感じたのは、働くことの素晴らしさです。日本人だけでなく、ベトナムで働いている人々はすごく明るいなと感じました。私がインターンシップとして勤めさせていただいていたJAC Recruitmentも皆さんもそうでした。会社の誰かが成果を上げたら他の社員は全員、仕事を一時中断して「おめでとう」と言って握手をしてみんなで喜びます。自分以外の成果をみんなで喜んでお祝いできるのはすごく明るい人たちだし、すごく明るい国だなと感じました。
今回のインターンシップでは研修生が私を含め3人いるということで、初日にインタビューのノルマ10人という数字が与えられ、また1番多くインタビューをした人に賞金を与えるという発表がされました。他の2人は関東の外国語大学の英米学科の方で、正直私は語学力や勉強面では2人に負けているので、ここで勝つしかないと思い私は毎日インタビューへ行きました。実際、インタビューは行うだけではなく記事も仕上げなければなりません。そして伺う前に、より深いお話が聞けるように取材対象者について調べて、毎回質問を事前に準備しておくことは欠かせませんでした。慣れないことなので予想以上に大変ですごく時間がかかってしまいました。結果は私が13人で1位でしたが、ノルマを達成できている方がもう1人いたので1位という嬉しさをあまり感じることができませんでした。他大学の2人は研修期間の関係で記事を書き終える事ができずに日本へ帰ってしまいました。私は必ず記事を研修期間中に書き終えようと決めました。効率良く記事を書けるように取材から帰っている時にポイントとなる言葉を書き出したり、移動の時間を使って文章を考えたりしました。コツコツ頑張るということを日本ではあまりしたことがなかったので、初めてのことでしたが大きな達成感を得ることができました。
ベトナムへ来て学んだことや感じたことは、たくさんあります。感じただけだと、ベトナムへただ行っただけで以前と何も変わりません。私はこの経験を就職活動で活かし、ベトナムで働いていらっしゃる方々のように働くことの素晴らしさを実感しながら働ける大人になりたいと思います。
〜受入先一言コメント〜 JAC Recruitment Vietnam 社長 加藤 将司 様
ありがとうございました。村中さんはステキな人材で、行動力と、皆を明るくする力がすごくあると思いました。
ありがとうございました。村中さんはステキな人材で、行動力と、皆を明るくする力がすごくあると思いました。
李 章徳 さん(経済学部3年)
今回、私は2015年8月22日から9月20日までの一ヶ月間、大学の海外インターンシッププログラムを利用してベトナムに行ってきました。一ヶ月間、異国の地で生活をするうちにその国の文化や習慣を学ぶことが出来ただけでなく、インターンシップ先では海外で働くというのはどういうことなのかということをこの身をもって知ることが出来ました。仕事だけでなく休日には友達とみんなで遊園地やカラオケに行き本当に楽しい日々を送ることが出来ました。また、初めてベトナムを訪れて現地の人たちやインターンシップ先の社員たちの人の良さに感動し、来年もう一度ベトナムに行きたいと思えるような充実した海外インターンシップにすることが出来ました。
私が一ヶ月間勤めることになったインターンシップ先はサイゴンツーリストトランスポート(以下「STT」と略)という、ベトナムでは誰もが知る上場企業でした。事業内容は観光業、旅行、不動産、人材派遣、タクシーなど様々な事業を行っています。私が今回、任されたのはタクシーに関する業務で、内容はタクシードライバー及びコーディネーターのサービス改善でした。私はベトナムに来る前に日本であらかじめMKタクシーの研修を体験するなどして日本のタクシーの会社がどのようなサービスを行っているのかについて学びました。また、ベトナムではタクシー大手のビナサンとマイリンも訪問しました。そこで行われていたサービスをSTTにどのようにすればもっていけるのかについても考えていました。わたしは勤務初日、担当者の方からSTTの会社や組織についての説明を受けましたが、この日でベトナムのタクシーと日本のタクシーとでは色んなことがまったく違うということを知りました。たとえば、日本では売上に応じた何パーセントかを会社に払うというシステムを採用している中、STTでは会社に払わなければいけないお金が常に固定されているなどです。そのため、日本にあるシステムをそのまま持ってきてもなかなかうまくいかないということを知りました。もちろんそのほかにも違うところがたくさんありました。日本人であれば「これはこうだからだめですよ」と指導者が言えば大半はそれに従いますが、ベトナムではルールを作らなければまったく意味がないなど日本とは本当に何もかもが違うことがわかりました。三日目からはSTTのタクシーに覆面調査員として乗車し、ドライバーがどのようなサービスを行っているのか、態度はどうなのか、などを調査しました。その後はコーディネーターのサービス、ドライバーたちを監視しているインスペクターと呼ばれる人たちやチェッカーについても調査しました。最終的にはやはり、ドライバーを監視しているインスペクターやチェッカーがしっかり仕事していないことがわかったためルール作りをして、ドライバーやコーディネーターのサービスについても改善すべき点についてプレゼンテーションにまとめました。
私が一ヶ月間勤めることになったインターンシップ先はサイゴンツーリストトランスポート(以下「STT」と略)という、ベトナムでは誰もが知る上場企業でした。事業内容は観光業、旅行、不動産、人材派遣、タクシーなど様々な事業を行っています。私が今回、任されたのはタクシーに関する業務で、内容はタクシードライバー及びコーディネーターのサービス改善でした。私はベトナムに来る前に日本であらかじめMKタクシーの研修を体験するなどして日本のタクシーの会社がどのようなサービスを行っているのかについて学びました。また、ベトナムではタクシー大手のビナサンとマイリンも訪問しました。そこで行われていたサービスをSTTにどのようにすればもっていけるのかについても考えていました。わたしは勤務初日、担当者の方からSTTの会社や組織についての説明を受けましたが、この日でベトナムのタクシーと日本のタクシーとでは色んなことがまったく違うということを知りました。たとえば、日本では売上に応じた何パーセントかを会社に払うというシステムを採用している中、STTでは会社に払わなければいけないお金が常に固定されているなどです。そのため、日本にあるシステムをそのまま持ってきてもなかなかうまくいかないということを知りました。もちろんそのほかにも違うところがたくさんありました。日本人であれば「これはこうだからだめですよ」と指導者が言えば大半はそれに従いますが、ベトナムではルールを作らなければまったく意味がないなど日本とは本当に何もかもが違うことがわかりました。三日目からはSTTのタクシーに覆面調査員として乗車し、ドライバーがどのようなサービスを行っているのか、態度はどうなのか、などを調査しました。その後はコーディネーターのサービス、ドライバーたちを監視しているインスペクターと呼ばれる人たちやチェッカーについても調査しました。最終的にはやはり、ドライバーを監視しているインスペクターやチェッカーがしっかり仕事していないことがわかったためルール作りをして、ドライバーやコーディネーターのサービスについても改善すべき点についてプレゼンテーションにまとめました。
私は当初日本語でまとめたプレゼンテーションをSTTのマネージャーたちに日本語で発表すると思っていましたが、現地に来て資料はベトナム語でさらには英語でプレゼンテーションをするということとなり、英語がまったく出来ない自分にとって本当に大丈夫かと内心思っていました。こんなに追い込まれるとは想像もしていませんでした。しかし、ここで弱気になってはいけないと思い自分の力でとりあえず日本語から英語に翻訳をしてわからないところは友達の助けを借りてどうにか完成させました。資料はベトナム語で作り、自己紹介などはベトナム語で出来るように練習をしました。マネージャーたちにちゃんと伝わっているのかが不安になっていましたが、アシスタントの方たちの助けもあり、無事にプレゼンテーションを行うことが出来ました。わたしは最初自分が英語でプレゼンテーションをするなど考えてもいなかったし、絶対に出来ないと思っていましたが、勇気を出して一歩を踏み出せばいままでは知らなかったことまでもがわかるようになり自分が無理だと思っていることに打ち勝つことが出来れば新たな可能性が見えてくるのだということを実感しました。日本では英語でプレゼンテーションをすることなどほとんどありません。そう考えると本当に貴重な体験をさせていただいたと思っています。今では日本語のプレゼンテーションが簡単に思えるようになりました。だから不可能だとさえ思わなければなんでもできるのだということを改めて感じました。
今回のベトナムインターンシップに参加して本当に色んなことがありました。そんな中一つ一つの出来事を学びであると感じて生活することで普段は日本で生活している私の物事の考え方や見方が大きく変わったと実感しています。インターンシップに参加していなければこのように実感することは決して出来なかったでしょう。この体験をこれから日本や海外で生かしていくためにとりあえずは今あることを一生懸命がんばって生きたいと思います。最後にこのインターンシップを企画してくださった三木先生やインターシップ先の岸さん、社員の皆さんたち、共に参加してくれた友達には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
〜受入先一言コメント〜 Saigontourist Transport Corporation 取締役 岸 健太郎 様
大変短い期間に、現状把握、解決策の提示、改善行動計画を英語及びベトナム語で作成してくれました。ありがとうございました。
大変短い期間に、現状把握、解決策の提示、改善行動計画を英語及びベトナム語で作成してくれました。ありがとうございました。